ハノイの市場でお買い物!プチプラ雑貨やお土産をゲットしよう


ホーチミン支店

約1000年の歴史を持つハノイ。ベトナムの首都として国会議事堂やベトナム共産党本部が置かれる、政治の中心的な都市で、ちょっと「カタイ」イメージもありますが、街のシンボル・ホアンキエム湖の近くには活気溢れる旧市街があり、ハノイの人々が集まる市場やナイトマーケットもあります。ハノイの街歩きがいっそう楽しくなる市場や旧市街を、JTB現地スタッフがご案内します。

ルオンヴァンカン通り(おもちゃ)

まずは旧市街へ行ってみよう!



ハノイでショッピングを楽しもうと思ったら、何はともあれ旧市街(フォー・コー Pho Co)へ。
ホアンキエム湖の北側一帯、ハノイ最大の市場・ドンスアン市場(Cho Dong Xuan)までのおよそ1平方キロメートルのエリアには小さな通りや路地が複雑に入り組み、建物も人も、ひしめき合っています。
こここそが、ハノイに首都がおかれて以来、産業の中心だった地区。別名「36通り」という名前でも知られています。というのも、このエリアは通りごとに違うものが売られる職人街で、そんな通りが36もあったのが由来だとか。今でもその面影はしっかり残っていて、通りごとに売っているものが違うのです。

日本人旅行者にも人気の通りを、ご紹介します。

ホアンキエム湖に近い南側からご案内しましょう。
まずは道しるべともなる、「ハンダオ通り(Hang Dao)」。この通りはホアンキエム湖からドンスアン市場まで南北をまっすぐに結ぶ、旧市街のメインストリートです。途中「ハンガン通り」「ハンドゥオン通り」「ドンスアン通り」と名前を変えながら、ドンスアン市場へと続きます。南北に伸びるこの道を基点に、これから紹介するいくつもの通りが東西に交差しています。
ハンダオ通り周辺には、衣料品の店がひしめきあって、平日も週末も賑わっています。

そのハンダオ通りに並行して南北に走る、もう一本の長い通りがおもちゃの通り「ルオンヴァンカン通り(Luong Van Can)」。この通りは途中で「ハンカン通り」「ハンルオック通り」と名前を変えながら、1本の通りになっています。

次に、東西に交差する通りを、南側(ホアンキエム湖側)からご案内しましょう。

シルク製品を探すなら「ハンガイ通り(Hang Gai)」。この通りはハノイのファッション発信地でもあり、おしゃれなショップも多いんですよ。日本にはちょっとないような内装のショップなどもあって、覗いて歩くだけで楽しくなるエリアでもあります。

少し北に進むと、仏具やハンコの店が立ち並ぶ「ハンクワット通り(Hang Quat)」。ハノイのオーダーメイドのハンコは、自分用はもちろん、おみやげにもおすすめなんですよ。というのも、このエリアの職人さんの技術、かなりハイレベル...。名前だけじゃなく、魚や花やイラストなど、いろいろなものをハンコにしてくれますよ!ただしすぐにできる、というわけではないので、2日くらいは余裕をみてオーダーするのが無難でしょう。

もう少し北にあるのが手芸用品の「ハンボー通り(Hang Bo)」、そして銀細工の「ハンバック通り(Hang Bac)」です。ハンボー通りには、手芸マニアにはたまらない、ボタンや布やこまごまとしたものが、通りの両脇にてんこ盛り。一方銀細工のハンバック通りでは、もちろん金も売っています!工房も並んでいるので制作現場も見られますよ。

さらに北に進みますと、ゴザ製品やのれんが並ぶ「ハンチエウ通り(Hang Chieu)」。「ゴザ?のれん?いらないし」とか言わずに歩いてみますと、これがまあ、イグサのバッグやらプラバッグやら、プチプラな製品がいっぱい!しかも色使いや形が、日本ではなかなか見かけない大胆さ!思わず手にとってしまうこと間違いなしです。

さらに北、ドンスアン市場を超えたところにあるのが台所用品の「ハンコアイ通り(Hang Khoai)」。食器、ナベ釜はもちろん見たこともない調理用具や、あの、フランスのブランド系調理器具などなど、なんでも揃う通りです。料理好きも、あまり料理しない方も楽しめる通りです。

買わないとは思うけど歩いて「へー!ほー!」と楽しくなってしまうのが、ベトナム楽器やすだれを売っている「ハンマイン通り(Hang Manh)」や、色とりどりの紙仏具細工が売られる「ハンティエック通り(Hang Thiec)」。これこそベトナムでしか見られないストリートですね。

ほかにもくつやサンダルを売る通り「ハンゾウ通り(Hang Dau)」や生鮮食料品エリアなど、通りごとにいろいろなものが売られています。怖がらずに思い切っていろいろな路地も楽しんでくださいね。

ハンクワット通り

ハンボー通り(手芸用品)

ハノイの台所! ドンスアン市場

ハノイの人々の台所、ドンスアン市場があるのは旧市街の最北エリア。この市場で売られているものは、ハノイの人々の日常生活そのものです。朝から閉店まで(店舗によりますが、だいたい7~18時頃)大勢の人で混み合う、生活に欠かせない市場です。
1階は日用雑貨、2~3階は衣料品の店が並んでいます。お店の中には卸売り(業者さんにのみ、まとめて大量に売る店)の店もあって、少量では売ってくれないところもありますので、ご注意くださいね。
ローカル向けの市場ではありますが、お土産物も売っています。安くてかわいいバッグや小物などがあります。

ドンスアン市場

週末にはナイトマーケット



旧市街のメインストリート、ハンダオ通りでは、週末になるとナイトマーケットが開かれます。平日は車やバイクでごったがえすドンスアン市場までの約1.5kmの通りが、ナイトマーケットの時には歩行者天国に。200以上もの露店が立ち並んでベトナミーズも観光客も大勢集まる、週末の一大イベントです。

のんびりとした雰囲気のホム市場



現在ハノイでは、昔からある市場が次々と取り壊されて、高層ビルのショッピングセンターとして生まれ変わっています。その中にあって、今ものんびりとした雰囲気を残しているのがホム市場(Cho Hom)です。ホアンキエム湖の南にあります。1階は日用品や生鮮品、2階は 生地類が販売されています。

いかがですか。ハノイに来たら、ぜひ市場や旧市街散策を楽しんでください。その際には、身の回り品に十分ご注意ください。残念ながらスリや置き引きなどの被害が報告されています。リュックサックなどは避ける、不必要な大金を持たないなど、お気をつけのうえお楽しみください。
個人で気ままに回るのもよし、言葉などが不安な方は、オプショナルツアーもおすすめです。現地旅行会社からいくつもツアーが販売されていますし、JTBでもハノイの見所を回るツアーをご用意していますよ !

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