【サン・セバスチャン】スペイン北部バスク地方にある美食とビーチで有名な街
サン・セバスチャンは「美食の都」として世界中の食通を魅了する都市です。ミシュラン星付きレストランが人口比で世界最多クラスを誇り、洗練されたバスク料理が堪能できます。小さなパンの上に具材をのせ、楊枝や串で留めるのが基本スタイルのピンチョス(バスク風タパス)が人気で、バルを巡りながら気軽に地元の味を楽しめます。名物料理には、「バカラオ・アル・ピルピル」があり、干しダラ(バカラオ)をオリーブオイルとニンニク、唐辛子で煮て乳化させたソースで仕上げる伝統料理で、シンプルながら奥深い風味が楽しめます。また、「バスクチーズケーキ」は、表面が黒く香ばしく焼かれ、中はとろけるような濃厚な味わいが特徴です。伝統と革新が共存するこの街では、食を通してバスク文化の豊かさを感じることができます。
ピンチョスのイメージ/バカラオ・アル・ピルピルのイメージ/バスクチーズケーキのイメージ
【マドリード】イベリア半島のほぼ中央の大都市、政治・経済・文化の中心地
マドリードでは、スペイン独特のバル文化が日常に深く根づいています。街の至るところにあるバルでは、タパスと呼ばれる小皿料理をつまみながら、ワインやビールを気軽に楽しめます。人気のタパスには、イベリコ豚の生ハムやトルティージャ(スペイン風オムレツ)などがあり、家庭的な味わいが魅力です。ドリンクでは、果物やリキュールをワインに漬け込んだ「サングリア」が人気で、爽やかな口当たりとフルーティーな香りで飲みやすいです。さらに、国際色豊かな都市ならではの多国籍料理も充実しており、アジアや南米、中東の味も楽しめるため、マドリードの食文化はまさに多様性に富んでいます。
イベリコ豚の生ハムのイメージ/トルティージャのイメージ/サングリアのイメージ
【バルセロナ】ピレネー山脈と地中海に挟まれた、芸術・建築・観光の中心地
バルセロナはカタルーニャ地方の中心都市であり、独自の伝統料理が色濃く残る美食の街です。代表的な料理には「パン・コン・トマテ(トマトを塗ったパン)」があり、どのレストランやバルでも提供される定番です。また、「カルソッツ(細長いネギ)」を炭火で焼いてロメスコソースにつけて食べる料理も有名で、冬の風物詩とされています。さらに「エスカリバーダ(焼き野菜)」や「ブティファラ(ソーセージ)」など、素材の味を活かしたシンプルで力強い料理が多く見られます。沿岸都市らしく「ムール貝の白ワイン蒸し」などの海の幸も人気で、カタルーニャの豊かな食文化と地中海の恵みを同時に味わえるのがバルセロナの魅力です。
ムール貝の白ワイン蒸しのイメージ/ブティファラのイメージ/カルソッツのイメージ
【バレンシア・ガリシア・アンダルシア】食を通じて土地の文化と気候を感じるスペインの各地方
スペインでは地域ごとに特色ある料理が発展しており、各地で本場の味を楽しむことができます。バレンシアでは、スペイン料理を代表する「パエリア」が生まれた地として知られており、鶏肉やインゲン豆などの山の幸を使った伝統的な「バレンシア風パエリア」は地元の誇りです。ガリシア地方では、「タコのガリシア風」が名物で、茹でたタコにオリーブオイルとパプリカをかけて塩をふったシンプルな料理ながら、その味わい深さで多くの人を魅了しています。さらに、南部アンダルシア地方のセビリアでは、暑さをしのぐための「ガスパチョ」が日常的に楽しまれており、トマトやキュウリなどを使った冷製スープは夏に欠かせない存在です。
パエリアのイメージ/タコのガリシア風のイメージ/ガスパチョのイメージ
地元の人々の重要な社交の場、バルを楽しむためのポイントをご紹介
●その1:Hola! 気後れせずに入店!お店に入ったら、カウンターに立つもよし、テーブル席に座るもよし!
●その2:ドリンク+タパスバルではドリンクを頼むと、無料のタパス(小皿料理)が付いてくることも。自分からカウンターで注文するのが一般的。ショーケースやメニューを指さし注文でもOKですが、せっかくなら、スペイン語でおすすめのタパスやラシオン(一皿料理)を頼んでみましょう。
●その3:バスク地方では1軒で軽く飲んで食べて、次のバルへ移動する「バル巡り」がおすすめ。 1晩で3~5軒くらい回る人もいます。
●その4:おしゃべりが大好き人も多く、カウンター越しの会話も楽しいひととき。大いにバルの雰囲気を楽しみましょう。
●その5:お店ごとに最後にまとめて会計するのが一般的。店員に伝えれば、伝票を渡してくれます。
●その6:地元の人で賑わっている小さなバルに入ってみて、積極的にバルを楽しみましょう。最後はお礼も忘れずに、Gracias!