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心惹かれるタイランド

酸っぱくて甘くて辛いのが本物のタイ料理
タイ料理と聞くと、辛い料理とイメージする方がほとんどではないでしょうか?ひとくち食べてみると、酸味・辛味・ハーブの香りが一気に口の中に広がります。これがタイ料理のおいしさなのです。タイの人達は「酸っぱくて甘くて辛くないものは美味しくない!」と口をそろえて言います。なぜタイ料理は「酸っぱくて甘くて辛い」のか・・・?

この味付けにはタイの気候が深く関係しているのです。タイは一年を通して蒸し暑く、細菌が増える速度が非常に速いのです。古代からこれらの"味"が身体を守る武器となったのです。酸味にはライムやタマリンドを入れて食材の腐敗を防ぎ、香りづけにはハーブ類を料理に合わせて加え生臭さを抑えます。辛味には唐辛子をたっぷりと使います。唐辛子は雑菌を抑え、発汗作用で体温調整をし、食欲増進にもつながります。甘さにはパームシュガーを使います。熱帯地域ではエネルギーの消費が激しいので、これでエネルギーを補給します。

タイ料理としての食文化は、古代から海のシルクロードの中心となっていたため、他国の食文化が入ってきました。中国からは、炒め技術や麺文化、野菜中心の味付けが入ってきて定着しました。インドからは、スパイスの文化とカレーの文化、アラブ諸国からはココナッツを使う料理やデザート、唐辛子はポルトガルから16世紀にやってきました。この唐辛子の伝来でタイ料理の辛味文化が劇的に変わったそうです。

ほとんどの料理名は具材と調理方法
タイ料理の料理名は、ほとんどが調理方法や入っている具材の名前を羅列したものになります。例えばタイ料理で有名なスープのひとつであるトムヤムクンは、トム=煮る・炒める、ヤム=混ぜる・和える、クン=エビ、という意味になり、3つの単語が一つとなり料理名になりました。タイのサラダを代表するパパイヤサラダのソムタムは、ソム=酸味のある柑橘類、タム=叩くという意味になります。なぜ叩くという単語が入っているのかと言いますと、調理する際に大きな木の臼のようなものに食材を入れ、木の棒で叩きながら混ぜたのでこの料理名となりました。

辛くないものも沢山あります
実はタイ人の方々でも辛い食べ物が苦手な人も多くおられます。また子供達も辛いものはあまり食べられません。なので辛くない食べ物も多く存在します。日本人の方々にも口に合い、大人気のものがたくさんあります。例えば、カオマンガイという料理があります。タイ風チキンライスと言われており、米は鶏肉のゆで汁を使って炊かれており、肉の旨味が染み込んだご飯に仕上がっていて、そのご飯の上に鶏肉が乗っております。シンガポールのチキンライスがルーツとも言われいる料理で、現地の人達も大好きな料理のひとつです。また、麺類でも有名な料理があり、それがパッタイです。米麺で作ったタイ風焼きそば。これも全く辛くない料理ですが、唐辛子、お酢、砂糖、ナンプラー(魚醤)を加えて自分で味のアレンジもできます。気軽に食べることができ、多くの人達に人気の料理です。
その他には、クィッティアオ(ラーメン)、ガイヤーン(チキンの炭火焼)、カオパット(焼きめし)等々・・・
やはり一般的にはタイ料理は辛いイメージがあるので、辛い料理が苦手で食べるものが無さそう・・・と言われ、タイへの旅行を控えていた方も多くお声を聴きます。しかし多くの辛くなく美味しいものも沢山ありますので、どうぞ安心してお出かけください!

デザートや飲み物は甘いものが多い!果物天国でもあります!
タイには独特のデザートも沢山あります。日本人からすると、かなり甘く感じるものも多くあるのですが、先述のタイ料理と同じように、昔から意味があるわけです。甘さは実用と宗教の両面があります。少しでも長く保存できる上に、エネルギー源としての砂糖、ココナッツで濃厚さと香りを付与、仏教の儀式や僧侶への供物で“甘い=めでたい”文化という意識が非常に強いのが背景にあります。ココナッツを使ったもの、もち米を使ったもの、果物を使ったもの等々多くの種類のデザートがあります。
代表的なものを数点上げてみたいと思います。
- カオニャオマムアン(ココナッツミルクで炊いたもち米とマンゴーを一緒に食べる)
- ルークチュップ(ココナッツミルクで味付けした緑豆の餡をフルーツや野菜の形に成型し、寒天でツヤツヤにコーティングしたデザート)。このルークチュップは、本物のフルーツや野菜の形になっていて、見た目も可愛くて観光客にも大人気のデザート
- カノムチャン(上新粉とタピオカ粉を混ぜて作る生地は日本のういろうに似た上品な風味。もちもちとして、ほんのり甘く優しい味わいが特徴)
- クルアイトート(完熟前のバナナを米粉などを溶いた衣にくぐらせて高温でカラッと揚げた、タイの屋台で人気の揚げバナナ)
タイに行ったらぜひタイのデザートもお試しください。
デザートも多くありますが、果物も非常に豊富なタイです。マンゴー、マンゴスチン、ドリアン、ライチ、パパイヤ、ランブータン等々。多くの果物が採れ、スーパーや屋台等、あちこちで売っているのをよく見ます。ぜひタイに行かれるときはその時期に合った果物をチャレンジしてみてください。日本ではなかなか見られないような果物や、高級な果物もお手頃に食べることができます。3月から10月の間は多くの果物がそれぞれの時期に採れます。11月から2月は果物が少ない時期です。
果物好きな方は時期を見ながらタイ旅行の時期を決めてもいいかも知れません。


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