城下町仙台を築いた伊達政宗公の足跡にふれる「瑞鳳殿・仙台城跡」
政宗公が眠る「瑞鳳殿」には伊達家にまつわる貴重な資料を展示する資料館も
伊達政宗により青葉山に仙台城が築かれたことから、城下町として栄えた歴史を持つ仙台。市内には現在も地元の人に愛される政宗公ゆかりの地がいくつも存在します。伊達政宗公が眠る霊屋「瑞鳳殿」は、創建当時の姿で桃山文化の遺風を伝える歴史を感じるスポットです。他にも境内には政宗公の息子と孫にあたる忠宗公と綱宗公の霊屋「感仙殿」「善応殿」や、資料館では副葬品、遺骨調査資料、遺骨のレプリカを元にして復元した三藩主の容貌像を展示解説しています。まさに歴史好きにぴったりなスポットです。
伊達政宗公の像は仙台城跡をはじめ仙台駅や市役所などでも見ることができる
※現在修復工事中2023年4月中に公開再開予定
瑞鳳殿と並んで人気の観光スポットである「仙台城跡」には石垣や修復された脇櫓、政宗公騎馬像があります。この像の前に立てば、戦国時代を駆け抜けた政宗公と同じ視線で市街を展望することができます。伊達政宗公騎馬像の近くには、CGで再現された仙台城の城復元映像を見ることができる青葉城資料展示館や、お土産にもぴったりな地元の民芸品や名物の「笹かまぼこ」を販売する売店が集まる「青葉城本丸会館」などもあり、仙台市内を巡る観光コースの定番になっています。
伊達政宗によって造営された仙台市民の心のよりどころ「大崎八幡宮」
政宗公により仙台の総鎮守として開かれた「大崎八幡宮」
1607年(慶長12年)に創建された「大崎八幡宮」は、仙台藩祖・伊達政宗公の「家臣や仙台城下に暮らす庶民の幸せを願う想い」が込められている場所です。立派な社殿は桃山建築の傑作と謳われ、仙台市内の建造物としては唯一となる国宝の建築物に指定されています。厄除け、除災招福、必勝、安産などのご利益があるとされ、仙台に本拠地を置くプロスポーツチームの必勝祈願絵馬が奉納されており、今もなお仙台市民にとって大切な場所として愛されています。
●スポット情報
【瑞鳳殿(ずいほうでん)】
電話:022-262-6250
住所:仙台市青葉区霊屋下23-2
料金:一般・大学生570円など※詳細はHP参照
時間:9時~16時50分(16時30分最終入場)※12月~1月末は9時~16時20分(16時最終入場)
休み:12月31日、1月1日(瑞鳳殿のみ開館。感仙殿、善応殿、資料館は休館)
【青葉城資料 展示館(あおばじょうしりょうてんじかん)】
電話:022-222-0218
住所:仙台市青葉区天守台青葉城址
料金:一般・大学生700円など※詳細はHP参照
時間:9時~16時20分(15時50分受付終了)
※11月~3月は9時~15時40分(15時10分受付終了)
休み:年中無休(ただし年に数日、メンテナンスのための休館日あり)
【大崎八 幡宮(おおさきはちまんぐう)】
電話:022-234-3606
住所:仙台市青葉区八幡4-6-1
料金:拝観自由
祈願受付時間:9時~16時
授与所開設時間:9時~17時