マレーシアの世界ジオパーク「ランカウイ」で自然を楽しもう

JTBマレーシア
深見

生態系のもととなるマングローブの森

「世界ジオパーク」というものをご存じでしょうか? 世界ジオパーク(ジオパーク=大地の公園)とは、地質学的に貴重な特徴を有する地域をユネスコが認定するものです。「世界遺産の地質版」とも言われ、地質の貴重さに加え特徴的な文化や歴史を持ち、それらを保全しながら学習や観光にも活用し地域振興に寄与できる仕組みを持っていることも認定の要素だと言われています。

ランカウイのジオフォレストパーク

ランカウイはマレー半島西海岸のアンダマン海に浮かぶ100もの島々によって構成される群島で、ランカウイ島はその中で最も大きな島のことを指します。マレーシアではかねてより地質学の専門家が国内の地質調査を行ってきました。その結果、ランカウイに興味深い地質サイト(地質に関する見学ポイント)が数多く存在することが分かり、ランカウイおよび地元自治体が地質サイトの整備に努め、複数のジオパーク(ランカウイではジオフォレストパークと称しています)が開発されました。そうして、ランカウイ群島すべてが世界ジオパークに認定されました。

ランカウイでは以下の3か所をジオフォレストパークとして整備しています。

キリム・カルスト・ジオフォレストパーク

(Kilim Karst Geoforest Pafk)
ランカウイ島の北東部に位置し、切り立った岩山や鍾乳洞に約5億年前の石灰岩地層を見ることができます。カヤックを漕ぎながらマングローブの森を鑑賞し、豊かな自然と生態系を学ぶガイドツアーも用意されています。

マチンチャン・カンブリアン・ジオフォレストパーク

(The Matchinchang Cambrian Geoforest Park)
ランカウイ島の北西部一帯にあり、マレーシアで初めてのジオフォレストパークとして開発されました。東南アジア最古と言われる熱帯雨林が生い茂っています。ランカウイ島で2番目の標高を持つマチンチャン山(709m)へケーブルカーで上り、島のランドスケープを楽しむことができます。麓にあるオリエンタル村ではジオパークインフォメーションセンターが設置されていて、地質学的に優れた島であることを様々な資料で解説してくれます。

ダヤン・ブンティン・マーブル・ジオフォレストパーク

(The Dayang Bunting Marble Geoforest Mark)
ランカウイで2番目に大きな島にあり、「プレグナント・メイデン・レイク/Pregnant maiden lake(処女懐妊の湖)」の伝説とともに子宝の湖としても知られています。ボートを漕ぎながら湖の周りの石灰石を鑑賞することができるほか、ボードウォークを歩きながらマングローブの森を巡り様々な種類の珍しい鳥たちを見ることもできます。

ランカウイの「ラン」は鷲を意味し、この島の象徴です

ランカウイはヤシの木が揺れる美しい砂浜と透き通る青い海が旅行客を引き付けていますが、山、湖、川、熱帯雨林など古代から息づく大自然も他にはない大きな魅力でもあります。また、そういった自然観光の移動に関する不安は、ツアーを利用すれば解決できます。ランカウイを訪れたら旅行会社が主催する様々な自然探索ツアーのチェックをお勧めします。

JTBでは「ランカウイ大地の公園ジオパークツアー」と称し、ボートによるマングローブツアーやネットを使った釣り体験、ランカウイの名の由来ともなった鷲の見学に、バーベキューの昼食を組み込んだツアーをご用意しています。これまでの一流ホテルでのんびりするだけの旅とはひと味違うランカウイの魅力を堪能してみませんか?

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