2024年7月にリニューアル。2つの自家源泉がある料理自慢の温泉旅館【三重県　サン浦島悠季の里】

「サン浦島悠季の里」の客室は、9階建ての本館と2階建ての宿泊棟「水の星」に全32室。 本館の客室は、温泉露天風呂付の特別室が5タイプ、温泉内風呂付が１タイプ、シャワーブース付が3タイプの計9タイプ。「水の星」はすべてが和洋室で、温泉露天風呂付2タイプと温泉内風呂付1タイプの3タイプ。合わせて12タイプの異なる間取りや設えから目的や過ごし方に合わせて選ぶことができます。 「水の星」は1階と2階の低層階に客室があり海に近いことから波音や潮風をリアルに感じられるのが大きな魅力。なかでも、「別邸水の星 温泉露天風呂付き特別室」は、12.5畳の和室、シモンズ社製のベッドを配したベッドルーム、大きなテラス付の温泉露天風呂に加えて、部屋食が味わえるダイニングルームもある約100㎡の贅沢な空間。特別な時間を過ごしたい夫婦や、美しい海を目の前に和みながら温泉と美味を満喫したい家族におすすめです。

本館の客室は6階から9階にあり、高層階から水平線を一望できるパノラマビューが楽しめます。最上階にある「温泉露天風呂付き特別室バリアフリータイプ」には、部屋食用のダイニングに加えて、露天風呂と扉でつながるシャワーブースにミストサウナを備えた特別仕様。露天風呂での眺望と合わせてリフレッシュできます。

ほかにも、内風呂付きの洋室タイプやシャワーブース付の和室タイプなど、多くの客室がゆったりとした造りになっているので、夕食と朝食もしくは夕食が部屋食となっています。「水の星」と本館の客室は、いずれもプライベートの時間を気兼ねなく快適に過ごせる上質な空間なので、のんびりとくつろぎたいですね。

「サン浦島悠季の里」の夕食は、伊勢エビやアワビ、浦村カキ、タイ、フグなど伊勢志摩を彩る新鮮な魚介をはじめ、松阪牛や伊賀米に代表される三重の食材など豊かな味覚が膳を彩る会席料理。地産地消へのこだわりは味付けにもみられ、三重県の登録有形文化財の蔵で仕込まれた醤油や、地元の味噌などを使用した上品な味わいが楽しめます。

2024年7月にリニューアルオープンしたダイニング「風姿花伝」は、海が見える掘りごたつ式と中庭に面したテーブル席があり、いずれも個室タイプ。2名から最大で12名まで利用できる心地よい空間なので、まわりを気にすることなく会話を弾ませながらゆっくり料理が味わえます。 オープンキッチンで腕を振るう料理人の技は、見た目のライブ感はもちろん、調理する音や香ばしい匂いが食欲をそそり、できたての食感とあわせて堪能できるので、まさに五感で楽しみながら数々の料理を満喫しましょう。

朝食は焼き魚や煮物、湯豆腐など海の幸と山の幸をバランスよく組み合わせた、朝の清々しさが料理にも感じられる和食膳。朝風呂でカラダを目覚めさせた後に、海を眺めながら、多彩な味が楽しめる朝食で旅の新しい1日を迎えましょう。

「サン浦島悠季の里」の温泉は、敷地内から湧出した鳥羽本浦温泉「珠光の湯」と新たに湧出した「”新”珠光の湯」の2つの源泉が楽しめるのが特徴です。いずれもアルカリ性単純温泉ですが、珠光の湯は透明微白濁色でpH9.5、”新”珠光の湯は微弱白色でpH9.8。一般的にpH値が8.5以上のアルカリ性温泉は”美肌の湯”と呼ばれ、入浴後に肌がすべすべ・つるつるになる効果が期待されています。 木の温もりに包まれた大浴場のまろびね庵は、男性浴場の「外の宮」と女性浴場の「内の宮」にわかれ、それぞれに異なる源泉が注がれた多彩な湯船が揃っているので、湯めぐりをしながら温泉を存分に楽しみましょう。

女性用の温泉大浴場「内の宮」には、打たせ湯がある露天風呂、岩に囲まれた露天風呂など趣が異なる露天風呂のほか、あつ湯とぬる湯がある大桶風呂などがあります。湯船に浸かってまわりを眺めていると、昼は自然光が差し込む明るく開放的な雰囲気で、ライトアップされた夜は月明かりが湯面にゆらぐ幻想的な世界へと変わるので、時間帯を変えながら何度も楽しめるのが魅力です。

男性用の「外の宮」にも打たせ湯や岩造りの露天風呂、あつ湯の大桶風呂、ぬる湯の陶器風呂などがあります。男女ともに広くゆったりした内湯にはジャグジーやサウナがあるので、客室の露天風呂や温泉内風呂とは異なる魅力の大浴場で湯めぐりをしてみましょう。基本的にいつでも（清掃時間を除く）利用できます。

また、プライベートな空間でたっぷり湯に浸かれる3種類の貸切風呂（要予約・有料）もあります。カラオケルームを併設したユニークな貸切露天風呂や小さな子どもと一緒でも安心な貸切室内風呂などは、タオルとバスタオルが付いているので手ぶらで気軽に入浴できます。 浴後は2024年７月のリニューアルで新しくなったロビーや展望デッキで、波穏やかな伊勢湾の雄大な景色を一望しながらのんびり過ごしましょう。