【2026年版】スペインの祝日|旅行者必見のイベント・ベストシーズン徹底ガイド

JTBスペイン
マタドールくん

スペイン旅行を計画するうえで欠かせないのが、スペインの祝日カレンダー(2026年版)です。
スペインの祝日は、全国共通の祝日と自治州ごとの祝日があり、観光施設の営業時間や交通機関、街の混雑状況に大きく影響します。
一方で、セマナ・サンタ(聖週間)や三賢者の日など、祝日だからこそ体験できる伝統行事やイベントが豊富なのもスペインの魅力
祝日の特徴を理解しておけば、「不便な日」ではなく旅のハイライトになる特別なタイミングにもなります。
この記事では、2026年のスペインの祝日一覧と、祝日に合わせて楽しめるイベント・観光ポイント・注意点を旅行者目線で詳しく解説します。

2026年スペインの祝日一覧

【全国共通】

1月1日(木):元日(Año Nuevo)

1月6日(火):公現祭(Día de Reyes/三賢者の日)

4月3日(金):聖金曜日(Viernes Santo)※年により変動

5月1日(金):労働者の日(Día del Trabajador)

8月15日(土):聖母マリア被昇天祭(Asunción)

10月12日(月):スペイン国民の日(Fiesta Nacional de España)

11月1日(日)(2日に振替):諸聖人の日(Todos los Santos)

12月6日(日)(7日に振替):憲法記念日(Día de la Constitución)

12月8日(火):聖母マリア無原罪の御宿り(Inmaculada Concepción)

12月25日(金):クリスマス(Navidad)


【マドリード市(州)の祝日一覧】(全国共通に加えて州独自の祝日)

4月2日(木):<州>聖木曜日(復活祭3日前)(Jueves Santo)

5月2日(土):<州>マドリード州の日(Día de la Comunidad de Madrid)

5月15日(金):<市>サン・イシドロの日 (San Isidro)

11月9日(月):<市>聖母アルムデーナの日(Nuestra Señora de la Almudena)

【バルセロナ市(カタルーニャ州)の祝日一覧】(全国共通に加えて州独自の祝日)

4月6日(月):<州>イースターマンデー(Dilluns de Pasqua)

5月25日(月):<市>第二復活祭(精霊降臨祭翌月曜日)(Segunda Pasqua)

6月24日(水):<州>聖ヨハネの日(Sant Joan)

9月11日(金):<州>カタルーニャ州の日(Diada Nacional de Catalunya)

9月24日(木):<市>聖母メルセ祭(Dia de la Mercé)

12月26日(土):<州>サン・エステバの日(Sant Esteve)

1月:元日(Año Nuevo)&公現祭(三賢者の日/Día de Reyes)|年始の静けさと祝祭ムードが共存する、スペインならではの特別な時期

スペインの1月は、1日の元日(Año Nuevo)と6日の公現祭(三賢者の日/Día de Reyes)という、2つの重要な祝日から始まります。
元日は新年を祝う全国共通の祝日で、公現祭はイエス・キリストの誕生を祝って三賢者が訪れたことに由来する宗教的祝日です。
特に公現祭は、スペインではクリスマス以上に重視される家庭行事で、子どもたちがプレゼントを受け取る日として広く知られています。
そのため、スペインの年末年始は「12月24日〜1月6日までがひと続きの祝祭期間」という感覚があり、旅行者にとっても独特の季節感を味わえる時期です。

1月1日の元日は、大晦日のカウントダウンや花火の余韻が残り、都市部でも比較的静かな雰囲気。
マドリードやバルセロナでも人出が少なく、主要観光地でも落ち着いた街歩きが楽しめます
1月5日の夜になると空気は一変し、「東方三賢者のパレード、カバルガタ・デ・レイエス(Cabalgata de Reyes)」が全国各地で開催されます。
色鮮やかな山車、音楽隊、三賢者に扮した人物たちが街を練り歩き、観客にお菓子を投げる演出は、子どもだけでなく大人や観光客にも大人気。スペインのクリスマスシーズンを締めくくるクライマックスとなるイベントです。
マドリードやバルセロナでは特に規模が大きく、街全体が祝祭ムードに包まれます
そして1月6日の公現祭当日は、再び街は静けさを取り戻し、家族で食事を楽しむ穏やかな祝日となります。この日を境にスペインでは、完全にクリスマスシーズンの終わりを告げます。

