渓流を望む温泉宿で、美肌の湯や加賀グルメ、癒しのスパなどで贅沢な時間を【石川県 吉祥やまなか】

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大聖寺川にせり出すように設えた「白鷺の湯」の露天風呂
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公開日:2025.07.15
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更新日:2025.07.15
石川県の山中温泉入口近く、名勝・鶴仙渓(かくせんけい)沿いにある絶景を望む温泉宿「吉祥やまなか」。和の伝統とモダンが融合した客室や露天風呂からは、渓流や四季折々に変化する自然美が楽しめ、くつろぎの時間を贅沢に過ごせます。 開湯1300年の山中温泉は無色透明で肌にやさしいのが特徴。露天風呂がある2つの温泉大浴場に、プライベートで温泉が満喫できる貸切風呂(到着後先着予約制・無料)が3種類もあり女子旅などのグループや家族旅行に最適です。 チェックイン時に無料レンタルの色浴衣や帯を選んで、源泉かけ流しの展望風呂付など10タイプ揃った客室へ移動。ゆったりと温泉に浸かった後は湯上がりサービスのビールやスイーツで火照ったカラダを冷まし、加賀料理と鉄板焼の個性的なレストランで山海の幸が彩る季節の美味をいただきましょう。 べにはなでのお食事中は厳選した地酒が揃う「SAKE BAR べに蔵」で利き酒を楽しんだり、北陸最大級のスパでカラダを癒やしたり、おやすみ前にロビーラウンジでスイーツを味わったり、充実したおもてなしの施設やサービスで心地よいひとときが過ごせます。
JTB地域ナビゲーター 石川県担当 山﨑 陽子
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加賀友禅の加賀五彩と家紋梅鉢文様図をモチーフにした優雅なロビーラウンジ
「吉祥やまなか」までのアクセスは、無料送迎バス(要事前予約)を利用して小松空港から約40分、JR加賀温泉駅から約25分。車の場合は、北陸自動車道加賀ICから約20分。 加賀野菜のジェラートや大吟醸のソフトクリームなど、スイーツが楽しめる店やカフェが軒を連ねる山中温泉の温泉街「ゆげ街道」や美しい自然が広がる渓谷エリアなど、「吉祥やまなか」から徒歩や車で気軽に楽しめます。
豊かな自然に囲まれた6階建ての館内は、心が安らぐ空間が広がります

温泉旅の過ごし方に合わせて選びたい10タイプの客室

眼下に渓流が一望できる和室「華」の展望風呂(一例)
「吉祥やまなか」の客室は、渓流側と山側に分かれた10タイプが全44室あります。渓流側の客室は定員が4名や5名で女子旅などのグループや家族でゆったり過ごせ、和室と和洋室から選べます。なかでも、源泉かけ流しの展望風呂が付いた特別客室「雅」は、ベッドルームと2間続きの和室がある和洋室。和モダンのインテリアや快適な眠りをサポートするシモンズ社製のベッドを使用するなど、広々とした空間でプチ贅沢な時間が過ごせます。同じく展望風呂で湯浴みができる客室「華」は、10畳〜12.5畳の和室に広縁があり、畳の上でゴロゴロしながら和気あいあいと楽しい時間が楽しめるので女子旅にぴったりです。
石造りの温泉展望風呂を設えた展望風呂付特別室「雅」(一例)
広縁や展望風呂から渓流や自然の風景が広がる客室「華」(一例)
坪庭が上質な空間に落ち着いた和の風情を感じさせる客室「粋」(一例)
渓流側にはほかにも、10畳~12.5畳の和室に坪庭を配した客室「粋」や内風呂が付いた和室タイプの「寛」、最大5名まで宿泊できるスタンダード和室「楽」があります。せせらぎの音が心地よく聞こえるなかで、渓流の美しい景観を眺めながら友だちや家族とのんびり過ごしたい方におすすめです。
山に囲まれたリゾートホテルのような客室「優」(一例)
山側に5タイプの客室あり定員が1名〜3名なので、新緑や紅葉など四季の移ろいを間近に感じたい夫婦やカップルに人気です。ツインベッドルームの「優」はホテル感覚で快適な時間が楽しめ、バリアフリーの洋室「心」とコネクティングでの利用が可能。和室の「集(3名定員)」と「和(2名定員)」は3名定員なので母と娘の2人旅や子ども連れの3人旅に向いています。セミダブルのベッドを置いた洋室「紅」は1名での宿泊なので、大浴場で温泉に浸かりながら仕事もするワーケーションで利用してみるのもよさそうです。 まずは渓流側と山側のどちらの客室にするかを決めて、人数や目的に合った間取りの客室を選んでみましょう。

