瀬戸内の海と島々の大パノラマを望む、離島の絶景温泉宿【広島県 きのえ温泉ホテル清風館】

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2023年4月にリニューアルした絶景を望む露天風呂
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公開日:2025.09.16
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更新日:2025.09.16
瀬戸内海のほぼ中央、大崎上島の高台にある「きのえ温泉ホテル清風館」は、すべての客室や露天風呂から絶景が広がる離島の温泉宿。2023年〜2024年にかけて客室や露天風呂がリニューアルされて、より心地よい島時間が過ごせるようになりました。 しかも、国民参加型の温泉地活性化プロジェクト「温泉総選挙2024」では絶景部門で全国1位を獲得。全国の旅行会社による投票で選ばれる「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」の料理部門では6年連続で入選するなど、風光明媚で海の幸に恵まれた「きのえ温泉ホテル清風館」は、旅行者や旅行業界のプロからも高い評価を得ています。 みかんなど柑橘類の栽培が盛んな大崎上島の豊かな自然のなかで、大切な人と一緒に、時間や季節でさまざまな表情を魅せる絶景と温泉、美食を満喫。心身を解き放して非日常のひとときを楽しみましょう。
JTB地域ナビゲーター 広島県担当 吉田 佳代
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入浴後の外気浴や朝夕の美しい景色を望みながらリフレッシュできるバルコニー
瀬戸内海を一望できる高台に建つ「きのえ温泉ホテル清風館」
「きのえ温泉ホテル清風館」までのアクセスは、JR山陽新幹線の三原駅からJR呉線に乗り換えて竹原駅下車後、芸陽バスで約10分の竹原港下車。広島空港からはジャンボタクシー(乗り合い)で約30分の竹原港下車。車の場合は、山陽自動車道河内ICから竹原港まで約20分、竹原港からはいずれもフェリーで約25分の垂水港下船後、タクシーや車で約15分。事前予約制(時間指定)で竹原港までの無料送迎もあります。

選べる8タイプの客室で瀬戸内を眼下にくつろぎの時間を

露天風呂とプライベートサウナがある客室、Deluxe Twin「陽光」
「きのえ温泉ホテル清風館」の客室は2階と3階に全55室。8つの客室タイプは、カップルや夫婦におすすめの2名定員の客室と3名以上の客室に分かれます。 大切な人との2人旅でおすすめなのが、「きのえ温泉ホテル清風館」のなかで一番眺望がよい最上階の角部屋にある特別室・Deluxe Twin「陽光」。客室にはヒノキの露天風呂(温泉ではない)だけではなく、北欧の本格的なプライベートサウナがあり、ベッドは快適な眠りをサポートするシモンズ社製のセミダブルを配置。露天風呂や窓辺のソファーからは、朝日が昇る美しい光景を独占できます。記念日や特別な日に贅沢な時間を過ごしてみませんか。
和のたたずまいに機能的なインテリアを配した「和風ツイン」
ほかにも、15畳の和空間に世界の一流ホテルが選ぶシーリー社製のベッドを配置したツインルームタイプで、広縁のソファーでのんびり瀬戸内海の景色が楽しめる「和風ツイン」。ほぼ段差がなく年輩の方や車椅子の方でも安心して過ごせる「洋室」などがあります。旅の目的や客室での過ごし方に合わせて選んでみたいですね。
2024年12月、広々とした空間に生まれ変わった「コーナーフォース」
女子旅などのグループや家族旅行で利用したい客室「コーナーフォース」は、朝焼けに染まる大三島と木江港を眺められる唯一の部屋。2024年12月のリニューアルで、セミダブル4ベッドの洋室と和室15畳の広々とした空間となり、最大で6名まで宿泊できます。ReFaのドライヤーやカール&ストレートアイロンなど、女性にうれしいアイテムも充実しています。約100インチのプロジェクター&スクリーンやBluetoothオーディオもあるので、旅の写真や動画を映し出したり、エンタメを楽しんだり、多彩なステイができるのも魅力のひとつです。
和の上質と市松模様をベースに現代的なデザインの「清風 Mimasu Japanese Modern」
3人以上で泊まれる客室は、和室12畳と洋室ツインの「和洋室・特別室(最大8名)」や和室12畳の「和室(最大6名)」。瀬戸内海の美しい多島美が一望できる四国側の客室「トリプルルーム(最大3名)」のほか、ジャパニーズモダンの世界観を表現する作家・三枡正典氏がデザインした「清風 Mimasu Japanese Modern(最大6名)」もあります。 いずれも畳敷きの和室があるので、温泉に浸かった後に畳の上で横になってくつろいだり、広縁のイスに座ってのんびり景色を眺めたり、人数が多くてもゆったりした室内で自由気ままに過ごせるのがいいですね。

瀬戸内海に囲まれた島の恵みを活かした料理を存分に味わう

瀬戸内の贅沢な食材を使用した絶品会席をゆっくり味わいましょう
「きのえ温泉ホテル清風館」の夕食は、瀬戸内の旬の鮮魚・地元野菜・島の果実などを丁寧に仕上げた会席料理。天然タイのお造り、目の前で焼きながら蓋をして柔らかな食感にするアワビの踊り焼き、地元産のカキや椎茸、季節野菜など島の恵みをふんだんに使用した料理が美しい盛り付けで膳を彩ります。地元の酒蔵が生み出した地酒と一緒に堪能しましょう。
天然のタイは漁師独自の方法で甘みと鮮度が際だちます
また、特筆すべきは天然タイのこだわり。瀬戸内海の魚は潮の干満差が大きいことから脂が乗ると言われていますが、天然のタイは地元漁師が生け簀で1日落ち着かせて翌朝に締めることで甘さと新鮮さが増すと言われています。宿泊者からも「甘くて新鮮」といった声が多いので、実際にお造りで味わってみたいですね。
約40種類の和と洋の料理が並び、地元の柑橘ジャムも好評の朝食
朝は和洋バイキングの朝食で1日をスタート。魚のすり身に野菜や香辛料を混ぜてパン粉をつけて揚げた地元グルメのがんす、心がほっこり和む肉じゃが、アサリがたっぷりのみそ汁など、やさしい味付けの料理が揃います。パンやヨーグルトには、島でつくられた柑橘ジャムをたっぷりつけて、食べ比べてみるのもおすすめです。

朝夕夜で異なる絶景が広がる露天風呂や貸切風呂で温泉を満喫

2023年4月に大パノラマが広がる露天風呂がリニューアル
「きのえ温泉ホテル清風館」の料理と並んで評価が高いのが、温泉施設。なかでも、2023年4月にリニューアルした絶景露天風呂は、名前のとおりにインフィニティタイプの湯船から瀬戸内の海と島々が一望。朝日や夕焼け、月明かりと島灯を映す夜の海など、時間経過とともに表情を変える景色を眺めながら特別な温泉体験が楽しめます。
露天風呂と合わせて楽しめる男女別の浴場に用意されたサウナ
男女別に、広々とした露天風呂と内湯がありサウナも併設。サウナの後に露天風呂で外気浴をするなど、交互に利用してみたいですね。洗い場にはReFaのシャワーヘッド、パウダールームにはReFaのドライヤーを用意するこだわりとおもてなしもうれしいポイント。
2023年6月1日に新設された貸切風呂
また、露天風呂と壺風呂が同時に楽しめる貸切風呂(要予約・有料)もあり、人目を気にせずゆっくり話しながら瀬戸内の景色を独占できます。ゆったりとした浴槽なので夫婦やカップルだけでなく、グループでもプライベートな温泉が満喫できますよ。
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