スペイン スポット 検索一覧 (3ページ目)
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205 件 (101-150件を表示)
マリア・ルイサ公園(スペイン広場)(マリアルイサコウエン(スペインヒロバ))
- セビリア
- 広場
オルレアン公王女のマリア ルイサが宮殿の一部を贈与し造られた庭園で、1929年のイベロ アメリカ展覧会の為に新たに造成された広場もある。草木や遊歩道、池などが多く点在する美しい公園。
大寺院(ダイジイン)
- トレド
- 社寺・教会・宗教施設
1227年にフェルナンド3世が建設を命じ、1593年に完成したスペイン カトリックの総本山というべき寺院。トレドの昔日の栄華を象徴するようにそびえる高さ90mの鐘楼が壮観。建築様式はフランス ゴシック調。中は荘厳でステンドグラスも素晴らしい。オーディオガイドで見学する。
サントトメ教会(サントトメキョウカイ)
- トレド
- 社寺・教会・宗教施設
同名の通りに面した教会。小さくてこじんまりした教会だが、14世紀に建てられたもので、エル・グレコの傑作「オルガース伯爵の埋葬(THE BURIAL OFTHE COUNT OF ORGAZ)」は必見。グレコ自身とその息子も描かれているので探してみるのも面白い。
大聖堂(カテドラル)(ダイセイドウ)
- バレンシア
- 社寺・教会・宗教施設
13世紀中頃から14世紀末にムーア人のモスク跡に建設された聖堂。17~18世紀に改修されたため、バロックやネオクラシックの様式も見られる。ゴシック様式の八角形の鐘楼(ミゲレテの塔)は高さ約51mで、上からは街が見渡せる。
ラ・ロンハ(ラロンハ)
- バレンシア
- 歴史的建造物
15世紀建立、スペインを代表するゴシック様式の建物。バレンシア市内の観光名所のひとつだ。プラサ・デル・メルカード内にあり、もともと商品取引所として使われていた内部は、現在各種催し物や美術品の展示場として開放されている。威厳に包まれた独特の雰囲気が特徴となる建物だ。
ガウディ博物館(ガウディハクブツカン)
- バルセロナ
- 博物館・科学館・資料館・記念館
1963年にオープンした、グエル公園内にある博物館。一見博物館には見えないピンク色のかわいい建物。ガウディは1906~1926年の20年間をここで暮らしていた。館内には彼がデザインした椅子や遺品などが展示されている。そのほか、庭にも鉄細工やモザイクなどガウディがデザインしたものがふんだんに散りばめられている。
ティッセン・ボルネミッサ国立美術館(ティッセンボルネミッサビジュツカン)
- マドリード
- 美術館・ギャラリー
ティッセン・ボルネミッサ家のコレクションをスペイン政府が買い取り、美術館として公開している。中世から現代に至る約800点の作品は年代別に展示されており、見応えがある。特別展も人気だ。常設コレクションは日本語カタログも用意ある。ショップにはお土産になるグッズもたくさん。ショップのみであれば入場券なしで入ることができるので、立ち寄ってみるのもいい。日本語のオーディオガイドもある。
レオン大聖堂(レオンダイセイドウ)
- レオン
- 社寺・教会・宗教施設
13世紀のフランスゴシック様式を手本に造られたスペイン3大寺院の一つ。レグラ広場に面して建ち、サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路の途中に位置する。ここでのみどころは、内部を飾る120枚にも及ぶステンドグラス。その美しさはスペインでも有数であり、一見の価値がある。
ダリ美術館(ダリビジュツカン)
- フィゲラス
- 美術館・ギャラリー
サルバドール・ダリが70歳の時にオープンした美術館で、多数の卵が屋根に乗っているユニークなデザインの建物が目印。絵画だけでなく、彫刻やさまざまなトリックのあるオブジェも展示されている。
ネルハの洞窟(ネルハノドウクツ)
- ネルハ
- 鍾乳洞・洞窟
1959年に発見された、クロマニヨン人の住居跡。ミハスからバスで10分ほどのところにある。現在は、2万年以上昔の壁画や遺物を保存する博物館になっている。大きな鍾乳洞も見ごたえがある。コンサートやフラメンコなど、時期によって楽しめるものもある。
ローマ劇場(ローマゲキジョウ)
- メリダ
- 遺跡・史跡・旧跡・城址
紀元前1世紀に造られ、2世紀になって舞台の列柱と皇帝や女神の彫像で飾られた舞台壁が増設された。古代ギリシャ神殿風の造りで、収容人数は6000人である。跡地もきれいに残っており、当時の様子を想像しながら観光することができる。隣には円形闘技場がある。
円形闘技場(エンケイトウギジョウ)
