黄龍は四川省北西部、岷山山脈の主峰、雪宝山の下、玉翠山麓に広がる景勝地。石灰岩層が氷河に侵食されてできた世界有数のカルスト地形として知られる。石灰分を豊富に含む水が長い年月をかけて黄色い岩盤の地層を穿ち、ブルーやグリーンの水をたたえる無数の石灰華の層を形づくった。黄龍の名は、山肌に沿って階段状に連なる石灰華段丘の様子が、まさに山肌をうねる巨大な龍のウロコのようだ、ということに由来する。全体のうち遊歩道のある風景区として整備されているエリアは全長約3.6km。標高差が大きいため、見学には高山病への注意が必要