オーストラリア入国に必要なETAの申請方法（2024年）

観光目的でオーストラリアに入国するときに必要なETA（電子渡航許可）の申請方法が変更され、英語の専用アプリを使った申請のみ有効となっています。ここではアプリを使った申請方法のポイントを日本語で説明します。

オーストラリアへ入国するためにはETA（電子渡航許可）と呼ばれる観光ビザの取得が必要です。このビザを取得するとオーストラリアに最長で3ヶ月滞在することができます。通常ならばオンラインで申請できるビザですが、現在ETA(イータス)はオンラインでの申請を一時停止し、専用アプリ「AustralianETA」でのみ受け付けています（2024年4月現在）。

観光、知人・家族の訪問、出張・業務の目的でオーストラリアへ渡航される日本パスポートをお持ちの本人は「オーストラリアETAアプリ」を通してETA（電子渡航許可）を申請しなければなりません。「オーストラリアETAアプリ」はアップルストアやグーグルプレイストアから無料でダウンロードできます。

ETA申請専用アプリ「AustralianETA」は、アップルストアやグーグルプレイストアから無料でダウンロードできます。

主な注意点（Electronic Travel AuthorityのWebサイトより抜粋）
■　3ヶ月までの滞在に有効です。
■　ビザの申請料（VAC）はありませんが、アプリの手数料としてA$20がかかる場合があります。
■　オーストラリア国外から申請する必要があります。
■　申請には滞在期間に有効なパスポートが必要です。

ETA申請専用アプリ「AustralianETA」を使った申請方法について、Electronic Travel AuthorityのWebサイトに解説動画があります。動画は英語で解説されていますが、イラストで分かりやすいものです。次に各動画を元にポイントを説明します。

ご注意：本内容は2024年4月時点のものであり、現在の申請方法について一部を記載したに過ぎません。あくまでも便宜的なものとして利用し、ETA申請方法の詳細については、必ず「AustralianETA」アプリ、および、オーストラリア移民局のElectronic Travel AuthorityのWebサイトをご確認くださいますようお願いします。

参照WEBサイト：https://immi.homeaffairs.gov.au/visas/getting-a-visa/visa-listing/electronic-travel-authority-601

■　スマートフォンのNFC機能を有効にします。
■　顔写真を撮影するモードでは、画面に顔の位置を合わせる楕円が表示されます。
■　画面に表示される楕円に自分の顔を合わせ、まっすぐ前を向き、カメラを見てください。
■　目を開き、写真にはっきり写るようにしてください。できればメガネをはずしてください。
■　背景は明るい色で無地にしてください。
■　次のことを確認してください。：顔を覆うものが何もない、顔に影がかかっていない、ほかの人や物が写真に入っていない。
■　顔が正しい位置にセットされると画面の楕円が緑色になり、自動で写真が撮影されます。
■　次のような写真はよくありません。：斜めを向いている、ほかの人が写っている、背景が無地でない、背景に影がある、光って見えない部分がある、影で暗くなっている部分がある。
■　撮影の際には濃いメイクアップを避けてください。

「自分の顔写真を撮影する」の動画を見る

■　スマートフォンのNFC機能を有効にします。
■　スマートフォンにカバーがかかっている場合には外します。
■　パスポートのカバーも外します。
■　パスポートのデータページ（写真やパスポート番号があるページ）を開きます。
■　スマートフォンをパスポートの上にかざします。
■　正しい位置にセットできると、赤い線が緑に変わります。
■　スキャンをするときには、パスポートの下部の2行も含めた ページ全体を枠内に収めます。

■　スキャンをするときに指や余計なものが入らないようにしてください。
■　影で暗くなっている部分がないようにしてください。
■　光って見えない部分がないようにしてください。

「パスポートのデータページをスキャンする」の動画を見る　

■　スマートフォンのNFC機能を有効にします。
■　スマートフォンにカバーがかかっている場合には外します。
■　パスポートのカバーも外します。
■　eChipが入っているパスポートには表紙にマークがついています。
■　パスポートに埋め込まれているeChipの場所は、国ごとに違います。
■　スマートフォンをパスポートの表紙にかざし、eChipを探すようにゆっくりと動かします。
■　アプリがeChipを見つけるとサインが出ます。
■　アプリがeChipを読み取ります。
■　スキャンが完了するまでスマートフォンを動かさないでください。
■　Androidの場合、画面に「データの読み取り中です。スマートフォンをその場から動かさないでください。」という通知が出ます。
■　Appleの場合、画面にチップ読み込みの進行状況バーが表示されます。完了するまで動かさないでください。


■　アプリが読み取りを完了すると、eChip内の情報が表示され、スマートフォンで確認することができるようになります。（スマートフォンをパスポートの表紙にかざしてもeChipが見つからないときは、裏表紙で同じことを試してみてください。）

ETA(Electronic Travel Authority/電子渡航許可）
アプリ申請方法（PDF）　

オーストラリアオプショナルツアーはhttps://www.jtb.co.jp/kaigai_opt/srh/citytop/aOCE/bAU/