インドネシアのバリの祝日　【2020年最新版】

バリ島にも日本と同様に祝日があります。
日本と違い、飲食店、土産物や、空港までも閉鎖される祝日もありますのでご注意ください。下記は2020年のバリ島＆インドネシアの主な祭日、休日一覧です。
バリ島は、祭日や休日を利用してジャカルタや他の島々から国内旅行を楽しむ旅行者で混雑が予想されます。バリ旅行の旅程を組む時に、現地の混雑情報を知っておくと計画が立てやすくなります。旅行前にバリの祝日シーズンを確認しましょう。

2020年のバリ州のみの祝日も加えたインドネシアの祝日は以下の通りです。
バリ・ヒンドゥー教にのっとったバリ州独自の祝日もあります。


〇1月1日　 新年
〇1月23日　シラワトリィ
〇1月25日 旧暦新年
〇2月18日　プナンパハン・ガルンガン
〇2月19日　ガルンガン
〇2月20日　マニス・ガルンガン
〇2月29日　クニンガン
〇3月22日　ムハマッド昇天祭
〇3月24日　オゴオゴ
〇3月25日　ニュピ（サカ暦新年）
〇3月26日　ジュンバックジェニ
〇4月10日　キリスト受難の日
〇5月1日　 メーデー
〇5月7日　 仏教祭
〇5月21日　キリスト昇天祭
〇5月24日-25　イドゥル・フィトリ（断食明け大祭）
〇6月1日　 パンチャシラ
〇7月4日　 サラスワティ
〇7月8日　 パガルウェシ
〇7月31日　巡礼の日
〇8月17日　独立記念日
〇8月20日　イスラム正月　回教暦新年
〇9月15日　プナンパハン・ガルンガン
〇9月16日　ガルンガン
〇9月17日　マニス・ガルンガン
〇9月26日　クニンガン
〇10月29日　ムハンマド生誕祭
〇12月25日　クリスマス休暇

2020年3月現在

●ニュピ（サカ暦新年）●

サカ暦（太陰暦）によるバリ・ヒンドゥー教の宗教行事。「静寂の日」ともいわれ、当日の夜明けから翌日の夜明けまでバリ島全体が外出禁止となり、電気や火の使用も禁じられます。これらはヒンドゥー教徒ではない外国人や観光客にも適用され、ホテルからの外出もできません。空港は閉鎖され、全ての交通機関がストップします。

ただし、ホテル内だけは特例が認められ、ビーチ以外のレストランやホテル内施設を利用することはできますが、照明が暗かったり、点灯する場合はカーテンを閉めなければならないなどの制限があります。行動はかなり制限されますが、灯りがまったくない夜空に輝く満点の星や車やバイクの音がしない静寂さを体験できる貴重な1日でもあります。
ニュピ前日に開催される「オゴオゴ」というお祭りも必見です！

●ガルンガンとクニンガン●

祖先の霊を迎え、送り出す日本のお盆にあたる日で、バリ州独自の祝日です。霊を迎えるのがガルンガン、その10日後が霊を送り出すクニンガンです。祖先の霊を迎えるためにお寺は飾りつけがされ、各家庭の門には竹で作った飾り物「ベンジョール」がおかれます。このベンジョールが並んでいる姿はとてもキレイで、バリ・ヒンドゥー教を味わえる旅の醍醐味となるでしょう。

バリの人々はお参りに行ったり帰省したりするので、お店をお休みにするところもありますが、観光客の多いエリアではバリ州以外の出身者を使って通常通りの営業をするところが多いようです。観光客への影響はそれほどありません。

●イドゥル・フィトリ（断食明け大祭）●

イスラム教のラマダン（断食）明けのお祭り。バリはヒンドゥー教徒がほとんどなので、イスラム教の断食明けはあまり関係ないように見えますが、インドネシア各地のイスラム教徒がイドゥル・フィトリから10日間ほど休暇を取って旅行に出るため、リゾートであるバリはとても混み合います。

バリで働いているジャワ人が帰省する時期でもあるので、ジャワ人労働者の多いレストランやお土産店などはお休みになることもあります。

JTBではバリならではのヒンドゥー教寺院を組み込んだ観光ツアーをご用意しています。ロケーションのすばらしさもさることながら、ヒンドゥーの教えに基づいた寺院のたたずまいと歴史をバリの自然とともにお楽しみください。