- メリダ
- 遺跡・史跡・旧跡・城址
紀元前1世紀に闘技場として築かれたとされるこの円形闘技場は、収容人数1万4000人と規模も大きい。隣合った野外劇場と共にローマ時代には最大のレジャー施設として人々を集めたと言われている。また、隣にはメリダで有名な観光名所であるローマ劇場がある。
サン・イシドロ教会(サンイシドロキョウカイ)
- レオン
- 社寺・教会・宗教施設
レオンにあるサン・イシドロ教会は8世紀の建造。ロマネスク様式の塔が印象的な教会である。レオン国の王様や王妃が埋葬されており、特に霊廟の天井壁画が見事で一見の価値がある。レオン国王の宝物なども収蔵しており、一度は行ってみたい場所だ。
カテドラル(カテドラル)
- ジローナ
- 社寺・教会・宗教施設
全体はゴシック様式だが、ファサードはバロック、ロマネスク様式の回廊など多様な建築様式が混在する聖堂。宝物館には9~20世紀の宗教美術が展示されており、旧約聖書の創世記の内容を刺繍した「天地創造のタペストリー」が有名。
ミロ美術館(ミロビジュツカン)
- パルマ
- 美術館・ギャラリー
1956年からマヨルカ島で暮らしたミロの絵画、版画、彫刻などが展示されている美術館。本館のほかに、ミロのアトリエ兼住居もある。
ハビエル城(ザビエル城)(ハビエルジョウ(ザビエルジョウ))
- パンプローナ
- 城
1622年に列聖された、イエズス会の宣教師フランシスコ・ザビエルの生地。日本との関係が深く、1549年に日本で初めてキリスト教を布教した人物として有名である。彼は1506年頃、貴族の家に生まれた。ザビエルとは、バスク語で「新しい家」を意味する。彼は、後にナバーラの守護聖人となった。
火祭り博物館(ヒマツリハクブツカン)
- バレンシア
- 博物館・科学館・資料館・記念館
バレンシアでは、3月にスペインでも有名な「ファージャ」と呼ばれる火祭りが行われ、300以上の人形が燃やされる。この祭りのコンテストで1位となった人形だけがこの博物館に展示されている。
アランフェスの文化的景観(アランフェスノブンカテキケイカン)
- アランフェス
- 歴史的建造物
アランフェスは、カスティーリャ地方、マドリードから南へ約30kmほどのところにある。タホ川南岸に位置し、300年前、フェリペ2世の時代から王家の保養地とされてきた。周辺の自然と人の暮らし、曲がりくねった川と幾何学的に設計された庭園、田舎と都会、森林と繊細に整えられた宮殿建築との対比が鮮やかな場所だ。なかでも18世紀啓蒙主義時代のフランス式のバロック庭園や宮殿が見どころ。16世紀に着工された王宮は、18世紀後半のカルロス3世の時代に完成している。磁器の間、アラブの間、王座の部屋など、歴代の王家によって育まれた優雅な雰囲気が楽しめる。庭園の一角には、農夫の家と名付けられた離宮もあり、贅を尽くした内装に注目したい。世界遺産へ登録されたのは2001年のこと。
エルチェの椰子園(エルチェノヤシエン)
- アリカンテ
- 動植物園
スペイン南東部、コスタブランカ州の町エルチェは、10世紀末、イスラムの町として建設された。当初から緻密に灌漑施設が造られ、今も20万本にのぼるナツメヤシが生い茂る椰子園が広がっている。ナツメヤシの林が広がる風景は、もともとは北アフリカの典型的な風景だが、イベリア半島のこの地方での歴史も古く、古代フェニキア人やローマ人が居住していたころから生えていたことがわかっている。ここの椰子園に見られるアラビア式農法は、イベリア半島の大部分がイスラム教徒の支配下に置かれていた時代に、ヨーロッパ大陸に持ち込まれたものだ。現在でも、アラブ式農法が残るヨーロッパ大陸唯一の場所として希少な価値をもつ。その希少性が評価され、2000年に世界遺産に登録されている。
アービラの旧市街と塁壁の外の教会群(アービラノキュウシガイトルイヘキノソトノキョウカイグン)
- アビラ
- 歴史的建造物
アービラはローマ帝国時代に植民地として誕生した町。8世紀からイスラム教徒の支配下に入るが、11世紀、カスティーリャ・レオン王であるアルフォンソ6世が奪還し、以後、イスラム教徒からスペインの領土を守るために再建された。「聖者と石の町」と呼ばれ、旧市街は高さが平均12m、長さ約2.5kmにおよぶ分厚い城壁に囲まれている。修道院改革に尽力した聖テレサの生誕地であり、宗教裁判所長トルケマダが葬られた場所でもある。中世の厳格な雰囲気を今に伝えており、ゴシック建築の大聖堂や、82の半円形の塔や9つの門をもつ要塞施設は、スペインで最も完全な形を保っている例といえる。城壁内には聖テレサ修道院があるほか、城壁外にはサンホセ修道院、エンカルナシオン修道院などがあり、カトリック信仰の拠点の一つとしても知られている。1985年に世界遺産に登録された。
