セブ島屈指のパワースポット「シマラチャーチ」

願い事が叶う「すごいパワースポット」として、セブ島だけでなくフィリピン中から大勢の人が参拝するセブ島の「シマラチャーチ」。あまりの人気に国内だけでなく海外の観光客にも注目され、日本人ツーリストにも知られるようになってきました。敬虔なカトリック教徒が多いフィリピンで、ローカルの人々にまじって、願い事をお祈りしてみませんか。

セブ島最強のパワースポットとして、毎日大勢の参拝客で賑わう「シマラチャーチ」は、島の南西部、シマンガ地区にあります。セブ・シティから車で約２時間、この教会のほかには目立った観光スポットもない小さな町ですが、そこにフィリピン全土から大勢の人が参拝に訪れるのです。
シマラチャーチがこれほど注目されるのは、「祈りをささげると願いが叶う」と口コミで広がったため。「難病が完治した」「歩けるようになった」など、身体的な快復はもちろん、ビジネスでの成功や結婚、試験の合格まで、さまざまな願いが叶うと信じられています。

教会の敷地は広大で、建物はまるでお城のような華やかさで、この建物の外観を眺めるだけでもやってきた甲斐がありますが、多くの人は、お目当ての「ママ・メリー（マリア像）」を目指して礼拝堂へと進みます。
教会に入る際には、服装に注意しましょう。ショートパンやタンクトップ、破れたジーパンなど肌の露出の多い服の場合は参拝できません。
教会内には、なんとさまざまな姿のマリア像が、なんと80体以上も置かれています。けれど祈りを捧げる人々は、教会の奥にある「ママ・メリー」を目指し、列をなしています。時にはママ・メリーに会うまで２時間並ぶ、ということもあるのだとか。
それほど待たされなかったとしても、ママ・メリーを参拝できるのは、ほんの十数秒。あまりにも多くの人が並んでいるのでわずかな時間で祈らなければなりません。
もしいくつもの願いがあるなら、事前に祈る言葉を整理しておいたほうがいいかもしれません。
ママ・メリーへ進む回廊には、病から回復した人や成功を手にした人たちの喜びの手紙が、びっしりと展示されています。中にはいらなくなった松葉づえや試験に使った筆記用具などもあります。

ローカルの人々は、祈りをささげるときにはキャンドルを灯します。シマラチャーチでは、13色ものキャンドルが用意されています。ごく一般的な願いなら、一番安くて手軽なチョコレート色のもので十分（５ペソ=約11円）。
チョコレート以外の色には、「レッド=愛」「グリーン=富と成功」「グレー=悪癖や災い、心の解放」「ゴールド=健康、快復」など、それぞれ特別な意味が込められています。自分の思いと重なる色のキャンドルを灯して強く願ってみてはいかがでしょう（チョコレート以外の色は35ペソ=約73円）。
また、美しい天井画に彩られた礼拝堂もあります。
ここでは毎日、敬虔な信者を対象にミサが開かれていますので、祈りをさまたげないようにしましょう。

参拝のお土産には「シマラオイル」が人気です。
これは教会の司祭が祈祷した特別なオイルで、身体の痛いところに塗ると、たちどころに痛みが治るのだとか！？塗り心地の良さも格別ですよ！
またシマンガの町の近くには、カルカルの町があります。この町はフィリピンローカルに長く愛されている「チチャロン」で有名な町なのです。
チチャロンとはブタの皮のから揚げで、軽い塩味とサクサクとした歯ごたえが楽しい国民的スナック。中でもカルカルのチチャロンは味の良さで知られています。こちらもお土産におすすめです！

セブに滞在したら、いやフィリピンを旅行したら、ぜひシマラチャーチでお願い事をしてみてください、叶うかもしれません！
シマラチャーチは個人で行くこともできますが、交通手段などに不安のある方、効率よく訪問したい方は、現地発のパッケージ旅行もおすすめです。JTBでも滞在ホテルから行けるパッケージをご用意しています。ご参照ください！