中国・福建省にある黄崗山(2158m)を中心とする36の峰からなる山の総称。深く削り取られた谷間を全長60kmの九曲渓が縫うように走る山水の名勝として古くから知られている。奇岩がつづく美しい景観と、温暖で湿潤な気候が生み出した豊かな生態系との両方が評価され、1999年、黄崗山を中心にした武夷山風景区と武夷山国家自然保護区を含む一帯が複合遺産として登録された。断崖絶壁の上に配置されている古代の棺桶群や宋の時代の窯の遺跡など、長い歴史を感じさせる古跡が点在する。また、武夷山は古くは漢代より道教の聖なる山であり