飛騨高山の伝統文化と自然の恵み、癒しの湯が満喫できるやすらぎの温泉宿【岐阜県　本陣平野屋 花兆庵】

「本陣平野屋 花兆庵」までのアクセスは、JR高山駅と高速バス高山バスセンターから徒歩約10分（事前予約で送迎あり）、タクシーで約3分。車の場合は、中部縦貫自動車道高山ICから約15分。中央自動車道・長野自動車道松本ICから約2時間です。 「本陣平野屋 花兆庵」からは、高山陣屋や陣屋朝市、撮影スポットの中橋まで徒歩約1分。古い町並みまで徒歩約3分。日本三大朝市の宮川朝市まで徒歩約7分。秋の高山祭に曳き出される屋台などを展示する桜山八幡宮高山屋台会館までは徒歩約16分です。

「本陣平野屋 花兆庵」は、上質な空間で心やすらぐ時間が過ごせるように趣向を凝らした多彩な客室を用意。なかでも、スイートルームは段差がないフラットな造りに飛騨家具のソファーなどを配して心地よさを追求。2023年12月のリニューアルではヒノキ風呂を配した6室が誕生し、趣が異なる全13室が揃いました。

「坐（いずまる）」、「縁（えにし）」、「覚（さとる）」、「慈（いつくしみ）」、「響（ひびき）」、「惟（ゆい）」と名付けられたスイートルームの新客室の室内はすべて60㎡。8畳の和室と飛騨家具が彩るリビングルームがシームレスにつながり、マッサージチェアが置かれたツインベッドルームの和洋室タイプです。 間取りや浴室の設え、飛騨家具のデザインなど客室ごとに特徴があり、そのほかのスイートルームにはハリウッドツインのベッドやジャグジーバスを備えた客室もあるので、違いを見つけて好みの部屋を探すのも楽しそうです。定員は新客室が最大4名、既存の客室が最大5名なので、夫婦やカップルで特別な日を過ごしたり、女子旅などで和やかな時間を楽しんだりするのもおすすめです。

「静の間」には和室窓側に飛騨の家具のソファが設置されています。旅館に着いたらごろりとお昼寝したい方に好評。 ツインベッドルームはハリウッドスタイル。最高級のベッドでくつろぎ、ジャグジー付のお風呂に身を沈め、やすらぎのひと時をお過ごしいただけます。

「本陣平野屋 花兆庵」での夕食・朝食は、個室食事処「曙」でまわりを気にせずゆっくり味わえます。夕食は上質な飛騨牛や地元で獲れた旬の野菜、富山湾直送の鮮魚などを料理長が季節にこだわり厳選。熟練の技で仕上げ、こだわりの器に美しく盛り付けられた会席料理を目と舌で堪能できます。 旬を迎えた川の幸や野菜、飛騨牛、鮮魚が揃った月替わりの基本会席。飛騨の上質な恵みと新鮮な魚介を少しずつ楽しみたい方におすすめの美味求真会席。吟味を重ねて選んだ極上の飛騨牛の美味と滋味を多彩な調理法で満喫できる飛騨牛づくし会席など、贅沢で深い味わいの料理が膳を彩ります。個室で和気あいあいと語らいながら地酒と合わせて楽しみましょう。

朝食は、和朝食と洋朝食のいずれかを選ぶスタイル。飛騨弁でおかあさんを意味する“かかさ”のしょうが煮は、しょうがを甘辛く炊いた料理長特製の一品。飛騨の清流で育った岩魚の旨味を凝縮した一夜干しや朴葉味噌など郷土料理を中心に、地元野菜のお浸しや煮物、季節の小鉢など少量多品種の和朝食が味わえます。

洋朝食では、飛騨旨豚（ひだうまぶた）のソーセージや、玉ねぎ、かぶなどの飛騨の野菜を温かなマリネ仕立てにしたホットマリネ、ほんのりと味噌が香るオリジナルレシピのみそパン、できたての味が楽しめるだし巻き、野菜やフルーツなどが揃います。

「本陣平野屋 花兆庵」に滞在中は1階にある大浴場「石橋の湯」のほか、道を挟んで反対側にある別館の温泉施設も気軽に利用できます。男女別に用意された「石橋の湯」は、露天風呂などがないものの、客室などからアクセスがしやすく気軽に飛騨高山温泉の肌ざわりのやわらかい湯が楽しめます。

別館の温泉施設は最上階の7階に男女別の浴場がまとまっています。男性用の「月あかりの湯」には、屋内に展望大浴場と併設のサウナ、屋外のウッドデッキスペースに北アルプスや高山の町並みが一望できる露天風呂「りらっくす満天」があります。展望大浴場でカラダを温めて、サウナで汗を流し、露天風呂があるウッドデッキで外気浴をして“ととのう”ことができたら、露天風呂に浸かってもう一回り温泉を満喫しましょう。 女性用の「きららの湯」には、朝夕で表情を変える展望大浴場があります。露天風呂とサウナはありませんが、同じ敷地内にある女性専用の温泉施設「りらっくす蔵」で温泉とエステが楽しめます。 花兆庵1階「石橋の湯」、別館7階「月明かりの湯」と「きららの湯」には、脱衣所の棚にバスタオルと浴用タオル、シャンプーなどのアメニティもしっかり用意されているので、手ぶらでさまざまな温泉をめぐりましょう。もちろん、入浴するたびに新しいタオルが使えますよ。

りらっくす蔵は、「本陣平野屋 花兆庵」に宿泊している女性であれば利用できる癒しの空間。昔ながらの日本の伝統美を感じさせる古民家や土蔵を改装した館内には、白壁と太い梁や柱を活かした浴室があり、湧き出る飛騨高山の温泉にゆったり浸かれます。浴室の外には四季折々の表情を映し出す中庭があるので心地よい風を受けながら火照ったカラダを冷ますことも。囲炉裏がある休憩スペースや宮川の流れと赤い中橋を眺めながらゆっくりできるバルコニーもあるので、浴後は思い思いに過ごしましょう。2階には色とりどりの浴衣からお気に入りの1着を選んで写真撮影や館内で過ごせるレンタルサービス（有料）もあります。

また、落ち着いた雰囲気の和室で施術が受けられるエステ（要予約）もあり、ボディ、フェイシャル、ヘッドスパなど各種のトリートメントが受けられます。森の香りが特徴の日本産アロマ「yuica（ゆいか）」を使用した全身トリートメントが人気とのこと。温泉でカラダを癒やし、中庭やバルコニーでくつろぎのひとときを楽しんだ後は、森の香りのエステで心身をリフレッシュしてみませんか。