メルボルンの南、タスマニア島で出会う絶景「クレイドル・マウンテン」

JTBオーストラリア
アンダーソン美都穂

世界遺産の森をハイキング

タスマニア島は、現在でも総面積のうち、なんと2割を、こうした太古からの地球の歴史を残す原生地域が占めています。
そんなタスマニアらしい絶景に出会おうと、多くの旅行者がやってくる代表的な国立公園が、世界遺産にも指定されているクレイドル・マウンテン(Cradle Mountain)/セント・クレア湖(Lake St Clair)です。
国立公園の南側にあるセントクレア湖は、200万年以上前に氷河によって作られた湖で、オーストラリア国内で最も深い湖でもあります。
一方、北側にそびえるクレイドル・マウンテンは、標高1500メートル。
山頂までの道のりは10kmほどですが、なかでも頂上付近は、輝緑岩の切り立った岩山をひたすら登っていくので、なかなかハードです。
とはいえ、途中には、疲れをいやしてくれるダブ湖や原生雨林があり、運が良ければウォンバットやワラビー、ポッサムなど、オーストラリアで人気の野生動物たちとの出会いもあります。
“クレイドル・マウンテン”と聞けば、オーストラリアのアウトドア派なら、一度は行ってみたい!と言う、憧れのハイキング先として有名です。
「オーストラリアには歴史がない」などという声を時々、耳にしますが、クレイドル・マウンテンには、なんと6000万年以上前から茂っているマートルの木の森だってあります。
太古からの地球の歴史が刻まれた自然を自分の目で確かめてみませんか。
クレイドル・マウンテンを楽しむのに最もよい季節は、南半球が春から初夏へと向かう11月から、秋が訪れ、紅葉が美しい4月頃まで。
この時期は、おだやかな天気になることが多いうえ、サマータイム導入期間中なので、日照時間が長いからです。

タスマニアらしい絶景を満喫できるクレイドル・マウンテン

ビジターセンターから先は、マイカー規制に要注意

クレイドル・マウンテンへのアクセスは、ロンセストンから車で約2時間半のドライブ。
クイーンズタウンからは同2時間。
クレイドル・マウンテン・ビジターセンターから先の公園内は、キャンピングカーやモーターホームの入園は禁止です。
ハイキングのルートは、日帰りで楽しめるものから、一週間近くかけて踏破するルートまで、色々あります。
手軽なコースは、クレイドル・マウンテン・ビジターセンターやダブ湖を起点にした短時間のルート。
各ルートの起点までは、ビジターセンターからシャトルバスが短い間隔で運行しています。
シャトルバス運行の時間帯は、道路混雑を回避するため、マイカー規制が実施される場合もありますのでご注意ください。
シャトルバスの運行時間帯は以下の通り。
秋/冬季(4月1日~9月30日):8:30am~4:30pm
春/夏季(10月1日~3月31日):8:00am~6:00pm
クレイドル・マウンテンへのアクセスに関する最新情報は以下のサイトへ。
https://www.parks.tas.gov.au/index.aspx?base=3301

チーズ工場や土ボタルの洞窟にも寄ってみよう

また、タスマニア州では、すべての国立公園で、入域する際に「ナショナルパーク・パス」購入を義務付けています。
パスの有効期間は、1日から2年間までさまざま。
クレイドル・マウンテンの場合は、大人(18歳以上)が16.50ドル、子供(5~17歳)8.25ドル。
5歳未満は無料です。
大人2人と子供3人の家族パック料金(41.25ドル)もあります。
シャトルバス利用料は、このパスに含まれています。
熟練のハイカーの方で、世界遺産に登録されているタスマニアの原生地を、本格的に回りたい!という場合におすすめなのは、クレイドル・マウンテンからセント・クレア湖まで、全長65kmのトレッキング・コースを6日間ほどで踏破するコース。
ただし、文字通り、大自然の中を進むので、現地の自然環境を熟知したプロのアドバイスは必須でしょう。
このほかにも、峡谷の底のへ向かって50m降下するアブセイリングや、馬に乗って散策するホース・トレッキング、クアッドバイクで回るツアーなど、色々な楽しみ方があります。

JTBでは、ロンセストンからクレイドル・マウンテンに向かう途中、土ボタルで有名なマラクーパ鍾乳洞にも立ち寄り、幻想的な光を放つ姿を鑑賞したり、近隣のアッシュグローブ・チーズ工場立ち寄り、美味しいタスマニア産の食材を試食したりするコースをご用意しています。
詳細は以下へ。

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