【魅力1】赤レンガの映える港町「函館西部地区」での街歩き
毎回、函館に行ったら必ずするのは、函館西部地区の徒歩での街歩きです。1859年に横浜や長崎とともに開港した函館には、函館港を中心に広がる函館西部地区に昔の面影が色濃く残っています。今はショッピングや食事が楽しめる赤レンガ造りの金森赤レンガ倉庫群、街中には当時珍しかった洋館づくりの旧金森洋物店や太刀川家の住宅・店舗、函館市旧イギリス領事館などがあって、建物を見るだけでも楽しめます。なんと、大正時代に建てられた日本最古のコンクリート電柱もあります。
【魅力2】坂の街・函館を象徴する八幡坂の絶景
函館山の山裾に広がる函館の街は、「坂の街」といわれるだけあり、あちらこちらに坂があります。坂上に函館ハリストス正教会や聖ヨハネ教会が立つ大三坂、明治時代に建てられた旧函館区公会堂が立つ基坂など、どの坂もそれぞれ風情があっていいですよ。特に人気があるのは八幡坂。坂を登り切って振り返ると有名なCMや函館のポスターにも使われる、私のお気に入りの一つである景色が広がります。すべての時期によさがありますが、強いていえば、雪と街灯のコントラストがきれいな冬のライトアップしている時期ですね。
【魅力3】マジックアワーから眺めたい函館山の夜景
眺望で有名な函館山は、実は標高334mの御殿山をはじめとする12の峰から成る山で、牛が寝そべっているような姿から「臥牛山」とも呼ばれています。最高峰の御殿山の山頂には、車でも徒歩でも行けるのですが、函館山ロープウェイの方が山の全体像ときれいな曲線を描いて広がる函館の街が見えるのでおすすめです。函館山に夜景を見に行くなら、完全に真っ暗になってから行くのではなく、ぜひマジックアワーの時刻から行ってください。少し日のある時間から函館山に登り、時間とともに空の色、街の様子が変わって行くのをゆっくり眺めるのがいいです。防寒対策は必須ですが、きれいな夜景を見たいならやっぱり冬。雪の中できらきらと光る街灯の灯りは、空気が澄んでいる冬の寒い時期により輝いて見えます。函館散策に疲れたら山川牧場の特濃牛乳やソフトクリームを。おなかがへったら、「函館」にしかない函館ならではのB級グルメの代表格「ラッキーピエロ」のご当地バーガーを試してみてくださいね。
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