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ツェルマットで歩く贅沢

山を「眺める」から「感じる」旅へ
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目次

スイスの名峰に出会う

とても美人な山なんです!登山・ハイキング好きのお客様に是非一度はご覧いただきたい山、それが”マッターホルン”です。
スイスのツェルマットを訪れれば、雄大で美しい姿のマッターホルンを間近に見ることができ、街中や展望台からの眺めは圧巻ですが、その魅力をより感じたいのであれば「ツェルマットの魅力は歩くことで完成する」という言葉のとおり、実際に足を運び、自分のペースで歩きながら山を感じることです。

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ライ湖に映る朝焼けのマッターホルン。移ろう光が、山の美を際立たせます。

ハイキングと聞くと、「体力が必要そう」「登山は苦手」という声をよく耳にします。しかし、ツェルマットの魅力は、ロープウェイや登山鉄道を利用すれば、標高2,000~3,000mから気軽に歩き始められること。日本のように何時間も登る必要はありません。
歩き始めると、まず驚くのは空気の透明感です。アルプスの澄んだ風を感じながら、一歩一歩進むだけで心が軽くなります。足元には色とりどりの高山植物が咲き、運が良ければマーモットが顔をのぞかせることもあります。
そして何より感動するのは、歩くたびに表情を変えるマッターホルンです。同じ山なのに、角度が変わるだけでまるで別の山のように見える。その変化こそ、ハイキングだからこそ味わえる贅沢です。

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ツェルマットからゴルナーグラード鉄道で約40分移動すると、3000~4000m級の山々を大迫力で見ることができます。

お勧めのハイキングルート

私が初めて歩く方におすすめしたいのは、ゴルナーグラート展望台から一駅下ったローテンボーデンからリッフェルベルクへ向かうルートです(所要時間は約1時間~1時間半)。なだらかな下りが中心で歩きやすく、目の前にマッターホルンが姿を見せてくれます。また、ルートの途中にある湖、リッフェルゼーでは風が穏やかな日に”逆さマッターホルン”を見ることができ、まさに絵葉書のような景色が広がります。

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リッフェルゼー(湖)に映るマッターホルン。ローテンボーデン駅から少し歩くとご覧の景色に出会えます。

マッターホルンの全景を見たい方にお勧めなのが、ブラウヘルドからスネガ展望台へ向かうルートです(所要時間は約2時間半~3時間)。少し遠めでマッターホルン全体の姿をみることができ、ルート上には3つの湖があり、運が良ければリッフェルゼーからとは異なる湖面に映るマッターホルンを見ることができます。また、野生のエーデルワイスが生息するエリアでもあります。

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ブラウヘルドから見たマッターホルン
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シュテリゼー(湖)からの眺め
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ハイキングルート脇にひっそり咲くエーデルワイス(7月中旬撮影)

そして、私のお気に入りがシュワルツゼーからスタッフェルアルプ経由でツェルマットへ向かうルートです(所要時間は約3時間~3時間半)。マッターホルンの北壁を見上げながら歩くルートで、見慣れたマッターホルンの形とは少し異なる姿を見ることができます。比較的他のルートから比べ歩く人が少なく、ゆっくり雰囲気も楽しめるのがポイントです。また、フーリの村に近づくと木造の古い家並みや牛のカウベルの音が聞こえ、いかにもスイスらしい時間を演出してくれます。

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意外と見慣れないマッターホルンの北壁
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スタッフェルアルプ辺りのハイキングコース。道は整備され歩きやすい。
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牛のカウベルの音を聞きながら歩く景色

ちょっと寄り道も楽しみの1つ

ツェルマットエリアでハイキングの際、自然を楽しむこと以外にもう一つのお楽しみがあります。それはハイキングルート途中にある山小屋やレストランで食事やちょっとした休憩を取ることです。全てのルートではないですが、ツェルマットからアクセスしやすいルートの途中には大体の場合、レストランやカフェがあります。

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休憩で立ち寄った山小屋風のレストラン。テラス席でのんびりランチは格別です。

想像以上にクオリティが高いお料理やケーキなどのデザートがあり、お店の雰囲気も木のぬくもり感じる建物やテラス席が用意され自然の音色を聞きながらのんびりすることができます。

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山の中で美味しいスイーツと絶景は、最高の組み合わせです。

ハイキングで心掛けているのが「速く歩くこと」ではなく、「目的地よりも、その道のりを楽しむ」ということです。ツェルマットでは、その言葉がぴったり当てはまります。展望台から見るマッターホルンは「絶景」ですが、自分の足で歩いて出会うマッターホルンは「感動」になります。
ツェルマットを訪れるなら、ぜひ一度はアルプスの小道を歩いてみてください!!

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この記事を書いた人
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舘野 一葉
最近の趣味・ひとこと
キャンプ/ハイキング/ベランダでガーデニング
旅は人生のスパイス!旅先の体験が、新鮮で生き生きした自分に仕立て直してくれるスパイスです。ご一緒に人生の隠し味を見つけに行きましょう!!
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