アントニ・ガウディの作品群(アントニガウディノサクヒングン)
- バルセロナ
- 歴史的建造物
スペイン北東部カタルーニャ地方の州都バルセロナは、建築家アントニ・ガウディ(1852~1926年)の作品で余りにも有名だ。アールヌーヴォーやイスラムの影響を受けたムデハル様式などさまざまな様式を取り入れ、独自のスタイルを確立したガウディは、1882年、代表作であるサグラダ・ファミリア聖堂に着手、現在も建設は続いている。その後、19世紀末から20世紀のバルセロナの富裕層に受け入れられ、大富豪であるグエル伯爵の依頼でパルケ・グエル(グエル公園)、パラシオ・グエル(グエル邸)を建築したほか、カサ・ミラ(ミラ邸)などを次々に手掛けた。1984年に、彼の作品のうち、パルケ・グエルなど3件が世界遺産に登録され、次いで2005年にサグラダ・ファミリアなど4件が追加登録されている。
カタルーニャ音楽堂(カタルーニャオンガクドウ)
- バルセロナ
- 歴史的建造物
カタルーニャ地方の州都バルセロナにあり、カタルーニャ・アールヌーヴォーの建築家ルイス・ドメネク・モンタネルが建築した作品。サン・パウ病院と合わせて、1997年に世界遺産に登録。1908年に、オルフェオ・カタラン合唱団のために建設された音楽堂は、鋼鉄の骨組みを持ち、十分な採光と空間の広さを確保、新技術と芸術性を巧みに組み合わせたモンタネルの最高傑作と評されている。建物のファサード(正面)は、作曲家の胸像や聖人の彫像で飾られ、大ホールはタイルや彫刻、豪華なシャンデリアなどが溢れる華やかな空間だ。
ビスカヤ橋(ビスカヤバシ)
- ビルバオ
- 橋
スペイン北部バスク地方、ビスケー湾に面したビルバオは、かつて鉄鋼や造船で栄えた都市。ビスカヤ橋はビルバオ郊外の河口付近にあり、人々が工場に通う際、川を渡る手段として考案されたもの。バスク地方出身の建築家アルベルト・デ・パラシオが設計し、1893年に完成した。全長160mで、19世紀当時の先端技術だった軽量の鉄ロープを使い、高さ45mの橋桁から吊り下げたゴンドラで人や車などを運ぶ仕組みとなっている。そのため、橋の下を大型船が通れる便利なものだ。世界初のこの試みは、ヨーロッパのみならずアフリカやアメリカでも採り入れられたが、現存するものは数少ない。産業革命における非常に優れた鉄製の構造物として認められ、2006年に世界遺産に登録されている。橋の上からの眺めは格別。
アルタミラ洞窟と北スペインの旧石器時代の洞窟画(アルタミラドウクツトキタスペインノキュウセッキジダイノドウクツガ)
- サンティリャーナデルマール
- 鍾乳洞・洞窟
スペイン北部サンティリーニャ デル マルの町の郊外にあるアルタミラ洞窟は1985年に世界遺産に登録され、後に、17カ所の洞窟が追加された。これらの洞窟には、3万5千年~1万1千年前の旧石器時代に、ヨーロッパの洞窟壁画が絶頂期を迎えたことを示す、貴重な壁画が残されている。洞窟の奥深くに描かれていたため気候変動の影響も受けず、保存状態がよいのが特徴だ。スペイン北部に最初に人類が辿りついたのは、3万5千年前のこと。最初の壁画が描かれたのもこの頃とされる。約1万8千年前に氷河期が始まり、1万7千~1万3千年前には主要な壁画が描かれ、主題や技法などがバラエティに富むものになった。その後気候が温暖になるにつれ、洞窟壁画も衰退を始める。現在、オリジナルの洞窟壁画は劣化を防ぐため非公開となっており、アルタミラ洞窟の場合は、隣接する博物館に精密な複製が展示されている。
グラナダのアルハンブラ、ヘネラリーフェ、アルバイシン地区(グラナダノアルハンブラヘネラリーフェアルバイシンチク)
- グラナダ
- 歴史的建造物
シエラ ネバダ山脈の麓にあるグラナダは、レコンキスタ(国土回復運動)により、イベリア半島の大半がキリスト教徒に奪還された後、1238年から1492年までナスル朝グラナダ王国の首都として繁栄をとげた都市。魔法を使って建設されたといわれるほど幻想的な美しさをもつアルハンブラ宮殿は、アル アフマール王によって建設が開始され、歴代の王に受け継がれたもの。内部にはコマレス宮やライオン宮など繊細な美しさをもつ宮殿があり、隣接する丘の上にあるヘネラリーフェは夏の離宮として使われた場所。庭園の水路や噴水などが美しく、「水の宮殿」とも呼ばれる。アルバイシン地区は、グラナダ最古の地区で、今なおイスラム時代の面影を宿している。ナスル朝最後の王ボアブディルはカトリックの女王イザベルに宮殿を明け渡し、涙にくれながら北アフリカへと去っていったと伝えられる。世界遺産への登録は1984年のこと。
