バリ島の夕日スポット、ウルワツ寺院で楽しむケチャックダンス

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バリ子

バリ島三大サンセットスポットのひとつ、ウルワツ寺院

インド洋を望む断崖絶壁に建つウルワツ寺院(Pura Luhur Uluwatu)は、バリ島南部・バドゥン半島の最西端に位置する人気観光地。
夕暮れ時には水平線へ沈む太陽が海を黄金色に染め、息をのむような美しいサンセットが楽しめます。

この幻想的な夕日を背景に上演されるケチャックダンスは、ウルワツ寺院の代名詞ともいえる必見のアトラクション。
数十人の男性が「チャッ、チャッ、チャッ」と声を合わせて演じる迫力ある舞は、バリ文化の象徴として世界中の旅行者を魅了しています。
毎回チケットが完売するほどの人気を誇り、ウルワツ寺院とケチャックダンスはともにトリップアドバイザー「トラベラーズチョイスアワード」受賞歴を持つ定番スポットです。

バリ島を訪れたら、断崖の寺院・黄金の夕日・伝統舞踊の調和が生み出す特別な時間を、ぜひ体験してみてください。

断崖絶壁にインド洋の波が打ち寄せる

大人気のケチャックダンス。席を確保するなら早めの到着を

ケチャックダンスは毎日18時から開演。
夕日が見える良い席を確保したいなら、17時ごろには現地に到着しておくのがおすすめです。
最近ではますます人気が高まり、開演前にはほぼ満席になるほどの盛況ぶりです。

バリ島を訪れたら、断崖の寺院・黄金の夕日・伝統舞踊の調和が生み出す特別な時間を、ぜひ体験してみてください。
ウルワツ寺院の駐車場脇にある山門で入場料を払うと,紫の帯を貸してくれるのでそれを腰に巻きます。ウルワツ寺院はヒンドゥー教のお寺なので足を出すのはタブー。短パンやミニスカートの人は帯と一緒にサロンという腰巻を貸してくれますので、それで下半身を隠しましょう。

山門から参道を通り寺のある岸壁へ近づいていくのですが、ここで注意しなければならないのが「サル」。

寺院周辺には野性のサルが生息しており、観光客の携行品をひったくって逃げていきます。帽子やカメラ、手に持ったペットボトル、アクセサリーやメガネなど、何でも取っていくので、必要最小限のものしか身に着けないようにしましょう。

サルにお気をつけください。

ウルワツ寺院の入口。たくさんの観光客が押し寄せる

インド洋に沈む夕日に息を飲む

しばらく進むと視界が開け、海が見えてきます。ちょうどサンセットが始まる頃。思わずシャッターを切ってしまいます。

右手には、1000年近く前にジャワの高僧が開いたといわれるウルワツ寺院。

左手には同じく崖っぷちにケチャックダンスが演じられる円形の広場があって、ケチャックダンスを見ながらインド洋に沈む夕日を眺めることができます。座った位置がよければ寺院のシルエットも目に入ります。

沈む夕日とともにダンスを鑑賞

幻想的で厳かな雰囲気を体感

ケチャックダンスはもともと、海から魔物が上がってこないようにと祈る儀式だったものを1930年頃、バリ島在住のドイツ人芸術家ワルター・シュピーツたちの提案によって舞踏劇にアレンジし、観光客が鑑賞できるようにしたものだと言われています。

50人を超える半裸の男たちの「チャッ!チャッ!チャッ!」というコーラスに合わせインドの叙事詩「ラーマヤナ」の物語を演じるのですが、コーラスの不思議なハーモニーが幻想的で厳かな雰囲気を醸し出し、見る人を引き込きこんでいきます。

暗くなったころに登場するファイアーダンスも大迫力。

事前に日本語で書かれた解説が配られるのでストーリーも理解できてより楽しめます。サンセットと美しい寺院の姿、そして幻想的なケチャックダンスと、バリ島ならではの見どころが集約されたウルワツ寺院。バリ島滞在中に一度は訪れたいスポットです。

ラーマヤナの物語を演じる

ファイアーダンスも見もの

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