直行便就航でさらに便利になる!マレーシアの隣国ブルネイに行ってみよう!
「永遠に平和な国」との名を冠したブルネイ。天然資源で多くの外貨を得、黄金を使った豪華な建物がある一方、自然も豊かでジャングルトレッキングやロングボートでの川下りも人気です。そんなブルネイに日本からの初の直行便がまもなく就航します。行きやすくなるブルネイの魅力を改めてご紹介します。
日本からブルネイへの直行便が2019年3月15日(現地時間)に開設します。ロイヤルブルネイ航空が週3便で首都バンダルスリブガワンと成田を結びます。スケジュールは、成田発12:00/バンダルスリブガワン着17:25(水・金・日曜)、バンダルスリブガワン発00:35/成田着07:30(水・金・日曜)。使用機材はエアバスA320 neo(ビジネス12席、エコノミー138席)の予定。
これまで日本からブルネイには、ロイヤルブルネイ航空による香港航空との共同運航便(成田/香港)と香港/バンダルスリブガワン便への乗り継ぎを利用したり、マレーシアのコタキナバルやクアラルンプールから空路でアクセスしたりする方法などが一般的でしたが、日本からの直行便ができたことで、より楽に到着でき、現地での時間も有効に使うことができるようになりました。
ブルネイの見どころをおさらいしておきましょう。

8年もの年月をかけて建築された壮麗なモスク
スルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスク(オールドモスク)
Omar Ali Saifuddien Mosque
第28代スルタンのオマール前国王のモスク。イタリアの大理石、オーストリアのステンドグラス、アラビア製のカーペットなど世界各国の最高級の素材が使われており、総工費は約US$500万ともいわれています。50mもの高さのミナレット(尖塔)が目を引きます。モスクの三方を囲むように作られたラグーンには16世紀の王室遊覧船を模した石船が浮かんでいます。夜にはライトアップされ、幻想的な雰囲気です。

黄金に輝くドームはブルネイの冨の象徴
ジャミ・アス・ハサナル・ボルキア・モスク(ニューモスク)
Jame Asr Hassanil Bolkiah Mosque
第29代スルタンでボルキア現国王の即位25周年に合わせて建設されたモスク。内容にこだわりすぎたため、予定より2年も遅れて1994年に完成しました。礼拝堂は約5000人が一度に入場できる広大なもの。大理石造りのアラブ調の建築物で壮麗なモスクです。ドームはすべて純金製で、ブルネイの冨の象徴でもあります。夜はオールドモスクと同様にライトアップされます。
カンポンアイール(水上集落)
Kampung Ayer
世界最大級の水上集落で約600年の歴史があります。現在でも約3万人の人々が生活をしており、伝統的な暮らしぶりが垣間見える人気のスポット。「東洋のベニス」とも呼ばれ、水上タクシーも往来しています。

学校やモスク、病院もあるれっきとした町。集落にアクセスするにはボートを利用しよう
ロイヤル・レガリア
Royal Regalia
王室ゆかりの財宝を集めた博物館。ボルキア現国王の即位25周年を記念して建てられたもので、王冠や刀、調度品、コーラン、国王即位の際に使用された衣装や御所車、世界中から国王に贈られたプレゼントなど、とにかく豪華な品々が展示されています。
ブルネイ博物館
Museum
ブルネイ人の生活様式を知ることができる博物館。ブルネイの自然やイスラム教などについても説明があります。
ジュルドン・パーク遊園地
Jerudong Park Playground
バンダルスリブガワン市内から車で30分ほどのところにある国王が作った遊園地。入場料は1ブルネイドル(B$)で、15B$で園内の乗り物はすべて乗り放題。開園時間は土日が10時から、水曜は16時から、金曜が15時から深夜までで(月・火・木は休園)、音楽に合わせた噴水ショーも見もの。遊園地のほか、ポロ競技場や乗馬施設、ゴルフ場、エステサロンやスパ、ジム施設が整ったメディカルセンターなどもあります。
JTBではコタキナバルからブルネイへの日帰りツアーを販売しています。コースではコタキナバルからバンダルスリブガワンへ移動し、朝市やカンポンアイール、オールドモスクやニューモスク、王宮などブルネイの見どころを訪れます。ランチとアフタヌーンティー付きです。
また就航にあわせて日本発のブルネイコースの発売も予定されています。

エンパイヤホテルでのアフタヌーンティー
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オプショナルツアー(現地発着)JPY43,245〜※ツアー料金は本記事公開時の料金となります。価格は予告なく変更になることがございます。