「福一」の万葉館L階が、「奥伊香保 旅邸 諧暢楼」のエントランス
ちなみに、「諧暢楼」の名前は、明治時代に第14代の当主が設えた旅館の屋号を復活させたもの。「諧」には「安らぎ」、「暢」には「伸びやかさ」という意味があり、現代の「諧暢楼」もまさに最高級のおもてなしと究極のリラクゼーションを提供してくれます。
「奥伊香保 旅邸 諧暢楼」までのアクセスは、JR上越線「渋川駅」から路線バスで約30分。終点の伊香保温泉バス停または、伊香保榛名口バス停下車後、徒歩約5分。いずれのバス停からも送迎サービス(到着時に連絡)があります。高速バスの場合は、バスタ新宿から約2時間42分、東京駅八重洲口から約2時間31分。伊香保石段街下車後、徒歩約10分。車は関越自動車道渋川伊香保I.C.から約25分。
贅沢なプライベート空間で露天風呂に浸かれる限定8つの客室
ジャパニーズスイートの半露天風呂で眺望を楽しみながら湯に浸かりましょう
万葉館の1階と2階にある全8室は、伊香保温泉に2種類ある温泉の1つ、無色透明な「白銀の湯」を引き込んだ露天風呂付き。プライベートの庭園がある客室や茶室がある客室、和の佇まいと洋の快適さを兼ね備えた和洋室、広いビューテラスから奥伊香保の自然が広がる客室など、個性が異なる客室を好みや滞在スタイルに合わせて選ぶことができます。
また、全室の掛け布団は、快眠セラピストが厳選した“羽毛の宝石”と呼ばれる希少なアイダ―ダウンを使用。高い温度調整機能と極上の柔らかさで快適な睡眠と心地よい目覚めが期待できます。
アイダーダウンの掛布団を使用したジャパニーズスイートのベッドルーム
8室のなかでも人気の高いジャパニーズスイートは、木の香りが漂う100㎡のゆったりとした客室。一面ガラス張りの室内には、和紙の箱をイメージしたリビングと和空間にセミダブルを2台置いたベッドルーム。外側には半露天風呂とビューテラスがあり、奥伊香保の景色を眺めながら湯に浸かるなど、大切な人との極上の時間が楽しめます。ウエルカムサービスのシャンパンまたは抹茶と菓子をいただいて、自分たちだけの温泉旅をはじめましょう。
奥伊香保の四季の移ろいを眺めながらくつろげるジャパニーズスイートのビューテラス
1階にある庭園露天風呂付きの客室は、石畳のリビングと茶室が付いた和室タイプとツインベッドを配した和洋室タイプ、ゆったりした広縁がある和室タイプの3室。手入れの行き届いた庭園の向こうに広がる奥伊香保の山並みや空を露天風呂から望むと、日常から解き放たれたように心身が癒やされます。客室の広さや間取りにより定員は1名〜4名。夫婦やカップル、家族やグループなどで、ゆっくり温泉を楽しみながら贅沢な時間を満喫したいですね。
吟味した旬の素材を味わい丁寧に仕上げた美味と美酒を堪能
A5ランクの上州赤城牛のステーキは、月替わりのソースでいただきます(イメージ)
「奥伊香保 旅邸 諧暢楼」の夕食は、宿泊者専用に設えた「茶寮」の個室で食べ進むペースに合わせて料理が提供されます。これは会話を弾ませながら、できたての料理をすぐに味わっていただきたいという料理人の思いから。
気になる料理は、地元の群馬県産の食材に漁港直送の新鮮な旬魚などを取り入れた創作和懐石。季節に応じた八寸や厳選した海の旬魚が味わえるお造り、上州赤城牛のステーキなど見た目はもちろんのこと素材の滋味や香り、食感が際だつ逸品ばかり。料理との相性を考えたお酒を世界中からセレクトしているので、美食と美酒のマリアージュを存分に堪能できます。
旬の魚を揃えた、目にも美しい季節のお造り(イメージ)
また、料理を味わう個室は静かで落ち着いた雰囲気のプライベート空間。周囲を気にせずに食事ができるだけでなく、客室によっては窓から庭園や伊香保の山々を望むこともできます。リラックスしながら、ゆったりと料理とお酒を味わいましょう。
朝の目覚めに優しい、健康的な料理が並ぶ和の朝食(イメージ)
スムージーや新鮮な野菜からはじまる朝食は、健康に配慮した優しい味付けが特徴の和食メニュー。炊きたてのご飯は艶やかで旨味があり食事が進みます。
朝食後は、徒歩約1分の場所にある伊香保のシンボル「石段街」でレトロな雰囲気の遊技場で遊んだり、縁結び、子宝のご利益もあると言われる徒歩約2分の「伊香保神社」や写真スポットとして人気がある徒歩約10分の「河鹿橋」を訪れたり、「伊香保ロープウェイ」で展望台へ向かい赤城山や谷川岳を一望したり、伊香保の温泉情緒と魅力を楽しみましょう。
「福一」の大浴場や露天風呂で黄金の湯と白銀の湯を楽しむ
「奥伊香保 旅邸 諧暢楼」の宿泊者は、同じ建物の「福一」万葉館にある大浴場と露天風呂をご利用できます。客室に「白銀の湯」の露天風呂がありますが、大浴場や露天風呂では伊香保温泉の魅力の1つである茶褐色の「黄金の湯」が楽しめるので、ぜひ訪れてみましょう。
万葉館の3階にある大浴場は、男女入れ替え制の「福の湯」と「一の湯」があります。どちらも2つの浴槽があり「黄金の湯」と「白銀の湯」の両方の湯に浸かりながら、ガラス張りの向こうに広がる自然の景色が眺められます。
大浴場から外へ出ると木の温もりに包まれた露天風呂があります
2つの大浴場に併設した露天風呂は、どちらも「黄金の湯」。榛名から吹き抜ける心地よい風を感じながら、木々の緑が目の前に映えるなかでゆったり湯を満喫したいですね。大浴場にはサウナもあります。
貸切風呂は万葉館の6階に、100%源泉かけ流しの黄金の湯「ふわり」、マイナスイオン貸切風呂「さらり」、最大28名まで利用できる団体・グループ用のマイナスイオン貸切風呂「ゆらり」の3つがあります。
おすすめは、黄金の湯を独占できる「ふわり」。6名まで一緒に入れるので、夫婦やカップルはもちろんのこと、家族やグループで源泉かけ流しの温泉で旅の疲れを癒やしながらリフレッシュできます。「さらり」は3名まで利用可能。利用時間はいずれも夕方から夜までなので、観光スポットを巡った帰りや夕食後などに湯浴みをしてみましょう。
心を落ち着かせる柔らかな照明の2ベッドの施術ルーム
また、万葉館の2階には「SPA やわらぎ」があるので、客室の露天風呂や大浴場などで温まったカラダの疲れをほぐしに訪れてみませんか。タラソテラピーやアロマトリートメントのメニューが充実。全身や部位を揉みほぐすマッサージも用意され、プライバシーを確保した上質な空間でオールハンドの心地よいリラクゼーションを体験できます。