台湾新幹線を賢く活用!お得な3日間乗り放題パスや駅弁も


David Shyu

台湾への旅行が2度目、3度目というリピーターの方にご提案したいのが、台湾高速鉄道、通称“台湾新幹線”を利用してあちこち巡る鉄道の旅です。次の滞在では、台北の街をしばし離れ、台湾第2の都市・南国ムードに癒される高雄や、嘉義にオープンした故宮南院へ出かけてみませんか。台湾新幹線なら日帰り観光も可能です。

JR東海とJR西日本の新幹線700系を改良したという台湾の「700T系」。

とてもスムーズな乗り心地!台湾新幹線とは


台湾“新幹線”と呼ばれているだけあり、台湾高速鉄道(高鉄)の外観は、日本の新幹線によく似ています。それもそのはず、高鉄の車両、700T系は、JR東海とJR西日本の共同開発よって作られた新幹線700系がモデル。これを台湾の気候などに合わせて改良した車両なのだそうです。「T」はもちろん台湾の頭文字。日本の新幹線ファンの皆さん、ぜひ台湾までいらして、こちらも試乗してみてください。

高鉄は2007年に運行を開始、当初は始発の台北駅から終点の左営駅(高雄市)まで、計8駅でしたが、その後、苗栗駅や雲林駅など、新しく3つの駅が開業。さらに、2016年7月1日には南港駅が加わり、新たな始発駅となりました。

路線は全長348.5km、列車の最高時速は約300km。南港駅から左営駅までの所要時間は、途中、台北駅、板橋駅、台中駅のみに停車するルートで1時間45分、全駅に停車する場合は2時間25分。高雄市内の北部にある左営駅から、高雄駅までは、MRT(地下鉄)で約10分のアクセスです。

往復運賃よりもお得!3日間乗り放題パス

高鉄のチケットは、駅の窓口や券売機で購入できます。支払いはクレジットカードの利用もOK。乗車料金の目安は、例えば普通チケットの自由席を往復で利用すると、料金はNT$2960。そのほか、65歳以上のシニア割引や12歳未満の子供料金、早期割引、指定席か自由席か、などで変わってきます。

日本人旅行者の皆様に、ぜひ知っていただきたいのが「台湾高鉄周遊券三日間パス(高鉄パス)」です。高鉄パスの最大の特徴はお値段です。「3日間、高鉄に乗り放題」でなんとNT2400(大人用)、先ほどの自由席往復料金と比較していただくと一目瞭然、南港/左営間を単純往復するよりも、お安い価格に設定されています。さらに、このパスは自由席と指定席、どちらも乗り放題という点でもかなりお得。通常は指定席の方が高くなるからです。パス利用の条件は、中華民国以外のパスポートを所持する外国人であること。また、指定席を利用する際は、パスを購入後、駅窓口で別途、座席を予約する必要があります。

台湾高速鉄道周遊券の購入方法



まずは、高鉄パスの引換証を入手します。引換証は、台北に到着後、JTB台湾ラウンジでお買い求めいただくことが可能です。その際、必ずパスポートをご提示ください。ご購入いただいた引換証は、高鉄窓口で高鉄パスに引き換えます。

また、2015年からは、日本を出発前に、ネット申込みできる「Eチケット」の取り扱いも始まりました。詳しくは取り扱いサイトのHPをご確認ください。

台湾高速鉄道周遊券の利用方法



交付された高鉄パスは、そのままで自由席の利用が可能ですが、前述のように指定席も利用できます。ただし、事前に指定席の予約手続きが必要で、期限は乗車予定の列車が発車する5分前まで。また、通常は自動改札を通りますが、高鉄パスを利用する場合は、係員のいる有人改札からの入場となります。駅係員に高鉄パスとパスポートを提示し、確認ができたら通過。ホームに向かい乗車します。同様に、降車の際も有人改札で照合を受ける必要があります。

改札は自動改札になっていますが、乗り放題パス利用のときは係員のいる方を通ります。

いかがでしたか?便利でお得な台湾高鉄を上手に活用して、台湾の奥深い魅力を、さらにたくさん発見してください。高雄へ向かう途中、あるいは台北方面への帰り道には、故宮南院(国立故宮博物院南部院区)の最寄駅の嘉義駅に降りてみるのはいかがでしょう?こちらは国立故宮博物院の別館という位置付けで、「アジア芸術文化博物館」という名称からも分かる通り、清や明の時代の芸術品に加え、アジア各地の多様な文化にスポットライトを当てた企画・展示となっています。

最後に、日本人にとって鉄道の旅の楽しみといえば、車窓の風景を眺めながら味わうお弁当。台湾でも、鉄道の車内では日本と同じように、駅弁を楽しむことができます。お値段は100元以下のものが多く、リーズナブル。温かいご飯に、ボリュームたっぷりで美味しいお惣菜がついた駅弁は、台湾の鉄道ファンの間でも大人気です。旅のお供にどうぞ。

南国高雄といえばトロピカルフルーツたっぷりの贅沢かき氷。

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David Shyu

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