⚠️観光の注意点
・1月1日・6日は商店やレストランの休業率が高い
・観光施設は短縮営業または休館の可能性あり
・1月5日夜は中心部が混雑し、交通規制が行われることも
・年始は公共交通機関が祝日ダイヤになる
そのため、レストラン予約や観光施設の営業情報は事前確認が必須です。

👍この時期観光のチャンス
・観光客が比較的少なく、写真撮影や街歩きに最適
・三賢者パレードという、スペインならではの伝統行事を体験できる
・年始セール(Rebajas)が始まり、ショッピングも楽しめる
・冬でも比較的温暖で、歩きやすい気候

このように、1月のスペインは「静かな観光」と「華やかな祝祭」の両方を味わえる、知る人ぞ知る穴場シーズン。祝日の特徴を理解していれば、観光満足度の高い旅が実現します。

4月:セマナ・サンタ(聖週間/Semana Santa)|スペイン文化と信仰が街を包み込む、最も荘厳な季節

セマナ・サンタ(Semana Santa/聖週間)は、イエス・キリストの受難と復活を記念するカトリック最大級の宗教行事です。
復活祭(イースター)直前の1週間に行われ、年によって日程が変動します。
2026年のセマナ・サンタの日程は以下の通りです。
・聖枝祭(Domingo de Ramos):3月29日(日)
・聖木曜日(Jueves Santo):4月2日(木)
・聖金曜日(Viernes Santo):4月3日(金)
・復活祭(Domingo de Pascua):4月5日(日)

特に 聖木曜日と聖金曜日は全国的な祝日となり、多くの都市で公共機関や商店が休業します。
スペインでは一年で最初の大型連休になるので、多くの人が国内外旅行へ出ます。宗教行事としてだけではなく、春の休暇としても大きなイベントです。

セマナ・サンタ最大の見どころは、何と言っても 「プロセシオン(宗教行列)」です。
スペイン各地で、フードをかぶった修道会の人々(ナサレノス)が、巨大な山車(パソ/Paso)に載せられたキリスト像や聖母像を担ぎ、街の中心部を何時間もかけて練り歩きます。
特に有名なのは、
・セビリア:世界最大級、最も荘厳で芸術性が高い
・マラガ:軍や有名人も参加する迫力ある行列
・グラナダ:アルハンブラを背景にした幻想的な夜の行進

太鼓の重低音、トランペットの哀調、観衆の沈黙、そしてロウソクの灯りに照らされる彫刻群が、非日常的で圧倒的な宗教空間を作り出します。夜通し行われる行列も多く、街全体が「祈り」と「伝統」に包まれる一週間です。
観光客だけでなく国内旅行者も多く、バルセロナやマドリードでも人出が増え、レストランやバルは活気に満ちます

⚠️観光の注意点
・ホテルが早期に満室になり、宿泊費が高騰しやすい
・プロセシオンのルート周辺は大規模な交通規制
・観光施設の営業時間変更や入場制限が発生することも
特に聖木曜日・聖金曜日は、地方ではお店が閉まることが多いので営業時間など事前チェックをおすすめ。

👍この時期観光のチャンス
・一生に一度は見たい、世界屈指の宗教行事
・スペイン文化・歴史を深く体感できる
・春の穏やかな気候で観光しやすい
・写真・動画撮影の満足度が非常に高い

2026年は4月初旬開催で、春旅行と非常に相性が良いです。セマナ・サンタ体験をしてみてはいかがでしょうか。プロセシオンの行列は夜が本番なので、昼観光+夜プロセシオンがおすすめ。また人混みが苦手な方には中小都市や郊外が狙い目です。

