グアムのチャモロ文化スポット6選！食べて、見て、体験しよう

ミクロネシアの伝統食材を使った創作料理が楽しめる「プロア」は、チャモロ・フュージョン料理の草分け的なお店です。スペアリブなどの肉料理をはじめ、デザートも充実。おすすめはポキ（漬けマグロ）をクレープで巾着のように包んだ「プロアスタイル・バガーズ・バース」＄15.95など。グアム屈指の人気店だけあってランチ、ディナー問わず満席になるので、早めの予約がおすすめです。

カジュアルな雰囲気のなかで、チャモロ料理をはじめ、グアムの郷土料理が味わえる「スリースクエアレストラン」。人気はグリルチキン、ショートリブ、レッドライスを盛り合わせた「フィエスタプレート」で、チャモロ料理には欠かせない、醤油ベースのフィナデニソースで味わいます。チキンを玉ねぎやチリ、レモン、ココナッツでマリネした「チキン・ケラグエン」＄8.95もポピュラーなメニュー。酸味が効いているのでさっぱりと味わえます。チャモロ料理以外にもローカルに愛されるメニューが豊富で、朝食はパンケーキやフレンチトースト、ランチハンバーガーが食べられますよ。

タモン湾最北のガン・ビーチに立つ巨大なステージで繰り広げられるパフォーマンスとディナーが楽しめるビーチディナーショーの「タオタオ・タシ」。タオタオは人々、タシは海を意味するチャモロ語で、ショーではチャモロダンスやファイヤーショーなどが融合したステージを観賞できます。ショーの中盤では客席からの飛び入り参加もあり、盛り上がりは最高潮に！タモン湾に沈む夕日をバックに繰り広げられる多彩なステージは感動的です。目の前でシェフが焼き上げるBBQやチャモロ料理のビュッフェも堪能できます。

タモンから西へ車で15分ほどのハガニアはグアムの文化や歴史に関連したスポットが点在しているエリアです。「ラッテ・ストーン公園」もそのひとつ。ラッテ・ストーンとは、古代チャモロ人が作ったといわれるキノコのような形の石柱のこと。高さは約1.5～2メートルあり、頭石をタサ、石柱をハリギと呼びます。園内のラッテ・ストーンは1956年にグアム南部の村で発見され、のちに移設されたもの。高床式家屋を支えるための柱という説が残っているそうですが、真実は謎に包まれたままなのだとか。園内にはチャモロ文化の復興を目指したサントス議員の像も立っています。

もうひとつハガニアで訪ねたいのが、チャモロの文化や歴史を語り継ぐ「グアムミュージアム」。チャモロの音楽や伝説、チャモロの食生活について模型で説明するフィエスタテーブルなど、さまざまな視点で展示されていて見ごたえたっぷり。チャモロ文化を象徴するスリングストーンをモチーフにしたミュージアムの建物も注目ポイントです。そのほか先史時代から続く風習や、スペインやアメリカの統治下に置かれていた時代の文化など、グアムの歴史と文化を知ることもできます。