アマルフィのおすすめ観光スポット！モデルコースや役立つ観光情報もご紹介

「ギリシャの神々の細道」といわれるハイキングロードで、ギリシャ神話に由来する伝説の道です。アマルフィ海岸線にボメラーノからノチェッラへと約7ｋｍ続きます。左手にティレニア海を臨みながら、高低差約200メートルの行程です。 ハイキングはポジターノ近郊のノチェッレ村からスタートし、約3〜4時間でボメラーノに到着。途中の山小屋でレモン水のサービスを受けたり、のどかな村の風景を楽しめるのも魅力。初心者でも挑戦しやすく、写真撮影や自然散策に最適なコースです。

ポジターノはアマルフィ海岸の西端にある高級リゾート地で、断崖にカラフルな家々が連なる美しい景観が魅力です。世界的に美しい避暑地とされていて、高台からの景色は圧巻です。 ビーチでの海水浴やボート遊び、歴史あるサンタ・マリア・アッスンタ教会の見学、そしてモンテペルトゥーソ展望台からの壮大なパノラマビューです。オシャレなブティックやレストランも多く、地中海のリゾート気分を満喫できます。

エメラルドグリーンに輝くミステリアスな洞窟があり、アマルフィ海岸の真珠とも言われる小さな村です。ユネスコ世界遺産にも登録されており、静かな漁村の風情と美しい海岸線が魅力で、自然と歴史が調和したリゾート地です。 神秘的な「エメラルドの洞窟」見学や、紺碧の海を楽しむボートツアーはおすすめのアクティビティです。エメラルドの洞窟には船だけでなく国道沿いに建つエレベーターで降りることもできますよ。

9～10世紀に創建されたアマルフィ大聖堂には、漁師の守り神である聖アンドレアが祀られています。隣接する天国の回廊も、聖堂と同じくアラブ・ノルマン様式の影響を受けています。天国の回廊はカラフルなモザイクが施されたファサードです。 それらを取り囲むようにして、まるで迷路のように地中海都市ならではの坂道と路地が張り巡らされています。歴史と芸術が息づく大聖堂はアマルフィ観光の必訪スポットです。

アマルフィ海岸の西端にある高級リゾート地であるポジターノを巡る、おすすめの観光モデルコースをJTB現地スタッフがご紹介！ぜひ参考にしてみてくださいね。

バスなど公共交通機関でポジターノに到着したら、まずは歩行者専用のViale Pasiteaを散策しましょう。両脇に並ぶお店や美しい景色を楽しみながら下ると、ポジターノのシンボル「サンタ・マリア・アッスンタ教会」のカラフルなマジョルカ焼きのクーポラが見えてきます。立ち寄って歴史と美を堪能してください。

教会を過ぎてさらに下ると、絵葉書のようなカラフルな家々が並ぶポジターノビーチに到着します。海を眺めながらシーフードを味わった後は、海沿いの「恋人達の小路（Sentiero degli Innamorati）」をゆったり散策しましょう。フォルニッロビーチまで続き、絶景と静かな時間を楽しめます。

夏季はアマルフィやサレルノ、ソレントなど各都市からフェリーや高速翼船でポジターノへ向かうのがおすすめです。海上からアマルフィ海岸の絶景を眺めながら、ダイナミックなパノラマを楽しみつつ港に到着。陸路とは違った感動的な旅の始まりになります。

ポジターノでは、職人が手作りするフラットサンダルが有名です。肌色や薄茶色の革のソールに、色とりどりの紐が特徴。モデッロ・フランチェスカーノ（平行紐）、モデッロ・インフラディート（ビーチサンダル型）、親指に紐が巻き付くタイプなど、好みのスタイルをお店で試してみましょう。旅の思い出にぴったりです。

断崖絶壁の岩肌には色とりどりの南国の花々のほか、レモンやぶどうの段々畑が連なります。レモンの木から採った蜂蜜、レモンのジャムやクリーム、ケーキ、シャンプー、せっけんなど、ビタミンたっぷりのレモン製品はお土産にもおすすめです。

夏におすすめなのが、イタリア風レモンのシャーベット『グラニータ・ディ・リモーネ』。イタリア・シチリア発祥のレモン味の氷菓で、シャリシャリとした食感と爽やかな酸味が特徴です。レモン果汁と砂糖を煮詰めて凍らせた伝統的なスイーツで、暑い夏にぴったりの涼感を楽しめます。

