タージマハールのパーク&ライド事情
日本でも有名な観光地では「パーク&ライド」が随分導入されるようになってきました。上高地、尾瀬などは環境対策と渋滞緩和のため周辺地域の「一般車両の通行制限」がされていますが、インドでも「タージマハール」の周辺部は一般車両の通行が制限されており、観光客は徒歩または電気自動車(バッテリーバン)に乗車して入場ゲートまで行かなくてはなりません。その他、馬車やサイクルリキシャ(人力車)でもアプローチすることが可能ですが、外国人用の入場チケットを持っている場合はアクセス用電気自動車に乗車することができます。初めての場合、この「電気自動車」の乗車方法が少し分かりづらい部分があり、筆者も乗車するにあたって何度もトラブルに巻き込まれたことがあるのでその経験談を含めてご案内したいと思います。
「インド人」と「外国人」で異なる入場料金
タージマハールは「インド人」と「外国人」で入場料金が異なります。インド人は20ルピーに対して外国人は750ルピーします。インド人でもお金持ちは「外国人」チケットを購入します。理由は「外国人」チケットを見せることによってミネラルウォーターと靴カバー(タージマハールの本殿および周辺は土足厳禁のため靴カバーをつけなければ入れません。建物周辺の床は「大理石」なので夏場などはさすがに靴下や裸足では火傷しそうな熱さで歩けません、、、)がもらえたり、入場ゲートおよび本殿に入場する時に優先入場ができたり、東門駐車場→東門入場口までの電気自動車に乗車できたり、メリットも多いからです。
「電気自動車」の乗り方です
筆者は来印者対応などでかれこれこの一年で「7回」もタージマハールに行ったのですが毎度悩まされるのが「電気自動車」の乗り方です。平日はそれほど混雑しませんが10-12月のピークシーズンの土日の混雑は想像を超えるものがあります。まず電気自動車に乗るだけでも一苦労がありますのでここで最新事情をお伝えします。
東門駐車場も東門入場口にもなんとなく「乗り場」があるのですが、ここはインド!乗り場の列も順番も関係ありません!東門駐車場においては「降車場所」と「乗車場所」が明確に分かれているのですが、インド人の乗客が「降車場」から勝手に乗ってしまうので、電気自動車が「乗車場所」に来たときには既に満員満席、だから何台待っても乗れません。ようやくそのことが分かって「降車場」から乗ろうと思っても、やはりインド!順番待ちの列も関係なく乗客が押し寄せます、よっぽどずうずうしく乗り込まないと何台待っても乗り込むことができません。たまにまったく知らないインド人に「この車は貸切だ!」と嘘をつかれて車を降ろされることもありました。この電気自動車に乗るだけで一苦労です(日本の通勤ラッシュに似たストレスを感じました、、、)。
よっぽど時間があって「インド」を楽しみたいという方なら自力での観光も良いかもしれませんが、すこしでもストレスなくスムーズにタージマハール観光をされるのであれば日帰りオプショナルツアーの利用をお勧めします!電気自動車の乗車から入場まで現地ガイドが案内してくれるので筆者の感じたようなストレスもなく、効率よく観光することができますので大変な苦労をする前に是非ともオプショナルツアーの利用をお勧めします!
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オプショナルツアー(現地発着)「ピンクシティ」と呼ばれ、華やかな街並みが有名なジャイプール、タージマハルやアグラ城を擁するアグラ-。
インドで最も人気のある2つの観光地へデリーからの2泊3日のツアーです。
ジャイプールは世界遺産ジャンタル・マンタルや象に乗って城まで上がれるアンベール城でピンクシティをお楽しみいただけます。
アグラでは世界遺産タージマハルをたっぷりと見て、インドの世界を感じていただけます。
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