ヤンゴン郊外の神秘的な水上寺院「イエレー・パゴダ」

JTBミャンマー支店
野島 啓介

敬虔な仏教国であるミャンマーには、さまざまな寺院が建てられていますが、そんなお国柄でも水上寺院というのはほとんど見られません。ヤンゴン近郊のチャウタンにあるイエレー・パゴダは、川の中州に建てられた、まさに水中の寺院。訪れるには小舟で行くしかありませんが、ゆったりとした川の流れにぽっかりと浮かぶ姿はあまりにも美しくフォトジェニック。さまざまな旅行雑誌でも紹介されている水上寺院の詳細や行き方をご案内します。

川面に浮かぶ黄金の寺院

川の中州に浮かぶイエレー・パゴダ

イエレー(=水中という意味)パゴダは正式にはチャイッマウウン・イエレー・パゴダと呼ばれます。ヤンゴン中心部から南へ、車で約1時間下ったところにチャウタン(kyauktan)という小さな村があり、その村を流れる川の中州に、この寺院は建てられています。
川岸から眺めると、まさに水中に浮かぶ寺院です。
ヤンゴンのパゴダのように外国人旅行者に広く知られているわけではありませんが、その歴史はとても古く、一説には2300年前の王がパゴダを建立したのが始まりだとか。中にはスリランカから贈られたお釈迦様の聖髪が安置されています。
かつては高さ3.2mほどの小規模なパゴダが建てられていましたが、その後15.5mの高さに改築され、1990年代に、およそ10年かけて行われた大規模な改修の後、現在のような姿になりました。
寺院の中にはいくつものお釈迦様がお迎えしてくれますが、多くのお釈迦様にはLEDの電飾の後光が施されているので、日本の仏像に慣れている方には、ちょっと驚かれるかもしれません。中には近年発見された、古代の仏像もありますのでじっくりごらんください。これらの仏像のほか「願いが叶う」とされるミャンマー土着の神様、イエレー・ボーボージーナッ神も祀られています。

行き方は?参拝の注意点は?

ここからボートに乗り込みます。

チャウタンへの行き方は、旅行者の場合ヤンゴンからのタクシーのチャーターがおすすめです。
2万~2万5000チャット(K)程度(1万K=約721円)
ローカルバスもあります(タニン経由チャウタン行き)。市庁舎前のマハバンドゥラのバス停より出ています。チャウタンまでおよそ1時間20分。ローカルの人向けのバスなので、設備や衛生面は外国人旅行者向けとは異なります。(300~500K)
寺院へは渡し船でのみ訪問可能です。外国人旅行者は、ローカルの人々とは分けられ、専用のボートへと誘導されます。ボートは往復で5000K。
渡船場の周辺にはおみやげ物屋さんが軒を連ねています。また寺院にお供えする花なども売られていますので、お供えしたい方は買っておくといいでしょう。
寺院そのものはそれほど広いところではありませんので、30分もあれば一通りお参りできるでしょう。
入場料は5000Kです。

<注意点>

●寺院敷地内でははだしとなりますので、脱ぎやすい履物がおすすめです。
●寺院参拝ですので、男女ともに、肌の露出の少ない服装にしましょう。男性は長ズボン着用、女性もタンクトップやショートパンツは避けてください。

ヤンゴンは、市内はもちろん周辺にもまだまだ知られていない魅力的観光スポットやパワースポットがたくさんあります。JTBでは、このイエレー・パゴダをはじめ、ヤンゴン発のオプショナルツアーを多数ご用意していますのでそちらもご参照ください。
2018年10月より1年間、日本人渡航者はビザが不要となります。いっそう手軽に訪問できるこの機会をぜひお見逃しなく!

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野島 啓介

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