昭和レトロの町並みが残る港町で絶景とグルメが満喫できるデザイナーズホテル【福岡県 プレミアホテル門司港】

福岡
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プレミアムルームで最も広い68㎡の客室「プレミア海峡スイート」
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公開日:2025.11.12
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更新日:2025.11.12
九州と本州を結ぶ関門海峡。その玄関口となる門司港は明治~昭和初期に日本三大港の一つとして栄えた歴史的な貿易港。往時の面影は歴史的建造物が残るレトロな町並みに感じられ、焼きカレーに代表される独自の食文化とともに大きな魅力となっています。
JTB地域ナビゲーター 福岡県担当 永利 亜矢
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港町の風景と調和したデザインが特徴の「プレミアホテル門司港」
三方を海に囲まれノスタルジックな港町に溶け込むように佇む「プレミアホテル門司港」は、建築界の巨匠アルド・ロッシの設計による洗練された外観と海峡を望む大きな窓が印象的な20世紀を代表するデザイナーズホテル。 レトロな街が一望できる2階フロアには、イタリアン、ステーキハウス、朝食ビュッフェと3つの食体験ができるレストランがあります。最上階にはクラブラウンジがあり、プレミアルームにご宿泊されるお客様の特典となっています。ラウンジの窓から、行き交う船や美しい夜景を眺めながらゆっくりと多彩な味を堪能したいですね。
海峡ビューの客室からは、昼と夜で表情を変える関門海峡の風景が一望
地上9階建ての館内は日本を代表するインテリアデザイナー・内田繁が手掛け、港町に浮かぶ豪華客船を連想させるデザインが特徴。全162室の客室や2023年3月にグランドオープンしたクラブラウンジで海を眺めていると船旅をしているような雰囲気も感じられます。 また、栄町銀天街や旧門司税関、門司港レトロ展望室など、ノスタルジックな港町の魅力が実感できる名所をホテルスタッフと無料でめぐる「門司港魅力ツアー」を実施中。3つのコースが用意されているので気軽に参加してみましょう。 「プレミアホテル門司港」までのアクセスは、JR門司港駅から徒歩約2分。車の場合は、九州自動車道門司ICから約8分、北九州都市高速春日ICから約5分です。

旅のスタイルで選べるプレミア&スタンダードの客室

34〜37㎡の広さと眺望が人気の「プレミア海峡デラックスツインルーム」
「プレミアホテル門司港」の客室は、スタンダードフロアとプレミアフロアに全162室。特別な日に宿泊したいスイート、夫婦やカップルにおすすめのツイン&ダブル、女子旅や家族旅行にぴったりの和洋室まで、幅広い旅のスタイルに応える多彩な客室タイプが揃っています。 特に人気が高いのは、プレミアフロア(全28室)にある「海峡ビュー」の客室。関門海峡を往来する船が映る大きな窓や贅沢な設えが豪華客船の客室で過ごしているような特別な時間に感じられます。 客室タイプは、デラックスツインやスイートなどの4種類。グラス片手にソファーでくつろぎながら、静かに太陽が沈むサンセットタイムは、夫婦やカップルにおすすめです
ベッドルームとリビングがセパレートの「スーペリアダブル」
4〜9階にあるスタンダードフロア(全134室)の客室は、2023年4月に開業25周年を迎えて一部リニューアル。街の景観と調和したレトロな雰囲気を残しつつ、窓際にティーテーブルとソファを配置したり、バリアフリーの機能を持たせたり、快適さを追求した設えに生まれ変わりました。
和洋の機能的な設えを配して快適に過ごせる「ジャパニーズモダンルーム」
「海峡ビュー」と門司港の異国情緒が感じられる「街ビュー」から選べる客室タイプは5種類。2人旅に最適なダブル・ツイン・スーペリアダブルに加えて、最大で4台のベッドが配置できる50㎡の和洋室「ジャパニーズモダンルーム」は、靴を脱いでくつろげる和モダンの空間。女子旅で賑やかに過ごしたり、家族やグループで和やかにのんびりできます。
大きな丸い窓「サメの目」が特徴の「シャークアイ デラックスツイン」
また、「プレミアホテル門司港」の外観デザインが”シャーク(サメ)”をイメージしたことを印象づける大きな丸い窓がある「シャークアイ デラックスツイン」は、わずか2室しかない貴重な客室。2層吹き抜けの開放的なリビングから広がる海峡ビューと街ビューが選べます。
関門海峡が一望できる最上階のクラブラウンジ「テンポ」
客室選びの重要なポイントになるのが、2023年3月にグランドオープンしたクラブラウンジ「テンポ」の存在。というのも、プレミアフロアの客室と「スーペリアダブル」、「シャークアイ デラックスツイン」の宿泊者だけが利用できる特別な空間だから。赤銅色に彩られたラウンジからは、刻々と変化する関門海峡や対岸の下関町並みが広がり、港町の穏やかな景色が望めます。
クラブラウンジ「テンポ」では厳選されたドリンクやフードが絶景と一緒に味わえます
街歩きを満喫した後に立ちより地元銘菓「チロリアン」や焼き菓子とソフトドリンクでブレイクしたり、ライトアップされた夜景を眺めながらスパークリングワインとシャルキュトリーやチーズとのマリアージュを楽しんだり、贅沢な時間はより一層、記憶に残る旅にしてくれるはずです。