イビサ、生物多様性と文化(イビサセイブツタヨウセイトブンカ)
- イビサ島
- 島
イビサは、スペイン東部のバレアレス諸島で3番目に大きな島。クラブカルチャーの島として大人気だが、島の沿岸には近年植生域が狭まってきている地中海沿岸の固有種の海藻ポセドニアが密生しており、豊富な海洋生物をはぐくんでいる。島の歴史も長い。フェニキア人により、島の中心都市イビサにアクロポリスが建設されてから、アラブ、カタロニアと支配者が変わり、ルネサンス期には、それまでに造られた要塞がより堅固なものに改修されている。イビサの山の手地区は最も古いエリアで、16世紀にルネサンス様式の要塞が完成してから、今も当時の状態が保たれている。壁と砦は16世紀以前のものを基礎とし、それと一体化して新たなものが築かれたため、歴史的な築城術の移り変わりも見学できる。丘の上のカテドラルからの眺めもよい。イビサ島は自然の豊かさと文化的な価値が評価され、1999年に世界遺産に登録された。
ウベダとバエーサのルネサンス様式の記念碑的建造物群(ウベダトバエーサノルネサンスヨウシキノキネンヒテキケンゾウブツグン)
- ハエン
- 歴史的建造物
スペイン南部アンダルシア地方に位置するウベダとバエーサは小さな都市で、9世紀に北西アフリカのアラブ系ムーア人に支配された時代、そして13世紀のレコンキスタ(国土回復運動)の時代に都市として形成された。その後一時衰えをみせたが、16世紀のルネサンス時代に復興、修復され、さらに発展し、最盛期を迎えている。この時代、修復に関わる建築様式などと共に、イタリアから人文主義的な思想がもたらされ、後にスペインの植民地であるラテンアメリカの建築様式にも影響を与えたことが知られている。両都市は、アラブ アンダルシア的な都市構造と北方のヨーロッパ的な大聖堂や教会、公共の建築物、イサベル様式のファサードが美しいハバルキント宮殿(バエサ)などが評価され、2003年に世界遺産に登録されている。
ヘラクレスの塔(ヘラクレスノトウ)
- ラコルーニャ
- 歴史的建造物
ヘラクレスの塔は、1世紀の末、スペイン北西部ガリシア地方の大西洋岸にローマ人が建設したもの。当時はブリガンティウムの塔と名付けられていた。ラコルーニャ港の入口の灯台兼ランドマークとして建てられ、現在にいたるまで機能してきた世界最古の灯台として知られる。ガリシア沿岸は、今も昔も、地中海とヨーロッパ北西部を結ぶ重要な航路であり、灯台は不可欠な存在だった。灯台は高さ57mの岩盤の上に立ち、高さ55mの塔を持つ。塔の下段34mはローマ時代に建設されたもので、上段21mは18世紀に新古典主義建築の改築が施された際に増築されたもの。灯台のほか、彫刻公園、鉄器時代のモンテ・ドス・ビコスの岩絵、イスラム教徒の墓地も世界遺産に含まれており、登録されたのは2009年のこと。
ラス・メドゥラス(ラスメドゥラス)
- レオン
- 遺跡・史跡・旧跡・城址
イベリア半島の北西部は、紀元前29~紀元後19年のアウグストゥスによる戦闘の後、ローマ帝国の支配下に入った。その後、植民都市やローマ道が建設され、1世紀後半には、鉱山資源を開発するための新たな植民が開始されている。ラス・メドゥラスは金に恵まれていたため、ローマ独自の最新技術を使って採掘が進められた。その方法とは、周辺からローマ水道を使って水を引き、一旦貯水池に溜めた後、あらかじめ地面に掘った穴に一気に水を流し込み、山を崩していくというもの。土の中に含まれている砂金を選別し、集められた金は属州の州都を経て、本国の皇帝の元へと運ばれていった。鉱山の跡には、水流に削り取られ切り立った崖や、掘り出された土や岩のかけらが堆積する荒漠とした大地が残されている。やがて金が掘り尽くされると鉱山は放棄され、周辺で農業が行われる静かな地へと戻っていった。世界遺産への登録は1997年。
ルーゴのローマ城壁群(ルーゴノローマジョウヘキグン)
- ルーゴ
- 城
ルーゴは、スペイン北西部のガリシア州ルーゴ県の県都。紀元前15~13年、アウグストゥス帝が遠征で野営した場所に町が建設され、ルクス・アウグスティと名付けられる。当時はローマ支配下の平和な時代で、町には公共施設や豪華な建物が広範囲に及んでいた。だが、ローマ帝国の衰退した3世紀の後半には、周辺からの侵略を防ぐため町の中心部を囲んで城壁が建設される。壁は外側を石で固め、内部には土と石と壊した建物のがれきを詰めて築いたものだ。一周約2.1lkmの城壁の上は通路となっており、46におよぶ半円形の塔が今も残る。しかし、714年にはムーア人の手に落ち、755年にアストリアスのアルフォンソ1世が奪還。10世紀の後半にはノルマン人の侵略を受けるなど、町は苦難の道を歩んだ。今なお残る、ローマ時代後期の優れた城壁建築が世界遺産に登録されたのは2000年のこと。