レモンの果皮を使った、爽やかに香るレモンのリキュール。レモンの皮を高濃度アルコールに漬け込み、砂糖水を加えて作られ、鮮やかな黄金色と爽やかな香りが特徴です。食後酒として愛され、冷やしてストレートで楽しむのが伝統的ですよ。街の中には数多くのリモンチェッロのお店がありのでぜひ味わってみましょう。

ナポリの南にあるアベリーノ圏一帯は、古代ローマ時代から続くワインの一大産地。白は辛口でアロマティックな『フィアノ・ディ・アベリーノ』や『グレーコ・ディ・トゥフォ』、赤は力強さの中にタンニンの優美さを感じさせる『タウラージ』など、世界に評価された長期熟成のワインが生産されています。

なにも知らない状態で海外旅行をするのは不安ですよね？ここでは渡航前に知っておくと役立つ情報をピックアップしてご紹介。現地でスムーズに観光出来るように忘れずに事前準備をしましょう。

アマルフィ観光を安心して楽しむために必要な渡航前に準備しておきたいモノを5つご紹介。事前の予約や手続きなど準備が必要なものを確認しておきましょう。

アマルフィ観光にはパスポートの有効期限が3ヶ月以上残っていることが必須です。また、レンタカーを利用する場合は国際免許証が必要なので、日本出発前に必ず取得しましょう。狭く曲がりくねった海岸線のドライブを安全に楽しむためにも重要です。

イタリアではユーロが通貨ですが、小さな店舗やレストランでは現金のみのところも多いです。クレジットカードは2枚以上持参し、現金も適度に用意しておくと安心。小銭も準備しておくとスムーズに支払いができます。

アマルフィの街は坂道や階段が多いため、歩きやすいスニーカーやサンダルがおすすめです。教会などの観光施設では肩や膝を隠す服装が求められるため、薄手のストールや羽織りものを持参すると便利です。

イタリアの電源は日本と形状が異なるため、変換プラグを用意しましょう。また、現地での情報検索や連絡に便利なスマホやSIMカードも事前に準備しておくと観光がスムーズです。

アマルフィはレモンを使ったリモンチェッロやカラフルな陶器、アンチョビなど特産品が豊富です。買い物を楽しむために軽くて丈夫なバッグやスーツケースを用意し、持ち帰りやすい工夫をしておきましょう。

アマルフィ海岸のベストシーズンは、春から初夏の4月～6月および秋の9月～10月です。この時期は気候が穏やかで観光に最適。特に4月上旬は混雑も少なく、快適に街歩きや絶景巡りが楽しめます。夏の7～8月は観光客が多く、気温も高めで混雑するため、ゆったり過ごしたいなら春や秋がおすすめです。冬はホテルやレストランが閉まることも多く、十分に楽しめない場合も。 春（4月・5月）：気温は12～22℃で過ごしやすく、アマルフィの花々や新緑が美しい季節です。混雑も少なめで、ゆったりと海岸沿いの散策や歴史的な街並みを楽しめます。復活祭の祝祭や地元の伝統行事も見どころです。 秋（9月・10月）：暑さが和らぎ、平均気温は15～24℃と快適な気候。夏の観光ピークが過ぎて観光客も減少し、静かな環境で街歩きやグルメ巡りが楽しめます。ワイン祭りや収穫祭など、地元ならではのイベントも魅力的です。

アマルフィの観光は町の中心部がコンパクトで徒歩圏内に見どころが集まっているため、主要スポットだけなら2～3時間あれば十分にめぐることができます。大聖堂や天国の回廊、フラヴィオ・ジョイア広場などをじっくり見て回る場合でも半日あれば満喫できますよ。ただし、周辺のポジターノやラヴェッロなど他の町も訪れたい場合は、移動時間も考慮して1泊以上の滞在がおすすめです。 ローマやナポリから公共交通機関でアマルフィへは、交通状況によりますが約1時間～4時間半かかります。特に夏の観光シーズンは道路が混雑しやすいため、余裕を持ったスケジューリングが必要です。日帰りも可能ですが、ゆったり観光したいなら現地で1泊以上するのがベスト。船を使った移動も景色が美しくおすすめですよ！

アマルフィのおすすめの観光スポット、グルメ、渡航前に知りたい情報などお伝えしてきましたがいかがでしたか？アマルフィ観光の計画にぜひ役立ててみてくださいね。 JTBでは通常のツアーだけでなく、現地オプショナルツアーやランドクルーズといった様々な旅行体験を準備しています。JTBの旅行商品もぜひ活用してみてください！