豪シドニーで最も予約が難しいレストラン「Quay(キー)」

JTBオーストラリア
Y.D

昨今、シドニーで予約が最も難しいレストラン、それが「Quay(キー)」です。オペラハウスの反対側、ハーバーブリッジの袂にある「オーバーシーズ・パッセンジャー・ターミナル(Overseas passenger terminal)」内にあり、床から天井までガラス張りの窓からは、開放的な海の眺め。テーブルには、芸術品のように研ぎ澄まされた料理。シドニーの特等席です。

「Quay(キー)」の厨房を率いるのは、シェフのピーター・ギルモア(Peter Gilmore)氏。料理本も執筆している有名人で、彼の料理の哲学は、その著書にもある通り、「NATURE, TEXTURE, INTENSITY, PURITY」の4つ。自然の恵み、自然が創り上げるものの可能性を最大限に追求し、それぞれの食材の質感、色彩、強弱など、本来の持ち味の組み合わせに心を砕くこと。自らも“実験用”の畑で、何種類もの植物や花などを育て、食材探しの一環としているそうです。

シックな店構え。

意外なコンビネーションや調理法



なんだか、ちょっと和食にも通じる部分があるかも、と感じるかもしれません。実際、オーストラリア人が普段はほとんど口にしないホタテや魚介類を生のまま薄切りにして料理に使っていますし、和の食材もいろいろ登場します。メニューを見ると、コシヒカリ、ハツカダイコン、ワサビの花、絹ごし豆腐、シイタケの茶わん蒸しなど、意外な名前が見つかります。

ただ、こうしたお馴染みの素材も、意外なコンビネーションや調理法で楽しませてくれるのが、この店の真骨頂。スープなどに使われる中華の高級珍味、fish maw(乾燥した魚の浮袋)、スペイン名物のペピータス(味付けしたカボチャの種)、スモークしたブタの喉肉、タスマニア産トリュフ、生のフンギ、熟成したコンテチーズに黒豚のパンチェッタ、天然のアカアワビ、初めて名前を聞くめずらしい野菜の数々…。吟味された食材が、細部まで気を配った繊細なプレゼンテーションによって再構築され、テーブルへと運ばれてきます。

「キー」は、今やオーストラリアだけではなく、世界中のセレブリティーが訪れるレストランです。またオーストラリアの人気テレビ番組「Master chef(マスターシェフ)」で、料理の腕を競う最終決戦の課題になり、一躍有名になったメニューが、同店のイチ押しデザート「Snow egg(スノウ・エッグ)」。フランス料理で「ウフ・ア・ラ・ネージュ」と呼ばれるご存じメレンゲとカスタードのデザートですが、この店のものは絶品!これだけでも、絶対に食べる価値ありです。

夜はライトアップされたオペラハウスが見えます。洗練された雰囲気の中で、ゆっくり料理を堪能できます。

ある日のメニュ―。ワインも料理ごとに、おすすめのものが供される贅沢なコース!

こちらが有名な真っ白いデザート「スノウ・エッグ」。

メニューは、2種類のコースのみ

同レストランのメニューは、2種類のコースのみ。
●テイスティングコース(A$235):前菜、魚料理、肉料理、デザートの「スノウ・エッグ」など計8皿で構成。ただし季節により、多少、変更する場合があります。
●ランチ&ディナーコース:計3皿のコースはA$150、計4皿はA$175。ただしディナーは4皿のコースのみ。前菜2皿と主菜、デザートで構成されていて、それぞれ4種類ほどの選択肢の中から選びます。デザートの替わりにチーズを選んでもOK。
(注:料金はいずれも2016年7月末現在)

またテイスティングコースは、それぞれの料理にぴったりのワインが付いた「マッチング・ワインコース」にすることもできます。追加料金は「クラシックワイン・コース」が1人A$105、「プレミアムワイン・コース」がA$195。同様に、料理に合うノンアルコール飲料を組み合わせた「ノンアルコール・ドリンク・マッチ」(A$75)、「チーズ・テイスティング・コース」(A$25)もあります。

わずかに塩分を含んだ草を食べて育った“島育ち”の極上の子羊肉。同じく海に近い地域のグリーンやワカメと一緒に。

たっぷりトリュフがのった前菜。

シェリー酒やキャラメルが香る食後の甘い一皿。

オーストラリアでもグルメ食材として定着しているwagyu(和牛)も、独自の調理法で。生のままスモークし、フンギやワサビ入りサワークリームと合わせて。

気になる予約のタイミングですが、予約の受付は、予約日の月の6ヶ月前から。週末は特に混雑しており、予約開始日と同時に埋まってしまうこともめずらしくありません。お早めにお席を確保することをおすすめいたします。

家族でのシドニー旅行や、大切な方との特別な食事、友人との記念の集まりなどに、絶対、後悔しないレストランをお探しなら、「キー」は最有力候補のひとつです。もし、オーストラリアで海外挙式をお考えなら、「キー」でレストラン・ウェディングを開くのも素晴らしい思い出になります。参列してくださる方への、最高のおもてなしにもなります。実際に「キー」は、シドニーで開催される各種パーティーの場にも、よく利用されています。

Quay
住所:Upper Level,
Overseas Passenger Terminal,
The Rocks, Sydney 2000
Tel:(612) 9251 5600
営業時間
ランチ:金、土、日曜日のみ。予約は12~13:30
ディナー:毎日。予約は18:00~9:30

シドニーには、必見の世界的スポットがたくさんあります。効率よく観光したい方に、おすすめの現地発着ツアーはこちら。

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