こだわりのイタリアンと本格ステーキ、朝ビュッフェを堪能

オープンキッチンで創り出される料理をコースで満喫
「プレミアホテル門司港」で味わえる夕食は、洗練されたイタリアン「ポルトーネ」と本格ステーキハウス「レッド&ブラック ステーキハウス」のコース料理。客船を思わせる船内照明やスクリューをイメージしたオブジェが彩るイタリアン「ポルトーネ」は、オープンキッチンでシェフたちが腕を振るう様子が見られるのが特徴。 コース料理は、スペシャリテ、シェフのおまかせなど数種類。九州産の新鮮野菜を使ったサラダや独創的な一品が前菜として並び、メインは熟成佐賀牛のフィレ肉のポワレや萩のあまだい鱗焼き、ロブスターのローストなどから選択。もちもち食感と小麦本来の風味が楽しめる人気の手づくり生パスタも楽しみのひとつです。充実したワインとペアリングしながら味わいましょう。
ジューシーで濃厚な旨味が広がる、九州産黒毛和牛リブロース
「レッド&ブラック ステーキハウス」は、19世紀のアーリーアメリカンを基調としたレンガ造りのノスタルジックな空間でライブ感あふれるグリル調理が満喫できます。コース料理は、九州産黒毛和牛のロースとリブロースを選択する「シェフこだわりのロースステーキコース」とロブスターテールを使用した「ロブスターコース」で、いずれもサラダビュッフェとデザート付き。 1頭の牛からわずか3%しか取れない九州産牛フィレや佐賀牛ロースのステーキ単品メニューも用意されています。炭火の香りに包まれながら、熱々の鉄板から立ちのぼる音と香りが食欲をそそるグリルメニューも見逃せません。
定番メニューから名物の焼きカレー、フグや辛子明太子など地元名産の味が勢揃い
朝食はビュッフェ「ファーマーズ」での九州の味覚を満喫しましょう。焼きたてパンや地元の旬魚を使った料理、郷土グルメの焼きカレーをアレンジした一品や筑前煮など、旅のはじまりにふさわしい和洋のメニューが揃います。シェフが目の前で焼き上げるオムレツや濃厚な蘭王たまご丼、季節のデザートなど、ライブキッチンのメニューも時期に合わせて変更。大きな窓から差し込む朝の光と海の景色を眺めながら、爽やかな1日がスタートできます。

歴史薫る門司港の魅力をホテルスタッフと歩く小さな旅

地上103メートルの「門司港レトロ展望室」からは、対岸の下関まで一望
「プレミアホテル門司港」は客室やレストランだけではなく、ホテルを飛び出して無料で参加できる宿泊者限定の街歩き体験「門司港魅力ツアー」も大きな魅力です。地元通のホテルスタッフや北九州市大の学生と行くルートは、「門司港駅ツアー」、「関門海峡とレトロな町並みを巡るツアー」、「学生と行く門司港まちあるきツアー」の3コース。曜日ごとにコースが変わり、所用時間は約30〜40分。 「バナナの叩き売り発祥の地」や昭和の商店街の雰囲気が色濃く残る「栄町銀天街」。旧門司三井倶楽部や旧門司税関、大連友好記念館などの歴史を感じさせるレトロな建物。港沿いに整備された「海峡プラザ」や「門司港レトロ展望室」など、フォトスポットとして人気の場所が各コースで用意されています。ガイドの軽妙な解説を聞きながらのんびりと歩けば、心を解きほぐす快適な時間となるでしょう。
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