ボルネオで出会うめずらしい昆虫、動植物


JTBマレーシア支店

ボルネオの森は大自然に覆われ、珍しい生き物の宝庫と言われるほど。日本で見たことのない植物や昆虫も多数生息しています。植物や昆虫の観察が好きな人はもちろん、そうでない人もボルネオ訪問を機に興味が湧いてくるかもしれません。

お子様はふだん見られないような数の珍しい虫たちに大興奮!大人にとってはちょっと懐かしい昆虫採集にもぜひチャレンジしてみてください。

ボルネオの森は自然の宝庫

日本では見られない動植物の宝庫

ボルネオの森には日本ではなかなか見られないような植物や昆虫が生息しています。たとえば食虫植物のウツボカズラ。花の芳香や蜜を分泌して虫を捕まえます。そして世界最大の花といわれるラフレシア。直径1mにもおよぶ花はつぼみの期間が9か月なのに対し、開花すると3~5日しか持たない「奇跡の花」です。カニの爪のような花が咲くヘリコニアは50㎝から数メートルに及ぶものまである熱帯原産の多年草。そして様々な種類のランも見ることができます。

昆虫では5~6㎝の大型クワガタやカブトムシのほか、バイオリンのような(現地の人たちはギターとも呼ぶようです)背を持つバイオリンムシ、人の顔のように見える人面カメムシ。小枝のようなナナフシ、葉脈が見えるコノハムシなど、見ているだけで楽しくなる昆虫が目白押しです!

世界一の花、ラフレシア

日本ではなかなか見られない大きなカブトムシ!

キパンティ・バタフライパークに行ってみよう

これらの植物や昆虫を見られるのがキパンティ・バタフライパーク。コタキナバルの市街地から約36㎞、車で1時間弱のところにあります。キパンティは標高約700mの高地にあり、ひんやりとして空気が澄んでいます。ハイキングをしながら珍しい花々や昆虫に触れてみましょう。

キパンティのバタフライパークにはサバ州の固有種をはじめとする数々の蘭が咲き乱れ、その間を様々な蝶が舞っています。食虫植物のウツボカズラのほか、カマキリやササグモなどの昆虫も見ることができます。キパンティにはバタフライパークのほか昆虫博物館もあり、そこには500種を超える蝶や3000種を超える昆虫が展示されています。その数の多さに圧倒されることでしょう。

毎日ではありませんが、日が暮れると、白い天幕に照明を当てて光に集まってくる昆虫を観察する「ナイト・インセクト・ショー」が行われます。日本では見られないような大きなクワガタやカブトムシが天幕にたくさん集まり、子どもたちは大興奮!大人も子どもも楽しめて、夏休みの自由研究にも役立つ充実の1日が過ごせます。残念ながら、生きた昆虫を日本に持って帰ることはできませんが、パークでは昆虫の標本を購入することができます。

キパンティ・バタフライパーク(Kipandi Butterfly Park)
営業時間:9:00am~4:00pm(年中無休)
住所:UNIT NO. 1017, 10TH FLOOR, PHASE 1, 88000 WISMA MERDEKA, Kota Kinabalu, Sabah, Malaysia.
電話:088-232015 Fax: 088-235015
HP(英語):https://kipandi.com.my/

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