古民具に囲まれてノスタルジックな時間を過ごす
お部屋は全部で27室。やすらぎ館とせせらぎ館、2つの棟にあります。やすらぎ館の「桧半露天風呂付客室」は、和室二間つづきのゆとりあるお部屋。木のぬくもりを感じながら、いつでもお風呂を楽しめます。
せせらぎ館は、「せせらぎの間」以外は川沿いのお部屋になっており、囲炉裏が備わっています。渓谷を望みながら、上質な空間で非日常のひとときを楽しめます。
囲炉裏を囲んで、心づくしの季節の料理を
地場の食材を使ったお料理は、季節を感じる体にやさしい会席です。「深山の囲炉裏会席」では「籠盛」で用意された群馬県産ブランドの上州牛や上州赤城鶏など、旬の食材を囲炉裏焼きで楽しめます。自分で調理できるので、自分のペース、お好みの焼き加減で食べることができるのがうれしいですね。焼きたての味わいに、ついついお酒も進みます。席は掘りごたつ式なので、ゆっくり食事を楽しめます。「深山のかやぶき会席」は、滋味豊かな旬味が味わえるこだわりの会席です。
囲炉裏会席、かやぶき会席のいずれも、かやぶき家屋である濱田邸で食べることができます。
季節の色に染まる滝を眺めながら、極上の湯浴みを楽しむ
館内には露天風呂の「滝見乃湯」と、内風呂の「薬師の湯」があります。「滝見乃湯」は、文字通り滝のそばに設けられた絶景の湯。新緑や紅葉、雪景色と、季節ごとの景色とともに湯浴みを楽しめます。夜はライトアップされて、幻想的な風景へと一変します。
「薬師の湯」は源泉かけ流しの内湯です。大きくとられた窓の向こうには木々が広がり、ゆったりとした気分に。そのほか、貸切風呂「くつろぎの湯」などもあります。
かやぶき集落をめぐり、昔の日本に思いを馳せる
滞在中にしっかりと見ていただきたいのが、7棟のかやぶき家屋です。玄関口である「長屋門」の2階からは、郷全体を見渡すことができます。山形県から移築した南部曲り屋の「木村家」や、民芸品の展示コーナーがある「紺野家」、フロントとロビーなどがある「本陣」など、それぞれに個性的な建物はどれも必見です。「濱田邸」と「小林家」は食事処になっているので、食事を楽しみながら、古い日本の心にふれることができます。