スペイン南部アンダルシア地方に位置するウベダとバエーサは小さな都市で、9世紀に北西アフリカのアラブ系ムーア人に支配された時代、そして13世紀のレコンキスタ(国土回復運動)の時代に都市として形成された。その後一時衰えをみせたが、16世紀のルネサンス時代に復興、修復され、さらに発展し、最盛期を迎えている。この時代、修復に関わる建築様式などと共に、イタリアから人文主義的な思想がもたらされ、後にスペインの植民地であるラテンアメリカの建築様式にも影響を与えたことが知られている。両都市は、アラブ アンダルシア的な都市構造と北方のヨーロッパ的な大聖堂や教会、公共の建築物、イサベル様式のファサードが美しいハバルキント宮殿(バエサ)などが評価され、2003年に世界遺産に登録されている。