「南のフィレンツェ」と呼ばれるレッチェ
柔らかな町独特の白い石灰岩、ピエトラ・レッチェーゼで造られた華麗なバロック建築が広がる古都「レッチェ」。旧市街を歩けば、歴史をまとった建物たちが誇らしげにその美しさを見せてくれるようで、細やかな彫刻の精巧さに胸が躍ります。あまり日本では知られていませんが、美しい海と自然、そして歴史ある街並みで、欧米の観光客にはとても人気の避暑地です。気候も穏やか、治安も良く、のんびりとしたイタリアバカンスを楽しめます。
白い断崖と青い海に抱かれた絶景の町「ポリニャーノ・ア・マーレ」
白い断崖がアドリア海にぎゅっと抱かれた「ポリニャーノ・ア・マーレ」。「アザラシの谷」とも呼ばれる「ラマ・モナキーレ」は町を代表する絶景ポイント。「ラマ」とは、自然現象で地層が分断された境目のこと。「ラマ・モナキーレ」は深い入り江となっている部分を指します。かつてはアザラシの一種である「地中海モンクアザラシが生息していたことが科学的に証明されていたことから、この動物の名前にちなんで「ラマ・モナキーレ」と名づけられたそうです。白壁の家々が並ぶ旧市街には、石造りの迷路のような路地が広がり、花や詩的な装飾が心をくすぐります。断崖から見下ろす景色も圧巻で、自然と暮らしが溶け合う静かな美しさが、訪れる人の心にそっと残ります。
城壁に囲まれた要塞「オストゥーニ」は白い迷宮
丘の上に白く輝く中世の城塞都市「オストゥーニ」。城壁をくぐり抜けると、そこはもう迷宮への入口、訪れた人の興味をそそる白い世界。大聖堂のバラ窓や展望広場からのアドリア海の景色も魅力。太陽に映える真っ白な街並みと空や海の青とのコンビネーションに心を奪われます。大人の冒険心をそっと満たす街で迷宮散策を楽しんで!
おとぎ話の町「アルベロベッロ」と魅惑のトゥルッリ
「アルベロベッロ」は、まるでおとぎ話の世界から飛び出したような町。古代住居遺跡群で、接着剤を一切使わずに石灰岩を積み重ねて作られたユニークな建築、円錐形の屋根を持つ白い石造りの家々「トゥルッリ」が立ち並ぶ独特の景観は、1996年にユネスコ世界遺産に登録され、世界中から訪れる人々を魅了しています。旧市街のふたつの地域には1000以上ものトゥルッリがあり、現在も多くの人がここに暮らしています。町を歩けば、非日常の風景に心がときめくことでしょう。
宇宙のような円形の美しい町「ロコロトンド」
「ロコロトンド」は丸い(rotondo)場所(loco)という意味。マードレ教会を中心に白い石灰岩の建物が円形に並び、丘の上にたつ町は、遠方から見るとまるで宇宙基地のよう。塵1つなく掃除され、手入れの行き届いた花や緑があふれています。住民の町を大切にする思いや生活を楽しむ思いが伝わってくる「イタリアの美しい村百選」に選ばれたこの町は、コンパクトで歩きやすい。地元のワインやオリーブオイルを楽しみながら、歴史的な教会や美しい広場を散策するのもおすすめです。
イオニア海の真珠と謳われる「ガリポリ」
歴史と海の美しさが調和した町「ガリポリ」。その名前はギリシャ語で「美しい町」に由来します。遠くから見ると、まるで海に浮かんでいるかのように見える旧市街と新市街を結ぶ橋のたもとに位置するガリポリ城は外せない町の名所。漁港では新鮮な魚介類が並び、地元の人々の素朴な暮らしに触れることができます。また、バイア・ヴェルデやサムサラビーチなどの美しいビーチも近く、海水浴や日光浴を楽しむことができます。
やっぱり外せない南イタリアのグルメ
南イタリアは温かい気候と豊かな自然に恵まれ、美味しい食文化が育まれています。耳たぶの形をしたパスタ「オレキエッテ」や、新鮮な魚介をトマトとハーブで煮込む「アクアパッツア」、薪窯で焼き上げる香ばしい「ナポリ風ピザ」、そしてとろけるようなクリーミーな「ブッラータ」など、どれも土地の恵みを感じられる味わいです。