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パンダ不在でも心満たされる 南紀白浜旅行記

Day1 海の幸と紅葉に癒される
白くやわらかな砂浜と、どこまでも澄んだ青い海。
ここ白浜温泉は、有馬・道後と並ぶ日本三古湯のひとつ。古くから人々の心と体を癒してきたこの地は、美しい海岸線と豊かな自然、そして新鮮な海の幸や旬のフルーツに恵まれた“癒しの町”。
私は旅をするとき、慌ただしく観光地を巡るよりも、同じ宿に連泊して、時間の流れごと味わうような旅が好き。
それでもやっぱり少しは観光もしたい。どこへ行くにも車で15〜20分ほどと程よい距離感で、「ゆったり」と「巡る」が心地よく両立する名所がコンパクトにまとまっている南紀白浜は、私の理想的な場所。
白浜空港に到着してまず向かったのは、「とれとれ市場」。
地元の海産物やお土産がずらりと並び、旅の始まりにぴったり。
その後は食堂で新鮮な海鮮丼を堪能。鮮魚店が営む海の幸は格別!
午後は紅葉の名所として知られる「救馬溪観音(すくまでらかんのん)」へ。
約3万坪の広大な敷地に、大自然と一体化するように建てられた寺院。山門から本堂まで続く約1kmの参道では、春の桜、夏の紫陽花、秋の紅葉と、四季折々の景色が迎えてくれます。開運厄除けの霊場と知られ、紀南地方随一のパワースポット!高台に位置しているので展望台からの景色は絶景。

日頃の疲れを癒すべく、15時にはホテルにチェックイン。
太平洋に突き出す岬に敷地を持つ、客室露天風呂付きの温泉宿。湯あみ着を着用して入浴する混浴風呂は海岸に一番近く、空と海と一体になれる湯浴み処。その日の気分で湯めぐりを楽しめるのも魅力のひとつ。
チェックイン後はラウンジで、ビールや焼酎を片手にゆったりと。波の音をBGMに、ゆるやかに沈んでいく夕陽を眺めていると、時間が止まったようで、「ああ、旅に来たんだな」と実感する瞬間だった。
Day2 温泉と絶景、食のしあわせ
この日は朝から温泉三昧。
ゆったりとした朝食をとった後は、貸切風呂や混浴風呂で海風を感じながら、心も体もゆるめていく。
お昼はミシュランガイドにも掲載されたお店へ。
テラス席から海を望む開放的な空間で味わうパスタとピザは格別。白浜の海の幸をふんだんに使った料理に、旅の贅沢を感じた。


Day3 パンダはいなくても楽しめる 海・陸・空のテーマパークへ
最終日は動物園へ。
ここは動物園・水族館・遊園地が融合した“海・陸・空”の複合型テーマパーク。
2025年6月に4頭のジャイアントパンダが中国へ返還され、現在は一時的に“パンダ不在”。けれど、園内はパンダ以外の魅力であふれている。
サファリを巡る「ケニア号」、イルカやアシカのショー「アニマルアクション」、動物たちとのふれあい体験。どれも想像以上に充実していて、大人も子どもも夢中になれる。ゆったりとした動きとユニークな生態を持つナマケモノがお気に入り。

閉園までたっぷり楽しんで、旅の締めくくりには和歌山ラーメンでほっと一息。

パンダがいない今だからこそ、
南紀白浜の“本当の魅力”がより深く感じられた気がする。
海と温泉に癒され、自然と食に満たされる。観光もリゾートも楽しめる、ちょうどいい旅のかたち。
またふと時間ができたら、連泊でこの町を訪れたい。静かな波の音を聞きながら、心の奥までほぐれていくような、そんな旅だった。

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