サピ島の魅力。コタキナバル市街からわずか20分!
コタキナバル沿岸のビーチというと、リゾートのプライベートビーチがありますが、透明度の点で海遊びするには若干物足りない・・・という声も。市街地の対岸にあるサピ島は船で20分ほどの場所にありながら、透明度抜群、たくさんの魚が見られるという絶好の海遊びスポット。コタキナバル滞在客に人気の観光地となっています。

こじんまりしたビーチで家族連れにもオススメ
透明度が高く、海遊びに最適な島・サピ
サピ島は、トゥンク・アブドゥル・ラーマン(TAR)国立公園に制定されている5つの島のひとつ。広さは25エーカー(東京ドーム2.2個分)というこじんまりした島です。ビーチアクティビティが豊富で、シュノーケリングのレンタルのほか、パラセイリング、バナナボート、シーウォーキングなどのアクティビティもあります(いずれも有料)。サピ島の魅力はなんといっても、ビーチから泳げる距離にサンゴが生息していて、チョウチョウウオやクマノミ、スズメダイなどたくさんの魚が見られること。シュノーケリングで気軽に楽しめるので子供のいる家族連れにも喜ばれています。ビーチにはトイレやシャワーほか、バーベキューランチが楽しめる施設もあります。
島内の森を散策するのもお勧めです。野生のオオトカゲが棲みついており、かなりの確率で出会うようです。
島には日焼け止め、ぼうし、サングラスのほか、トイレットペーパーを持参することをお勧めします。更衣室がないので、前もって水着は着用していった方がいいですね。
島の天候は夕方になるほど雨の降る確率が高まるので、午前の便で島に渡り、遅くとも16時までの船で戻ってくるようにしましょう。なお、島に入る際には大人1人10マレーシアリンギット(RM)の入島料がかかります。
サピ島へのアクセス方法は?
サピ島への行き方は3通りあります。
(1) ジュッセルトンポイントから乗船
ジュッセルトンポイントはコタキナバル市街の船着き場で、8:30から16:15まで運航しています。9社の船会社が運航しており、会社によって料金は若干異なります。行きに乗った会社の船に帰りも乗ることになるので、会社名を覚えておきましょう。料金は大人1人約20RM(往復)と手ごろですが、人数が集まらないと船が出ないので、出航時間が遅れることがあります。
(2) ステラハーバーリゾートから乗船
ステラハーバーリゾートの敷地内にある船着き場からサピ島行きの船が出ています。料金はジュッセルトンポイントの船より高めで、大人1人往復●●●●RMほどしますが、出航時間になれば時間通り運航されます。
(3) 旅行会社のツアーに参加
旅行会社が主催するサピ島日帰りツアーに申し込みます。料金は旅行会社によって異なります。日本語ガイドが付くツアーの場合は220~250RMほどでボート代のみに比べると高額ですが、言葉の心配がなく安心です。料金には日本語ガイド代のほか、ランチ、シュノーケリングレンタル代などが含まれています。ビーチ付近の日陰のテーブルはランチ用に旅行会社が予約で押さえているため、個人で行くと利用できないこともあります。
それぞれのメリット、デメリットを考えて行き方を選びましょう。
JTBでもサピ島行きツアーをご用意しています。シュノーケリングセットの無料貸し出し、バーベキューランチがついて、もちろん日本語ガイドがご案内します。白い砂浜が広がる青い海で1日じゅう、思いっきり遊んでみてはいかがでしょうか。

大人気のシュノーケリング。たくさんの魚が見られます

ビーチアクティビティも豊富