8月15日:聖母被昇天祭(Asunción de la Virgen)|夏休み本番のスペインで“祝日×ローカル祭り”を楽しむ絶好のタイミング

8月15日の聖母被昇天祭は、聖母マリアが天に召されたことを記念するカトリックの祝日で、スペイン全土で祝われる全国共通の祝日です。
宗教的な意味合いの一方で、現代のスペインでは夏季バカンスの中心日としての側面も非常に大きく、多くの人がこの日を含めて長期休暇を取ります。
特に8月はスペイン国内の企業・学校がほぼ完全に休暇モードに入る時期であり、聖母被昇天祭は「スペインの夏のピーク」とも言える存在です。

8月中旬のスペインは、都市部とリゾート地でまったく異なる表情を見せます。
マドリードやバルセロナなどの大都市では、多くの地元住民が郊外や海沿いへ出かけるため、中心部は比較的落ち着いた雰囲気に。一方で、観光客は多く、また美術館や主要観光スポットは通常通り賑わいます
特にバルセロナでは、この時期を象徴するイベント「グラシア祭(Festa Major de Gràcia)」が開催されます。
8月15日前後に開催されるこの祭りでは、グラシア地区の通り一つひとつがテーマを持って装飾され、街全体が巨大なアート空間へと変貌します。
昼間は色鮮やかな装飾を眺めながらの街歩き、夜は音楽ライブや路上イベントで大いに盛り上がり、「観光」と「地元のお祭り体験」を同時に楽しめる、夏のバルセロナならではの光景が広がります
また、地中海沿岸(バレンシア、バルセロナ近郊、コスタ・デル・ソル)やバレアレス諸島、カナリア諸島では、ビーチ、港町、リゾートホテルが国内外の観光客で埋まり、夏祭り・野外フェス・花火大会などが各地で開催されます。
夜遅くまで人通りが絶えず、まさに「スペインらしい夏」を体感できる時期です。

⚠️観光の注意点
・国内移動(鉄道・飛行機・高速道路)が混雑しやすい
・祝日により個人商店やローカルレストランが閉まることがある
・リゾート地は混雑し、宿泊費が高め
・猛暑対策が必須(観光は朝夕中心がおすすめ)
・グラシア祭期間中は人出が多く、夜は特に混雑

👍この時期観光のチャンス
・スペインらしい陽気な夏を満喫できる
・地中海リゾート観光のベストシーズン
・フェスティバルや屋外イベントが豊富
・夜の街歩きやテラス文化を楽しめる

夏のヨーロッパらしい祝日ムードを楽しみたい方にはおすすめの時期。活気ある雰囲気を楽しめるでしょう。また、バルセロナ滞在なら観光+ローカル体験が楽しめるグラシア地区を訪れることをおすすめです。

10月12日:イスパニアデー(スペイン国民の日)|国家としてのスペインを体感できる、象徴的な祝日

10月12日のイスパニアデー(Fiesta Nacional de España)は、1492年にコロンブスが新大陸へ到達したことを記念する祝日で、スペインの建国と国家的アイデンティティを象徴するスペインのナショナルデーの祝日です。
日本の「建国記念の日」に近い位置づけで、政治・歴史・文化の意味合いがあり、国全体で祝われる祝日です。特に首都マドリードでは国を挙げた公式行事が行われます

この祝日最大の見どころは、マドリード中心部で行われる大規模な軍事パレードと公式式典です。
王宮周辺やグラン・ビア周辺には多くの見物客が集まり、戦闘機による展示飛行や、兵士・騎兵部隊の行進など、迫力ある光景が広がります。
街中は赤と黄色のスペイン国旗で彩られ、通常の祝日とは異なる、引き締まった祝祭ムードが感じられます。

⚠️観光の注意点
・マドリード中心部で大規模な交通規制が実施
・混雑により観光スケジュールの調整が必要
・一部観光施設で時間短縮や入場制限が行われる場合あり

👍この時期観光のチャンス
・スペインの国家行事を間近で見られる貴重な機会
・秋のベストシーズンで観光しやすい気候
・街が華やかに装飾され、写真映えする
・マドリード観光と相性が良い祝日
・歴史・政治・文化に興味のある旅行者には特に魅力的