異なる趣とスタイルで美味が揃う加賀の会席料理を堪能

展望風呂付客室の宿泊者のために用意された会席料理「吉祥爛漫」(イメージ)
加賀料亭「千尋」の朝食は、地産地消にこだわった料理がズラリ(イメージ)
加賀料理は金沢を中心に発展した伝統料理で、日本海の新鮮な海の幸、山の幸に加えて加賀特産の野菜などをふんだんに使っているのが特徴。「吉祥やまなか」には加賀料理を会席料理でもてなす3つの食事処があります。 加賀料亭「千尋」は、展望風呂付き客室に宿泊するゲストのためだけに用意された、加賀友禅が彩る贅沢な空間。旬を迎えた食材を繊細に仕上げ、上質な九谷焼や山中漆器の器に美しく盛られた料理を味わいながら加賀・金沢の味覚と文化が体感できます。
春から夏にかけて味わえる加賀料理「べにはな」ののどぐろ・能登牛会席(イメージ)
加賀料理「べにはな」では、割烹スタイルのオープンキッチンで天ぷらや焼き物、煮物などの多彩な料理が調理され、加賀や能登の山海の幸を使った加賀会席や治部煮などの郷土料理が楽しめます。のどぐろ、能登牛や黒毛和牛は、素材の味と季節を合わせた調理法で一年を通じて味わえますが、カニは別格。春夏には毛ガニ、秋冬には全国的に知られる香箱ガニ(ズワイガニの雌)と加納ガニ(ズワイガニの雄)がメイン料理を務めます。お食事中には店内にある「SAKE BAR べに蔵」に立ち寄り、厳選した地酒を飲み比べてみるのもおすすめです。 朝食は地元食材を中心に豊富なメニューを少しずつ楽しめるのが魅力。見た目も美しく味わい深いので、朝を心地よい時間にしてくれます。
加賀の滋味が満喫できる「べにはな」の和朝食膳(イメージ)
鮮やかな手さばきに見とれてしまう鉄板焼き「青竹」の夕食(イメージ)
黒毛和牛や能登牛、のどぐろ、加賀野菜など、厳選された食材をライブ感たっぷりにフランベやグリルなど多様な方法で調理する鉄板焼き「青竹」。目の前で繰り広げられるパフォーマンスは見ているだけで楽しく、口に入れると素材の旨みがダイレクトに広がり、幸せな気分にさせてくれます。 朝食は加賀野菜のサラダや旬菜のミネストローネなど、朝のカラダをやさしく迎えてくれるメニューが中心。目の前でふわふわのオムレツができあがるのを見て味わうとおいしさも倍増します。
「青竹」のヘルシーな味で1日をスタート(イメージ)
また、午後の時間帯には加賀アフタヌーンティーとして、宿泊者限定・無料で焼きたてのパンケーキを味わうこともできます。能登大納言餡やメイプルシロップ、金箔はちみつなどをトッピングして午後のひとときを楽しみましょう。

四季折々の景色を眺めながらの露天風呂とジャグジーで温泉を満喫

開放感が抜群。四季彩豊かな景色が広がる「白鷺の湯」の露天風呂
「吉祥やまなか」の温泉の魅力は、開湯1300年を誇る山中温泉の湯を2つの温泉大浴場と露天風呂、趣の異なる3つの貸切風呂で楽しめること。山中温泉は肌にやさしい美肌の湯として知られているので、季節の彩りを愛でながら贅沢な温泉が満喫できます。 白鷺の湯は、渓流にせり出すような露天風呂と広い内湯を備えた温泉大浴場。露天風呂からは新緑や紅葉、雪景色など季節の景観と川のせせらぎを聞きながら温泉情緒が楽しめます。サウナも併設されているので、湯めぐり感覚で行き来しながらリフレッシュしてみましょう。
美肌の湯にどっぷり浸かって「白鷺の湯」でリラックス
プチプチと心地よく肌を刺激するジェットバスの「菊の湯」
もうひとつの菊の湯にはジェットバスの半露天風呂と内湯、サウナがあり、心地よい刺激を感じながら湯浴みができます。サウナや内風呂でじっくりカラダを温めて、半露天風呂で外気浴するのもおすすめです。どちらの温泉大浴場も時間帯で男女が入れ替わるので、スタイルが違う温泉で疲れを癒しましょう。
岩で囲んだ野趣あふれる貸切露天風呂「竹雀」
プライベートな空間で温泉に浸かってくつろげる貸切露天風呂は、ヒノキ風呂の「一笑」、岩風呂の「竹雀」、石風呂の「友琴」の3タイプ。グループで入浴しても十分の広さがあります。タオルやアメニティが用意されているので、手ぶらで行けるのもうれしいポイント。ただし、利用は到着後の先着順なので、チェックインの時に予約するのがベストです。客室や温泉大浴場とは異なる雰囲気を味わいながら、特別な時間をゆっくり過ごしたいですね。また、周辺観光や散策から戻ったときに利用したいのが足湯。昼時を除いて1日中入れるので、広がる自然を目の前にホッとするひとときをどうぞ。
渓流を眺めながら、散策して疲れた足を癒すのにおすすめです
加賀ならではの金箔や銀箔を使ったトリートメントもあります
温泉を楽しんだ後は、ちょっと贅沢に心とカラダを整えてみませんか。上質な空間が広がる「吉祥スパ」では、タラソテラピーなどの自然療法をベースにしたデトックス中心のトリートメントが体験できる北陸最大級のスパ。施術前に体調や悩みに合わせて、セラピストが最適なコースを提案してくれるので初心者でも安心です。 マイナスイオンで素肌を活性化させるエアロゾールルームやカラダを芯から温める陶板浴、筋肉を刺激して消化機能を向上させるデトックスルームなど、多彩なブースがありメニューも充実。トリートメントはカップルや友人、母娘で一緒に施術が受けられるペアルームもあります。施術後は、ハーブティーやドライフルーツを味わいながら、リラクゼーションサロンで心地よい余韻に浸りましょう。
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