旅の輪で広がる、人生の彩り
毎週水曜日更新添乗員や企画担当者が旅行に限らず様々なテーマで、日常のコラムを投稿! \「旅なかま」がさらに充実!
これまで以上に多彩なコラムをお楽しみいただけるようになりました!/
絶景の中を歩く ~ヨセミテ・ハイキングの魅力

ヨセミテは「歩く」ことで、もっと深く楽しめる
アメリカ・カリフォルニア州を代表する国立公園、ヨセミテ国立公園。
巨大な花崗岩の岩壁、深い森、清らかな川、そして豊かな森林。写真や映像で見るだけでも、その圧倒的なスケールに驚かされる場所です。
そんなヨセミテの魅力を、より深く感じられるのがハイキングです。

実際に歩いてみると、車で移動しているだけでは気づかなかったものが、次々と目に入ってきます。
例えば、足元に落ちている大きな松ぼっくり。ヨセミテの森には、巨大なサトウマツなどの樹木が見られ、その大きな松ぼっくりには思わず驚かされます。
そして、森の中でひときわ存在感を放つのが、巨大なジェフリー松。
「これが一本の木なの?」と思ってしまうほどの大きさで、見上げるとこの高さと幹の太さに圧倒されます。
ヨセミテでは、巨大な岩壁だけでなく、森そのものが大きく普段見慣れている自然とは、スケールがまるで違います。


歩いていると、木々の間からハーフドームが姿を現します。
ヨセミテを象徴する巨大な花崗岩の岩山で、某有名アウトドアブランドのロゴにも描かれていることで有名です。
写真では何度も見ていた景色でも、実際にその場に立って見上げると、その迫力はまったく違います。
「この景色を自分の足で歩きながら見ている」そう思うだけで、旅の記憶がより鮮明になっていきます。

実際に歩いてみました!約11kmのバレー ハーフループ トレイル
8月上旬、今回歩いたのは、ヨセミテ・バレーを巡るハーフループトレイル。
全長約18kmのルートのうち、今回はそのハーフとなる約11kmを、半日かけて歩きました。スタート地点のヨセミテ滝を後にして、西へ向かって進みます。
歩き始めると、ヨセミテ・バレーを取り囲む巨大な岩壁が少しずつ姿を変えながら目に入ってきます。


歩みを進めると、このルートの大きな見どころであるエル・キャピタンが近づいてきます。エル・キャピタンは、約1,000mの高さを誇る巨大な花崗岩の岩壁。
遠くから見ても圧倒的ですが、実際にその足元近くまで歩いていくと、その大きさを全身で感じます。
思わず立ち止まり、首を大きく反らして見上げてしまうほど。写真では伝わりきらないスケール感に、圧倒されます。

その後、エル・キャピタン橋を渡り、ヨセミテ・バレー・ロッジへ向かいます。橋の周辺では、マーセド川と巨大な岩壁が織りなすヨセミテらしい景観を楽しむことができます。
8月上旬の夏のヨセミテは、森の緑も鮮やか。日差しを感じる場所もありますが、木陰に入るとほっとするような心地よさがあります。約11kmの道のりを、景色を楽しみながら半日かけて歩きました。歩き終えたときに感じたのは、心地よい疲労感と、「自分の足でヨセミテを歩いた」という達成感でした。

大自然の中でも、快適に楽しめるヨセミテ
ヨセミテでハイキングをする際に、もうひとつ魅力的なのが、ヨセミテ・バレー内の充実した環境です。
広大な国立公園と聞くと、「トレイルまで行くのが大変なのでは?」と思われる方もいるかもしれません。
しかし、ヨセミテ・バレー内には無料のシャルバスが循環しており、エリア内の移動がしやすく、トレイルの入り口までのアクセスもスムーズです。
ハイキングのスタート地点までシャトルを利用し、歩き終えた後は別の場所からシャトルに乗って戻る。
そんなふうに公共交通を上手に利用しながら、ハイキングを楽しむことができます。

また、バレービレッジ周辺にはスーパーや飲食店などもあり、食事や買い物にも便利。
大自然の中にありながら、滞在中は比較的快適に過ごせる環境が整っています。
さらに、トレイルによっては、途中にトイレや給水スポットが設けられている場所もあります。もちろん、トレイルごとに難易度や設備は異なるため、事前の確認は必要です。
それでも、実際に歩いてみると、「これほど雄大な自然の中なのに、ハイキングを楽しむための環境が整っている」ということを実感します。

歩くことでしか出会えないヨセミテがあります。
今回、約11kmを半日かけて歩いてみて改めて感じたのは、ヨセミテは「見る」だけではもったいない、ということ。
ぜひ次のヨセミテでは、少しだけ歩く時間をつくってみてください。自分の足で歩き、自分の目で見て、新鮮な空気を感じる。
その時間が加わることで、ヨセミテの絶景は、きっと忘れられない旅の一場面になるはずです。



テーマから探す
エリアから探す
JTB旅物語 公式SNS
ソーシャルメディア利用規約はこちら