この時期は祝日の特別感とベストシーズンの気候を同時に楽しめる絶好のタイミング。式典やパレードを通してスペインの歴史や誇りに触れつつ、通常観光も無理なく組み合わせられるのが魅力です。文化体験と観光をバランスよく楽しみたい方に最適な祝日シーズンといえるでしょう。

  • オプショナルツアー(現地発着)
    この時期マドリードで体感したいのが、情熱あふれる本場フラメンコ。老舗タブラオ「トーレス・ベルメハス」で、実力派アーティストによる迫力のステージを鑑賞できます。グラン・ビア近くの好立地で観光や祝日の街歩きと組み合わせやすく、10月のスペイン文化体験に最適な夜の定番プランです。

12月:クリスマス(Navidad)|静けさと温もりに包まれる、スペインの冬の祝祭

スペインのクリスマスは、スペインでは一年の中でも特に家族と過ごす時間を大切にする日とされています。派手な商業的な賑わいよりも、家庭での食事やミサを中心とした、落ち着いた祝日の過ごし方が特徴です。
祝日の中心となるのは12月25日(クリスマス当日)ですが、12月22日に行われる国民的イベント「エル・ゴルド(El Gordo)」と呼ばれる宝くじの抽選会を境にクリスマス幕開けとなり、スペイン全体が年末モードに切り替わります。

12月のスペインの街は、各都市で温かみのあるイルミネーションと活気ある市場で彩られます
マドリードではグラン・ビアやプエルタ・デル・ソル周辺、バルセロナではカタルーニャ広場を中心に、華やかなライトアップが施されます。
各地で開催されるクリスマスマーケットでは、プレセピオ(キリスト降誕の模型)や伝統菓子「トゥロン」、ホットワインが並び、観光客も気軽に立ち寄れる雰囲気です。
24日は家族での食事が中心の日。そのため夕方以降はレストランや商店が早目に閉まる傾向があります。12月25日は祝日となり、当日は非常に静かで、観光地でも多くのショップ、レストラン、観光施設が休業または短縮営業になります。
街には人通りが少なく、全体的に落ち着いた空気が流れ、静かで幻想的な雰囲気が広がります。人の少ない旧市街の散策や写真撮影には最適な一日です。

⚠️観光の注意点
・12月25日は多くの店・観光施設が休業
・レストランは事前予約が主流
・公共交通は祝日ダイヤ

👍この時期観光のチャンス
・観光客が比較的少なく、落ち着いた旅ができる
・スペインの家庭文化・宗教観を深く感じられる
・イルミネーションやマーケットをじっくり楽しめる
・南部は冬でも比較的温暖で街歩きしやすい
・年末年始(大晦日・三賢者の日)と組み合わせやすい

12月のスペインは、祝日ならではの温かい雰囲気と冬の落ち着いた観光が両立する特別な季節です。イルミネーションやクリスマスマーケット、宝くじなど、街全体が“祝うムード”に包まれます。観光・文化・季節行事を一度に味わいたい方におすすめの冬旅シーズンです。

季節別|スペイン 旅行におすすめの厳選ツアー

スペインは四季ごとに街の表情や楽しみ方が大きく変わる国です。
祝日や気候に合わせてツアーを選ぶことで、移動や観光がぐっと快適になり、旅の満足度も高まります。
ここでは、季節の魅力を最大限に楽しめるおすすめツアーを厳選してご紹介します。

🌱郊外観光を楽しむ春🌸

🌃夜型観光を楽しむ夏🍹

🍂文化・本場グルメを味わう秋🍁

🧣街並みと美術館を楽しむ冬🖼️

  • オプショナルツアー(現地発着)
    スペイン首都マドリードの魅力をギュッとご案内!日本語ガイド付きで巡る半日ハイライトツアー。事前予約チケット付きで世界三大美術館の一つ「プラド美術館」を効率よく見学し、王宮外観やマヨール広場など首都マドリードの定番スポットも網羅します。
    冬の季節でも無駄なく楽しめ、公共交通の使い方まで学べる、初めてのマドリード旅行にぴったりのおすすめツアーです。

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