バリ島のパワースポット☆世界文化遺産ティルタエンプル寺院

JTBインドネシア
バリ子

~「聖なる泉が沸く寺院」~

「聖なる泉が沸く寺院」として知られており、バリ屈指のパワースポットでもあるティルタウンプル寺院。
ティルタエンプル寺院は、ウブドから約30分位のタンパクシリンという場所にあります。とても由緒ある寺院のひとつです。また、このあたり一帯はパクリサン川流域の棚田の景観として世界遺産にも登録されています。

無病息災を願い、「聖なる水」で清めの沐浴を行うことで有名なティルタウンプル。「ティルタエンプル寺院」の名前にあるティルタは「水」を、エンプルは「聖なる」という意味を表しています。つまり「聖なる水の寺院」という意味となります。
伝説によるとこの寺院に沸く泉は、魔王マヤ・ダナワと戦った神インドラが、杖で大地突き不老不死の水を沸きださせた泉と伝えられています。

寺院の外には、寺院内に沸く泉の水を引いた沐浴場があり、祭礼の時には多くのバリのヒンドゥー教徒の崇拝者がここで沐浴(ムルカット)をし、寺院でお祈りを捧げます。
また、この泉から沸く聖水は、伝説にもあるように不老不死・無病息災の力があると信じられており、ペットボトルなど水が入れられる容器を持って聖水を頂きに来る人も多くいます。

~伝説~

沐浴場の壁には聖水の吐出口が幾つも並んでいます。
聖水で身を清める前に、お祈りを捧げます。
幾つもある吐出口の左は時から順番に聖水を浴びていきます。伝説言い伝え死者を浄化するためにのみ意味される2つの噴出口があり、生きている人が使用することが禁じられています。しかし噴出口は1つという言い伝えもある様で・・・未だ深い謎に包まれています。

~神聖な場所~

千年以上にわたり、バリのヒンドゥー教徒の崇拝者たちは、神インドラによって創られ、治癒力を持っていると言われるプラティルタエンプル(聖水寺)に引き寄せられてきました。 この伝統は今も残っており、崇拝者のほかに、世界中の観光客が身を清めるため、爽やかで恵まれた水を求め訪れています。
他の寺院や神聖な場所と同じように、敷地内に入る前に「サロン」を巻く必要があります。 サロンは寺院の入り口にあり、借りることができます。

ティルタ・エンプルは現在でもバリ・ヒンドゥー教の寺院として多くの崇拝者が集まる場。神聖な祈りの場面に出くわすことも少なくありません。厳粛な儀式を執り行うエリアなどは、観光客の立ち入りを規制しているところもあります。立ち入りエリア外での撮影や見学はしないように注意しましょう。
沐浴場は現地の人も利用しているので、観光で訪れる方はルールとマナーをしっかり守るようにしてください。

この記事を書いたレポーター

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