2つの渓流露天風呂「鶴仙」、「河鹿」は、朝夕の男女入替制
公開日:2025.08.11
|更新日:2025.08.11
金沢の奥座敷、加賀・山中温泉の渓流沿いにある「白鷺湯たわらや」は、鎌倉時代に創業した「湯元十二軒」のひとつで、800年の歴史がある老舗温泉旅館。能登国(石川県北部)を治めていた地頭・長谷部氏から受け継いできた家紋『銭九曜』を描いたのれんを飾る5階の玄関から館内に入ると、大きなガラス張りが特徴の広いロビーがあり、名勝・鶴仙渓の渓流や四季折々に魅せる自然美を間近に楽しめます。チェックインを済ませたら、色浴衣コーナーで好きな柄を選んで客室へ向かいましょう。
全43室の客室は源泉露天風呂付や和洋室、和室など8タイプが揃い、定員が5・6名の間取りが多いので和やかに温泉と美味を楽しみたい女子旅などのグループにぴったりです。加賀の伝統的な懐石料理を贅沢に味わい、1300年の歴史を持つ山中温泉の源泉100%を渓流露天風呂や貸切風呂(※)で満喫。自然が満喫できる鶴仙渓の遊歩道や、情緒あふれる街並みにグルメやみやげ店が軒を連ねるゆげ街道、山中温泉のシンボル・こおろぎ橋など、人気スポットは徒歩約5分〜15分の距離なので湯涼みに出かけてみましょう。電動自転車のレンタル(有料)もあります。
※貸切風呂は、2025年9月~10月は工事のため休止
豊かな自然が広がる5階のロビー。休憩スペースでフリードリンクを
「白鷺湯たわらや」までのアクセスは、JR加賀温泉駅から無料送迎バス(要事前予約)で約20分、車の場合は、北陸自動車道加賀ICから約20分、小松ICから約30分です。
名勝「鶴仙渓」沿いに伝統的な温泉旅館の佇まいを魅せる「白鷺湯たわらや」
サウナ付の特別室や露天風呂付など多彩に揃う客室タイプ
季節で表情を変える渓谷を目の前に湯浴みが楽しめるサウナ&源泉露天風呂付特別室
「白鷺湯たわらや」の客室は渓流側と山側の眺望別に分かれています。おすすめは何と言っても名勝と謳われる鶴仙渓の眺望が広がる客室。春の新緑、夏の深緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季折々の自然がつくり出す美しい景観を目の当たりにしながら過ごす心地よい時間はなにものにも代えられません。なかでも、2023年4月に誕生した3タイプの露天風呂付特別室は、北陸随一の渓谷美を誇る鶴仙渓を目の前に室内や露天風呂から楽しめるのが大きな魅力です。
間取りは、和室10畳と洋室10畳に浴室(露天風呂・サウナ・水風呂)、テラス
“ととのう”体験がいつでも何度でもできる個室サウナは本場フィンランド仕様
サウナ&源泉露天風呂付特別室は、名前のとおり個室サウナと水風呂、露天風呂を備えた贅沢な空間。こだわりのサウナストーブにはフィンランドを代表するブランド「iki」(METOS社)を使用。本場フィンランドのロウリュ浴を数人同時に利用できます。水風呂と外気浴スペースはサウナを出た露天風呂側にあるので、 “ととのいループ(交互浴)”を楽しみましょう。
ダイニングスペースを設えた部屋食&源泉露天風呂付特別室
渓流の望みながら食事が味わえる部屋食&源泉露天風呂付特別室は、大きなダイニングを配置してよりプライベートな雰囲気がより感じられます。10畳の和室とツインベッドルーム、テラスのようなスペースが付いた露天風呂などゆったりとした間取りで、最大6名まで宿泊可能。まわりを気にせず温泉と女子トークで盛り上がりながら加賀料理を味わいたい女子旅、大切な人たちと渓谷美を眺めながら温泉でゆっくり過ごしたい家族旅や2世代旅に最適です。
露天風呂にはテラスを併設。湯浴みや外気浴をしながら渓眺望も満喫できます
渓谷沿いの独立したテラスと露天風呂内にも外気浴ができるテラスがある源泉露天風呂付き特別洋室。2名定員なので、プライベートな温泉に浸かりながらのんびりしたい夫婦やカップルにおすすめです。2025年秋には、プライベートサウナを新設予定とのこと。サウナ好きにはたまらない客室になりそうです。
のんびりとくつろげる露天風呂付客室の宿泊者専用ラウンジ
また、2023年オープンの露天風呂付客室の宿泊者は、窓からは鶴仙渓の景色が一望できる2階の専用ラウンジが利用できます。リクライニングチェアに座り、フリードリンクコーナーから持ってきたコーヒーを片手に絶景を眺めたり、客室のサウナや露天風呂でリフレッシュした後に冷たいドリンクでクールダウンしたり、混み合うことが少ないのでゆっくり過ごしましょう。
大きなガラス窓の向こうに鶴仙渓の四季の景色が広がる源泉半露天風呂付特別室