マドリードのエル・エスコリアル修道院とその遺跡(マドリードノエルエスコリアルシュウドウイントソノイセキ)
- マドリード
- 歴史的建造物
スペイン中部、グアダラーマ山脈の麓にあり、マドリードの北西45kmに位置するエル・エスコリアル修道院は、宮殿や霊廟、図書館などを併せもつ広大な施設だ。国王フェリペ2世の命で1584年に建設された。1557年の戦いでフェリペ2世がフランス軍を破った際、スペイン軍が誤って聖ロレンソに捧げられた教会を破壊してしまったことを償うためだったという。そのため、鉄格子の上で処刑された聖人を弔う意味で、修道院には格子型のデザインが施されている。
メリダの遺跡群(メリダノイセキグン)
- メリダ
- 遺跡・史跡・旧跡・城址
スペイン南西部エストレマドゥーラ州にあるメリダは、紀元前25年、ローマの植民都市アウグスタ・エメリタの名で建設され、属州ルシタニアの州都となった。保存状態のよい遺跡が多数残されており、なかでもグアディアナ川にかかる橋は全長792m、紀元前25年ころに造られたもので、現在も人が歩いて渡れる。そのほか紀元前8年に造られた円形闘技場は、収容人数1万4000人と大規模な物で、剣闘士の戦いなどが繰り広げられた。隣接するローマ劇場は、スペインに残るもののなかで最も豪華なものとして知られている。トラヤヌス帝の凱旋門、ディアナ神殿、花崗岩とレンガで造られた水道橋など見どころが多い。ローマ時代の属州の首都の様子がよくわかる貴重な遺跡として1993年に世界遺産に登録された。
コルドバ歴史地区(コルドバレキシチク)
- コルドバ
- 歴史的建造物
スペイン南部アンダルシア地方のグアダルキビル川の右岸に広がるコルドバは、ローマ時代に属州の首都だった都市。711年にイベリア半島に侵攻してきたムーア人の支配下に入った。さらにダマスカスを追われたカリフ、アブド・アル・ラフマンが、756年に後ウマイヤ王朝を開いてから、コルドバは最盛期を迎える。786年、王命によりメスキータの名で知られる大モスクの建設を開始、内部には大理石と赤レンガを組み合わせたアーチが多数配置され、独特なエキゾチックな雰囲気が漂う。メスキータは、13世紀中ごろまで、ヨーロッパ各地から人々が集まる、イスラム世界の学問と芸術の中心地として高い名声を得た。このほか旧市街には、カスティーリャ王の命により建設された王城アルカサル、ローマ時代の橋と保塁などが残されており、多くの観光客を集めている。1984年にコルドバの歴史地区は世界遺産に登録された。
タラゴーナの遺跡群(タラゴーナノイセキグン)
- タラゴナ
- 遺跡・史跡・旧跡・城址
タラゴーナは、スペイン北東部カタルーニャ州の地中海に面した町。紀元前218年、ローマ帝国の地方総督スキピオ・アフリカヌスが攻略し要塞化、イベリア半島で最初の植民地とした。アウグストゥス帝の治世下では、属州の州都となった。ローマの権力を誇示するため、ローマ式の公共建築が建てられ、アウグストゥス帝やハドリアヌス帝をはじめ、ローマの皇帝が幾人も訪れたという。町の防御壁は、イベリア半島でのローマ時代初期の軍事技術を示すものであり、同時に町の最も重要なシンボルといえるもの。8世紀初めにウマイヤ朝に征服され、町が破壊されたが、12世紀に再びキリスト教徒が奪回している。現在、町にはローマ時代の円形劇場や水道橋、凱旋門などの遺跡が残されている。世界遺産への登録は2000年のこと。
ポブレー修道院(ポブレーシュウドウイン)
- タラゴナ
- 社寺・教会・宗教施設
スペインのカタルーニャ州タラゴナの北西にある修道院。フランスを拠点とするカトリック系シトー会の修道院で、12世紀の半ばにこの地に築かれている。修道院は、シトー会で最も大きく完全なものの一つで、堅固な軍事施設、王宮、住居としての機能も兼ね備えていた。その建築は、12~14世紀のシトー様式で、カタルーニャの宗教建築を代表するものとして知られている。タラゴナとレリダの中間という要衝に位置するため、アラゴン王ペドロ4世によって、要塞化されている。長さ608m、厚さ2mにおよぶ内壁が築かれたのもこの時だ。その後、王族の埋葬地が造られ、カタロニアとアラゴンの王とその妃たちが葬られている。14世紀には王宮の建設も始まったが、これは未完に終わった。世界遺産への登録は1991年。
サンティアゴ・デ・コンポステーラ(旧市街)(サンティアゴデコンポステーラキュウシガイ)
- サンチャゴ デ コンポステーラ
- 歴史的建造物
