カル・ペップ(Cal Pep)
料理とともにカウンター席でバルならではの活気も味わいたい
最初にご紹介するのは、バルセロナ屈指の人気バル「カル・ペップ」。カリスマシェフ、ペップ氏の料理を味わうために世界中からお客さんが訪れます。狭い路地が網目のように伸びるボルン地区に位置しながら、このお店は広場に面しているため比較的わかりやすい場所にあります。
はまぐりと生ハムを炒めた「アルメハス・コン・ハモン」は、ニンニクとパセリの風味が利いていて美味。スペイン名物のトロトロのトルティージャも、日本人好みの味に仕上がっています。いずれの料理も文句なしのクオリティで、満足いくこと間違いないでしょう。
DATA
Cal Pep
住所:Pl. de Les Olles 8
営業時間:13時~15時30分、19時30分~23時30分
定休日:日曜、月曜の昼
イラティ(Irati)
カウンター席で立ちながら軽く一杯も、バルならではの楽しみ方
バケットの上にオリーブやアンチョビなどおつまみを乗せ、つまようじを刺した一口料理、それがピンチョスです。60種にもおよぶ種類豊富なピンチョスを楽しむことができるのが、ランブラス通りからゴシック地区に入ってすぐのところにある「イラティ」。野菜のテリーヌにトマトジャムなどをかけた看板メニュー、「パステリータ・デベルデゥーラス」をはじめ、カウンターにズラリと並ぶバラエティ豊かなピンチョスを味わえます。
DATA
Irati
住所: Cardenal Casañas 17
営業時間:12時~24時
休日:なし
タパス24(Tapas24)
人気店ながら、こぢんまりとした隠れ家的雰囲気の店内
ミシュラン一つ星のシェフ、カルレス・アベジャン氏がプロデュースするバル「タパス24」。定番タパスはもちろんのこと、オリジナルの創作タパスも人気です。シェフの名を冠したタパス「ビキニ・カルレス・アベジャン」はイベリコ豚の生ハムとモッツァレラチーズを挟んだミニサンド。
おすすめメニューのビキニ・カルレス・アベジャン€12
お店はグラシア通りの人気観光スポット、カサ・バトリョからすぐのところにあり、外のテラス席で街の空気を感じながらの食事もおすすめ。
DATA
Tapas24
住所:C.de Diputació 269
営業時間:12~24時
定休日:なし
タペオ(Tapeo)
バルセロナには賑やかで大衆的な雰囲気のバルが多い中、「タペオ」はモダンでスマートな雰囲気のバルです。
「ピエ・デ・セルド・コン・ガンバ」€16は、やわらかく煮た豚足とエビのオリーブオイルがけ。そのほか、味付にウニを使用したフィデウア「フィデウア・デ・エリソ・コン・ガンバス」€20など、伝統の味に独創的なアレンジを加えたモダンスパニッシュ料理がこのお店の特徴です。
スペインでは、バルをハシゴすることを“タペオ”といいます。真向かいにある人気バル「チャンパニェット」をはじめ、周辺にはほかにもバルがいくつもあるので、ハシゴを楽しむのもオススメです。
DATA
Tapeo
住所:C. Montcada 29
営業時間:12~24時
定休日:なし
パコ・メラルゴ(Paco Meralgo)
新市街、アシャンプラ地区にある実力派のバル「パコ・メラルゴ」。ミシュランガイドでも紹介されるほどの名店は地元客、観光客問わず賑わうので事前に予約しておきましょう。店内は高級感のあるモダンな雰囲気で統一されています。
イカ墨でコーティングされた一口サイズのスペイン風コロッケ「クロケタス・デ・セピア“オバマ”」1個€2.95や、エビのアヒージョ「ガンバス・フレスカス・アル・アヒージョス」€30.5など海鮮、肉、野菜とジャンルを問わずさまざまなタパスが楽しめます。