「白鷺湯たわらや」にはほかにも、2022年3月にオープンした山側の源泉半露天風呂付特別室や渓谷側にある和洋室、渓谷側と山側に分かれた純和風の和室があります。和洋室はセミダブルのベッドを2台配置。シャワーブースとトイレがバリアフリーなので、2世代・3世代での旅行でも安心です。
鮮魚やカニ、能登牛など加賀の美味を贅沢な会席料理で堪能
料理長が厳選した旬の食材を繊細に仕上げた最高ランク懐石
霊峰白山と日本海に挟まれた山中温泉は山海の幸に恵まれた食材の宝庫。「白鷺湯たわらや」の夕食では、北陸の鮮魚や冬の味覚のカニをはじめ能登牛や加賀野菜など、素材の持ち味を大切に丁寧に仕上げた逸品を加賀懐石として味わえます。
料理長が食材選びから調理法までこだわり、伝統的な日本料理や洋風の創作料理など趣向を凝らしたメニューが季節ごとに替わる「最高ランク懐石」。旬の食材や手仕事を織り交ぜたワンランク上の料理が揃う「菊華会席」は、旬の美味を満喫したい方におすすめです。
山海の幸や旬菜など北陸の味覚が詰まった四季の加賀懐石
加賀のおいしい料理を食べたいけど、どれを選べばよいかわかならいと迷っている方は、「四季の加賀会席」にすれば安心。北陸の海の幸や旬の野菜、旨味たっぷりの肉料理など、多彩なメニューが彩る本格会席が楽しめます。
また、北陸の冬を代表するカニも見逃せません。「白鷺湯たわらや」では、鮮度が高く身の詰まったおいしいカニを厳選。極上の加能ガニを茹で・焼き・刺し・鍋/雑炊などさまざまな調理法で味わい尽くす加能ガニ尽くし懐石。加能ガニが1杯付いた加能ガニ会席や7種のカニづくし会席など、豊富なメニューから選べます。地酒や日本酒、ワインと一緒に旬の美味を堪能しましょう。
名産の加能ガニを多彩な調理で味わえる加納ガニ尽くし懐石
また、和食だけでなく加賀の伝統食材を使用したフレンチのフルコースもあります。フレンチの華やかさと加賀料理の上品さを融合させた料理は、目と舌で楽しめる逸品ばかり。連泊するときは、和食とフレンチの両方で加賀の味覚を楽しんでみたいですね
朝食は加賀の味覚を詰め込んだ和定食。旨味を閉じ込めるために丁寧に蒸し上げた野菜や多彩な味が楽しめる少量多品種の小鉢、源泉を使い食べる時間に合わせて炊き上げた釜炊きごはんなどが勢揃い。最後に味わうデザートは、「白鷺湯たわらや」特製の加賀棒茶プリン。味が気に入ったらフロント前にあるおみや処「おもいで」で購入もできますよ。
加賀の味覚が満載の和定食が朝から味わえる朝食、地野菜の源泉セイロ蒸し
目の前に広がる渓谷美を露天風呂で癒されながら眺め、楽しむ
鳥のさえずりや川のせせらぎに包まれて癒しの時間が過ごせる渓流露天風呂「鶴仙」
山中温泉で最も多い毎分90リットルの湧出量を誇る源泉をたっぷり満喫
1300年の歴史を誇る山中温泉で創業から800年にわたり源泉を守ってきた「白鷺湯たわらや」。館内には間近に渓流を望む2つの渓流露天風呂があり、1日の中で朝夕に男女が入れ替わるので、肌にやさしくカラダの芯まで温まる湯を存分に楽しみましょう。
渓流露天風呂「鶴仙」は、30人が一度に入ることができる大露天風呂が最大の魅力。鶴仙渓に流れる清流のせせらぎや季節ごとに変わる景色に抱かれて湯に浸かる非日常の世界は、心身をゆっくり潤してくれます。
大きな窓に広がる渓流や木々の景色が浴槽の湯面に映り込み、独特の世界観を醸し出す内湯もゆったりとした造りなので、露天風呂と行き来しながら湯浴みを楽しむのもおすすめです。
夜はライトアップされ幻想的な世界をつくり出す渓流露天風呂「河鹿」
もうひとつの渓流露天風呂.「河鹿」は「鶴仙」の開放感とは異なり、静かで落ち着いた雰囲気の中でじっくり温泉に浸かれます。露天風呂は夜にライトアップされ昼間とは違う佇まいを魅せてくれるので、男女の入替時間を確認しておきましょう。内湯は壁一面がガラス張りになっているので、四季折々の景色が屋内にいながら楽しめるのがうれしいですね。
壁一面のガラスから四季折々のパノラマが広がる渓流露天風呂「河鹿」の内湯
露天風呂と内湯を満喫したら、ロビーにある24時間利用可能なフリードリンクコーナーで飲み物を選び休憩スペースで一休み。客室へ戻るときはおかわりの飲み物を忘れずに。
また、温泉施設はほかにも貸切風呂がありますが、2025年9月~10月は工事のため休止。予定では渓流露天風呂「河鹿」が拡張され、新たにサウナを新設。既存の貸切風呂「菊香」も新しく生まれ変わります。最新の情報は「白鷺湯たわらや」の公式ホームページで確認してみましょう。