ジャカルタ市内で渋滞を回避する交通手段5選

JTBインドネシア
Igarashi Naomi

ジャカルタは世界でも「渋滞のひどい都市」として有名。電車などの公共交通機関がないことに加え、近年の経済成長で自家用車を持つ人が増えたこと、さらに立体交差などがなく車が流れにくいなど道路のレイアウトが悪いことも影響しているようです。今回はジャカルタ市内で旅行者が利用可能な交通手段についてお伝えします。

ジャカルタのランドマーク、モナス(独立記念塔)

トランスジャカルタ(バスウエイ)



専用車線を走るので渋滞の心配がない、エアコン付きの大型バスです。各バスターミナル間、目抜き通りのモナス(独立記念塔)、北部のコタ地区、ラグナン動物園など首都の拠点をつなぐ10以上のルートがあるので旅行者にも使い勝手がいい。社内は清潔で他の乗合バスに比べるとスリに遭う確率が少ないようです。進行方向側が女性専用席になっているなどの配慮も。とはいえ油断は禁物。日本とは違うので持ち物には常に注意を払いましょう。
乗り降りは道路中央の専用ホームのあるバス停でしかできません。運賃は距離に係わらず1乗車あたり3500インドネシアルピア(IDR)で、現金では払えません。ICカードを購入し、バス停の改札にタッチします。このためぼったくりに遭う心配もありません。ICカードはバス亭で40000IDRチャージされたものを販売しています。ショッピングモールなどでも買うことができます。

オジェック(Ojek)

バイクタクシーのこと。渋滞の道路をかいくぐって進むので、ジャカルタで近距離を移動する際にはよく利用される交通手段です。慣れていないとちょっと怖いかもしれません。ターミナルや交差点付近など人が集まるところでよく見かけますが「OJEK」という看板のある場所から乗車可能です。料金は事前交渉。交渉の際はメモを使うなどして後で多く請求されることのないようにしましょう。

バジャイ(Bajaj)



タイではトゥクトゥクと呼ばれている三輪タクシーのこと。東南アジアならではの乗り物ですが、走行速度が遅いので幹線道路は走ることができません。料金はオジェック同様、事前の交渉になります。目安はタクシー料金並みと覚えておきましょう。

タクシー

もっとも一般的な交通手段です。インドネシアには渋滞緩和策として、朝夕のラッシュ時に「3・イン・1」という通行規制が行われています。3人未満しか乗っていない車両は幹線道路を走ることができませんが、タクシーは例外です。
旅行者が安心して利用できるのがブルーバードグループとエキスプレスグループのタクシー。メーター制なので料金交渉が不要です。ブルーバードグループにはハイクラスの「シルバーバード」、レギュラークラスの「ブルーバード」と「プサカ」という3種類があり、シルバーバードは黒塗り、ブルーバードは水色、プサカは青。エキスプレスは白で、ブルーバード、プサカ、エキスプレスの初乗り料金は7500IDR、シルバーバードは車種によっても異なりますが、これらより割高になります。ただし使用するのはベンツなどの高級車でドライバーは英語を話すことができるので安心です。できるだけ流しのタクシーは使用せず、ホテルやショッピングモールの配車カウンターでタクシーを呼んでもらいましょう。

CITY TOUR

2014年からジャカルタ中心部を無料の周遊バス「City Tour」が運行しています。エアコン完備の2階建てバスで、観光客だけでなく市民も利用しています。
現在、「グルメ」「ショッピング」「歴史」というテーマ別の3つルートがあります。いずれもバライコタ(州庁舎)発。「グルメ」は土曜の午後5時~同11時のみの運行で、ファタヒラ広場やチャイナタウン、プチェノンガンの屋台などをめぐることができます。「ショッピング」は月~土曜の午前9時~午後5時、日曜は正午~午後8時の運行。サリナ、プラザ・インドネシア、パサールバル(ジャカルタ芸術劇場)などを回ります。
「歴史」は月~土曜の午前9時~午後5時、日曜正午~午後8時の運行で、国立博物館や国立図書館、イスティクラル・モスク、パサールバルなどに停まります。
ジャカルタでは現在、JAICAの支援で地下鉄(MRT)を作っている最中。2019年の開通を目指しています。少しでも快適に市内を移動できるようになるといいですね!

ムルデカ広場の西側にある国立博物館。インドネシアで唯一の博物館で、インドネシアの文化や歴史を理解できます。

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