【2025年】バリ島のパワースポット☆世界文化遺産ティルタエンプル寺院

ティルタエンプル寺院の沐浴場
~「聖なる泉が湧く寺院」~
「聖なる泉が湧く寺院」として知られており、バリ屈指のパワースポットでもあるティルタエンプル寺院。
ティルタエンプル寺院は、ウブドから約30分位のタンパクシリンという場所にあります。とても由緒ある寺院のひとつです。また、このあたり一帯はパクリサン川流域の棚田の景観として世界遺産にも登録されています。
無病息災を願い、「聖なる水」で清めの沐浴を行うことで有名なティルタエンプル。「ティルタエンプル寺院」の名前にあるティルタは「聖水」を、エンプルは「湧き出る」という意味を表しています。つまり「聖なる水が湧く寺院」という意味となります。
伝説によるとこの寺院に湧く泉は、魔王マヤ・ダナワと戦った神インドラが、杖で大地を突き不老不死の水を湧きださせた泉と伝えられています。
寺院の外には、寺院内に湧く泉の水を引いた沐浴場があり、祭礼の時には多くのバリのヒンドゥー教徒の崇拝者がここで沐浴(ムルカット)をし、寺院でお祈りを捧げます。
また、この泉から湧く聖水は、伝説にもあるように不老不死・無病息災の力があると信じられており、ペットボトルなど水が入れられる容器を持って聖水を頂きに来る人も多くいます。


~伝説~
沐浴場の壁には、聖水の噴出口がずらりと並んでいます。
沐浴を始める前には、まずお祈りを捧げ、左端から順番に聖水を浴びて身を清めていきます。
ただし、この噴出口の中には「死者を浄化するためだけに使われるものがある」という言い伝えがあります。
それは2つだとも、実際には1つだけだとも言われており、どの噴出口にあたるのかは諸説あり、今も謎に包まれています。


~神聖な場所~
千年以上にわたり、バリのヒンドゥー教徒の崇拝者たちは、神インドラによって創られ、治癒力を持っていると言われるプラ ティルタ エンプル(聖水寺)に引き寄せられてきました。 この伝統は今も残っており、崇拝者のほかに、世界中の観光客が身を清めるため、清らかで恵まれた水を求め訪れています。
他の寺院や神聖な場所と同じように、敷地内に入る前に「サロン」を巻く必要があります。 サロンは寺院の入り口にあり、借りることができます。
ティルタ エンプルは現在でもバリ ヒンドゥー教の寺院として多くの崇拝者が集まる場。神聖な祈りの場面に出くわすことも少なくありません。厳粛な儀式を執り行うエリアなどは、観光客の立ち入りを規制しているところもあります。立ち入りエリア外での撮影や見学はしないように注意しましょう。
沐浴場は現地の人も利用しているので、観光で訪れる方はルールとマナーをしっかり守るようにしてください。

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