スペイン北部、ガリシア地方にある都市。10世紀末にイスラム教徒によって破壊されたが、その後1世紀を費やして、完全に復興された。今では、旧市街はロマネスク、ゴシック、そしてバロック建築の宝庫であり、世界でも最も美しい街の一つとして数えられている。この地は9世紀初頭、サンティアゴ(聖ヤコブのスペイン名)の遺骸が偶然発見されたことから、エルサレム、ローマと並ぶ中世ヨーロッパ三大聖地の一つとして、ヨーロッパ各地から巡礼が訪れるようになり、巡礼路が形成されていった。12世紀に建立された大聖堂はロマネスク様式の建築で、巡礼路に設けられたほかの大聖堂の基本形となっている。また、大聖堂内部の多数の彫像が施された「栄光の門」は傑作として名高い。大聖堂の裏側には、1611年に造られた免罪の門がある。旧市街が世界遺産へ登録されたのは1985年のこと。
サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路(サンティアゴデコンポステーラノジュンレイロ)
- サンチャゴ デ コンポステーラ
- 歴史的建造物
フランスとスペインの国境があるピレネー山脈から、サンティアゴ・デ・コンポステーラへと続く巡礼路。9世紀にサンティアゴ(聖ヤコブ)の遺骸が発見され、キリスト教三大聖地の一つとなった一つを訪ねる巡礼が始まったのは10世紀ころで、11世紀にはヨーロッパ各地から多くの巡礼者が集まるようになった。路沿いには、教会や宿泊施設などが数多く建設され、1800にもおよぶ歴史的な建造物が残されている。最盛期には年間50万人もの人々が通ったという巡礼路は、イベリア半島とヨーロッパ各地との文化的な交流路としての役割も果たしていた。巡礼者は社会的な地位に関わりなく、全階級の人がヨーロッパ中から参加したことも特徴的だ。全長約800kmの道のりの途中には、パンプローナやブルゴス、レオンといった都市もあるが、広漠とした大地や山道などもあり、決して楽な道のりではない。とはいえ、現代にいたるまで巡礼者が絶えることなく続いている。世界遺産に登録されたのは1993年のこと。
セゴビア旧市街とローマ水道橋(セゴビアキュウシガイトローマスイドウキョウ)
- セゴビア
- 歴史的建造物
マドリードの北西95kmほどのところに位置するセゴビアは、ローマ時代の水道橋、アルカサル(城)、そして18世紀に完成した大聖堂で知られている。水道橋は、上下2段のアーチ形の橋げたで支えられており、紀元後50年ころに建造されている。18km離れたリオ・フリオから水を引く際、最も難関だったのが町の手前のリオ クラモレス谷を横切ることで、全長813m、高さが最大で28.5mにおよぶ水道橋を造ることでその難問を切り抜けている。当時のローマの技術の高さを物語る壮大な建築物だ。旧市街の崖の上に立つアルカサルは、11世紀に建立され、映画『白雪姫』に登場する城のモデルともなった優美な城。大聖堂は、スペインで最後に造られたゴシック建築のもので、優雅な姿は貴婦人にたとえられる。旧市街と水道橋は1985年に世界遺産に登録された。
サラマンカ旧市街(サラマンカキュウシガイ)
- サラマンカ
- 歴史的建造物
マドリードの北西にあるサラマンカは、大学都市として知られる。「美徳と学問と芸術の母」をモットーとする大学は、1218年に創立後ほどなくボローニャ大学、パリ大学、そしてオックスフォード大学と並ぶ、ヨーロッパで最も優れた大学として知られるようになった。現在、大学内には、15~18世紀にかけてのゴシック、ルネサンスそしてバロック様式の建築が立ち並んでおり、オックスフォードやケンブリッジ同様の大学都市を形成している。12世紀建立でロマネスク様式の旧大聖堂、16~18世紀に建てられたゴシック建築の新大聖堂、チェリゲラ様式で有名なサンエステバン修道院、帆立て貝の装飾が施された「貝の家」など、旧市街には見どころも多い。世界遺産に登録されたのは1988年。
コア渓谷(ポルトガル)とシエガ・ヴェルデ(スペイン)の先史時代のロックアート遺跡群(コアケイコクポルトガルトシエガベルデスペインノセンシジダイノロックアートイセキグン)
- サラマンカ
- 遺跡・史跡・旧跡・城址
ポルトガルのコア渓谷とスペイン西部のシエガ・ヴェルデの先史時代のロックアート(岩壁画)は、ドウロ川の支流であるコア川とアケダ川のほとりにある。旧石器時代前期以降(紀元前2万2千~1万年ころ)に描かれた岩壁画は、アルタミラ洞窟の壁画とほぼ同時期のものとみられている。数千年間にわたって描かれた数百におよぶ壁画のなかに、数千もの動物(コア渓谷に5000、シエガ・ヴェルデに440ほど)が描写されており、イベリア半島にある石器時代の野外の絵画としては最大級のものとして知られている。絵を描く際には、洞窟の中でも野外でも、同じ主題や技法が用いられており、当時の芸術表現を研究するのに大変役立つものとなっている。世界遺産への登録は1998年のこと。
