避暑山庄は北京の北東約350km、河北省承徳市にある清朝皇帝の夏の離宮。1703年の康熙帝の時代から造営を始め、1792年の乾隆帝の時代に完成した。総面積は564万平方m、塀の全長10kmという広大なエリアに72の風景区が広がる。このうち「宮殿区」は皇帝の執務や儀式が行われた場所。「苑景区」には人工湖や山、渓谷などを配置し、中国各地のミニチュア版ともいえる景観を形成。各地の有名な楼閣を模した建物が並ぶ湖畔を設けるなど、満州族出身の清朝皇帝が憧れた江南地方の風景をみごとに再現している。山荘の東と北を囲むよう