限られた期間、限られた場所でのみの、奇跡を体験する旅へ。
JTBのオーロラツアーをお楽しみください。
地球は巨大な磁石になっています。
太陽から電気を帯びた粒子が地球に引き寄せられ、大気中の酸素や水素とぶつかりあった時に発するエネルギーが光となったものがオーロラです。
まさにオーロラは自然が作り出す最高傑作!
オーロラが最もよく現れる地域は「オーロラベルト」と呼ばれ、北緯65度〜70度付近一帯がそれに当てはまります。
カナダ・アラスカ・北欧・アイスランドは、まさしくオーロラベルトの真下に位置しています。
オーロラは雲よりもっと上の宇宙での現象。
雲が出てくるとオーロラが隠れてしまい肉眼では見られません。雲がかからないこと=“晴れていること”と、周囲の明るさに邪魔されないこと=“暗いこと”が重要なポイントです。
弱い明るさのオーロラは一般的に月の光の少ない新月の頃がぐっと上がります。
満月のときに明るいオーロラが出た場合は、満月とオーロラの美しい写真を撮るシャッターチャンスです!
夜(暗い時間)が長い8月中旬〜4月上旬がベストの季節です。オーロラは光そのものが弱いため、白夜のように明るい空では肉眼で見えません。発生時間おおよその目安は、
- カナダ・アラスカ......空が暗い時間はいつでもチャンス!
- 北欧・アイスランド...午後7時〜午前0時頃
オーロラ観測では気温よりも晴天率が重要です。
- カメラ
- バルブ(B)が付いたカメラ、又は30秒くらい露出可能なカメラ
- レンズ
- 魚眼レンズ又は広角のF値の小さい明るいレンズ
- 三脚
- 長時間露出するため、手ブレ防止にあるととっても便利
- フィルム
- ISO400以上の高感度フィルムがおすすめ。ISO1600、ISO3200などがあればベスト。忠実な色を出すにはポジ(スライド)フィルムが良い。
- レリーズ
- カメラがブレないよう、カメラに取り付けます。
カメラを一度外に出したら、結露ができるので撮影終了まで暖かい部屋に持ち込まないこと。またカメラの凍結と電池の劣化を防ぐために、屋外では布にくるむなどの保温の工夫をしましょう。バッテリーの消費が早いので、予備を必ずご用意ください!
- 夜景モード
- 一般的なコンパクトデジタルカメラでも、明るいオーロラなら夜景モードで問題ナシ
- 三脚
- 本体が小さいので三脚は必需品です!
- レリーズ
- ブレを押さえるレリーズ(リモコン)の撮影がおすすめ
撮影しない時は胸ポケットなど暖かいところにしまい、バッテリーの消耗を防ぎましょう。バッテリーの予備も必ず持参して!フラッシュの仕様は、周囲で撮影する方にも光害を与えてしまうので厳禁です。
マイナス40度になることもあるカナダ・アラスカエリアは、完全な防寒対策が必要。
高緯度の割には比較的温暖な北欧・アイスランドもオーロラ観賞を楽しむためには、
しっかりと防寒できる服装を用意しましょう。
また、室内との寒暖差がかなりあるので温度調節ができる脱ぎ着しやすい服装をおすすめします。