セビージャの大聖堂、アルカサルとインディアス古文書館(セビージャノダイセイドウアルカサルトインディアスコモンジョカン)
- セビリア
- 歴史的建造物
スペイン南部に位置するセビージャは、712年から500年以上にわたり、イスラム教徒の支配下に置かれた都市。しかし、レコンキスタ(国土回復運動)によりキリスト教徒が奪還し、以後、アメリカ大陸との貿易港として繁栄する。1987年に世界遺産に登録された大聖堂とアルカサル(城)は1248年のレコンキスタから16世紀の時代のもので、イスラム様式とアンダルシアのキリスト教の2つの影響を受けている。大聖堂はスペイン最大の規模を誇り、内部にはコロンブスの墓も。隣接するヒラルダの塔は、モスクのミナレットとして建設され、16世紀に鐘楼が増設されている。アルカサルは、イスラム時代の城を改築したもので、イスラム風の装飾が美しい。ルネサンス様式の建物のインディアス古文書館には、アメリカ大陸でのスペイン領に関する貴重な古文署が保存されている。
サン・クリストバル・デ・ラ・ラグナ(サンクリストバルデララグナ)
- テネリフェ島
- 歴史的建造物
サン・クリストバル・デ・ラグナは、アフリカ大陸の西の洋上に浮かぶカナリア諸島最大の島、テネリフェ島にある州都。1997年に世界遺産に登録された町は、大きく二つに分かれている。1497年、町の名の由来にもなった浅い湖(現在は干拓されたため存在しない)のほとりに建設された山の手地区は、入植した兵士たちがコンセプシオン教会を中心に、無秩序に家を建設したもの。一方、下町地区は、レオナルド・ダビンチが、イタリアの都市イーモラのために作成した都市計画を基に築かれている。主要な公共空間を広い道路がつなぎ、格子状に細い道路がめぐらされ、島の支配階級の住宅や修道院の建物などの建設が急ピッチで進められた。現在は落ち着いた雰囲気の街並みが広がり、1511年に建立されたコンセプシオン教会など16~18世紀の建物が残されている。また、この砦を持たない植民都市は、アメリカ大陸での都市建設のひな形ともなっている。
テイデ国立公園(テイデコクリツコウエン)
- テネリフェ島
- 国立公園
アフリカ沖のカナリア諸島最大の島、テネリフェ島には標高3718mでスペイン最高峰のテイデ・ピコ・ヴィエホ山がそびえている。海底からの高さは7500mに達し、世界で3番目に高い火山とされている。この山を中心にテイデ国立公園が広がり、クレーターや成層火山など多彩な火山地形を擁することから、地球の歴史、海洋性火山の生成過程などの研究対象として貴重な存在となっている。さらにこの島での研究は、同じく世界遺産に登録されているハワイ火山国立公園の研究同様重要なものであり、火山学の歴史に大きく貢献している。また、噴石と溶岩の織りなす山肌の色の違い、雲海、テイデ・ビコ・ヴィエホ山の雄大な景観など、景色の美しいことでも知られている。世界遺産に登録されたのは2007年のこと。
古都トレド(コトトレド)
- トレド
- 歴史的建造物
スペイン中部、カスティーリャ州の古都。古代ローマ帝国の自治都市として始まり、西ゴート王国の首都、後ウマイヤ朝の要塞都市、イスラム教徒と戦う前線基地、16世紀にはカール5世の一時的な居所になるなど長く複雑な歴史と文化をもつ。市の中心部には、13世紀にフェルナンド3世の命により建築が開始され、15世紀末に完成したゴシック建築の大聖堂がそびえる。スペインカトリックの総本山で、金銀宝石で飾られた聖体顕示台、エル・グレコの宗教画など見どころも数多い。このほか、サント・トメ教会など多くの教会が建立された。
カーセレスの旧市街(カーセレスノキュウシガイ)
- カセレス
- 歴史的建造物
スペイン西部エストレマドゥーラにあるカーセレスは、紀元前1世紀にローマ人によって建設された都市。8世紀にはイスラム教徒によって征服され、城壁や宮殿、塔などが再建設されている。キリスト教徒がこの都市を奪還したのは、13世紀になってから。レコンキスタ(国土回復運動)のころに最盛期を迎え、多くの貴族たちが邸宅を建設している。現在も、中世に築かれた城壁の中にローマ様式、イスラム様式、北部ゴシック様式、ルネサンス様式などが混合し、あたかも時が止まったかのような雰囲気がただよう。見どころとしては、大聖堂として建設されたサンタ・マリア教会、貴族の館だったカルバハル邸、イスラム時代に造られた30前後におよぶ塔、なかでもブハコの塔などが知られている。世界遺産に登録されたのは1986年のこと。
歴史的城壁都市クエンカ(レキシテキジョウヘキトシクエンカ)
- クエンカ
- 歴史的建造物
イスラム教徒のムーア人によって建設された要塞都市。クエンカはムーア人にとってイベリア半島防御の要となる位置にあり、ウエカル川の横にそそりたつ断崖絶壁の上で、容易には攻められない堅固な砦として知られていた。しかし、12世紀、レコンキスタ(国土回復運動)のさなか、カスティーリャ王国によって征服され、司教区の所在地となった。中世の街並みが今なお保存されており、13世紀にスペインで初めて建立されたゴシック様式の大聖堂や、絶壁からウエカル川の上空へはみ出すように立つ「宙づりの家」などが見どころだ。崖の上の城壁に囲まれた狭いスペースを有効に使うため、独特な建築スタイルが発達し、訪れる人を驚かせている。世界遺産に登録されたのは1996年のこと。
アタプエルカの考古遺跡(アタプエルカノコウコイセキ)
- ブルゴス
- 遺跡・史跡・旧跡・城址
シエラ・デ・アタプエルカの洞窟では、ヨーロッパ最初期の人類の化石が多数発見されている。最も古いものは、80万年前にさかのぼる。遠い祖先たちがどのような姿をし、どのような生活を送っていたかを物語ると共に、アフリカで誕生してから現代にいたるまでの人類の進化の歴史を解き明かす貴重な存在だ。この遺跡はカスティリア高原の北東にあり、標高はおよそ1000mほど。石灰岩の台地が500万年にわたって削られ、カルスト台地に洞窟が形成されている。更新世の時代には、洞窟の入口付近に川が流れていたため、より人類の居住に適していたものと考えられている。人骨がまとまって発見された場所は墓地であったと推定されているほか、さまざまな生活の痕跡が残されている。2000年に世界遺産に登録された。
ボイ渓谷のカタルーニャ風ロマネスク様式教会群(ボイケイコクノカタルーニャフウロマネスクヨウシキキョウカイグン)
- レリダ
- 社寺・教会・宗教施設
ボイ渓谷は、スペイン北東部のカタルーニャ地方、ピレネー高地のアリタ・リバゴルス地区にある狭い渓谷で、切り立った山々に囲まれている。渓谷では、村ごとに柵で囲われた教会が立ち、より高度の高いエリアには、放牧用の草地が広がっている。教会はカタルーニャ風ロマネスク様式で、この地方の純粋なスタイルを守ってきた。かつて、イベリア半島を席巻したイスラム教徒もこの谷まで侵入することはなかった。一方、11世紀には、ロンバルディアからロマネスクの建築様式がもたらされている。谷は銀の産地で、もたらされた富の多くが教会建築に費やされ、その芸術的な価値が、現在、高く評価されている。ボイ渓谷のサンタ マリア教会やサント クリメント教会など、9つの教会が世界遺産に登録されたのは2000年のことだ。
ガラホナイ国立公園(ガラホナイコクリツコウエン)
- ゴメラ島
- 国立公園
ガラホナイ国立公園は、アフリカ沖に浮かぶカナリア諸島のゴメラ島中心部にあり、面積は約40平方kmにおよぶ。その約70%は照葉樹の原生林だ。ゴメラ島は15世紀にスペインの植民地となり、16世紀には、ヨーロッパとアフリカを結ぶ航路の中間地として栄えた。またこの島では、通信手段として指笛が発達したことでも知られる。国立公園の名は、島で最も高い標高1484mの山の名前にちなんだもの。島にはたくさんの泉や無数の小川があり、ふんだんに水分があることから植物が豊かに繁茂している。植物相の25%、動物相の50%がこの地方固有のもので、絶滅の危機に瀕している種も多い。第3紀(氷河期の前)には、南やーロッパや北アフリカでも自生していたが、気候変動により、現在ではほとんど消滅してしまった照葉樹林が今も残されていることが高く評価され1986年に世界遺産に登録された。
アルカラ・デ・エナレスの大学と歴史地区(アルカラデエナレスノダイガクトレキシチク)
- アルカラ デ エナーレス
- 歴史的建造物
16世紀、ジメネス・デ・シスネロス枢機卿によって創立されたアルカラ・デ・エナーレスは、世界初の計画的な大学都市だ。マドリード州東部に位置し、「神の都市」というコンセプトの下に造られ、ヨーロッパはじめ、広く世界に影響を与えている。大学では教会やスペイン帝国の幹部育成が行われたほか、言語の研究にも力を入れ、1517年にはラテン語、ギリシア語、カルデア語、ヘブライ語など、多言語の対訳聖書を刊行している。大学の敷地はセルバンテス広場から歴史地区の東へと広がっており、ゴシック建築の大聖堂が立つ。大学のプラテレスコ風ファサードや4階建てのパティオ・マヨールなども見どころだ。また、アルカラ デ エナレスは、世界的に知られる名作『ドン・キホーテ』の作者セルバンテスの出身地としても知られている。1998年に世界遺産に登録された。
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