日本中がNZのハカに熱狂!そのルーツを探るマオリの旅に出かけよう

JTBニュージーランド
佐藤 愛弓

日本中が熱狂に包まれたラグビーワールドカップ2019日本大会。世界が認める最強ニュージーランド代表オールブラックスは、残念ながら、ワールドカップ3連覇を逃してしまいましたが、対戦前に披露する儀式「ハカ」の大迫力に心を奪われた人も多いのではないでしょうか。マオリ族と伝統の「ハカ」についてJTB現地スタッフが簡単にご紹介します。

先住民マオリ族とは?

ニュージーランドの先住民であるマオリ族は13~14世紀頃、南太平洋からカヌーでニュージーランドにやってきたポリネシア系の人々です。今日、マオリの人々はニュージーランド全人口の約14%を占めていると言われています。
文字を持たなかったというマオリの人々は、物語や歌として先祖代々の言い伝えや教えを語り継ぎ、独特の模様を生み、そうした模様にはすべて意味が込められているといいます。精巧で繊細な模様は、例えば、マオリの人々の集会所(マラエ)の建築、カヌーなどの木彫り装飾、織物、入墨で見ることができます。

見事なデザインとその精巧な彫刻。それぞれ意味のある彫刻です

ハカ、それは人々のプライド、士気を高めて結束力を示すもの

自身のルーツ、伝統を大切に守り、語り継ぐマオリの人々。そうした伝統文化のひとつが「ハカ」です。ハカは、戦いの際、敵と対峙する時や和平を結ぶ際に披露するという風習がありました。部族の歴史、先祖の系統を詩にしたものが多いと言われています。一族の結束力とその強さを見せる手段のひとつとして、プライドをかけて大声で歌い、勇ましく足を踏み鳴らし、身体を叩き、舌を突き出すことで自らを鼓舞する踊りで、英語ではウォークライと言います。その迫力はオールブラックスの「ハカ」を見ていても分かるはずで、鳥肌が立つほど。「ハカ」を踊ることで士気を高めていることは容易に想像できます。

「ハカ」は、オールブラックスをはじめとしたスポーツの世界で、学校でも、客人を歓迎する式典、結婚などの慶事に、お葬式でも敬意をもって披露されます。
記憶している人も多いかもしれませんが、2019年3月にクライストチャーチのモスクで起こった銃乱射事件発生後には、地元の高校生が男女を問わず犠牲者への追悼のために「ハカ」を踊りました。現代において、「ハカ」はニュージーランド人の生活の一部になっていると言えそうです。そんな神聖で、重要な「ハカ」はニュージーランドの人々にとってもとても大切な誇り高き伝統といえるでしょう。

マオリの歓迎の儀式

ロトルアでマオリの伝統や文化を体験

ニュージーランドの北島中央部に位置するロトルアはロトルア湖畔の町で、古くからマオリの人々が暮らしています。ロトルア一帯は、大地熱地帯であり、火山湖や間欠泉などユニークで美しい景観が広がっています。ロトルアでは、迫力満点の伝統的なマオリの歓迎儀式と出迎え、「ハカ」などを間近に見たり、マオリ文化を見学、体験したり、伝統料理「ハンギ」の夕食を楽しんだりできるヴィレッジがいくつかあります。
例えば、マオリの人々の暮らしを再現しているマオリ・タマキ・ヴィレッジ、ミタイ・マオリビレッジ、テ・プイア(文化センター)などです。

本格的なマオリの伝統儀式やハンギ料理が並ぶビュフェディナーが楽しめます(マオリ・タマキ・ヴィレッジ)

テ・プイアでは、マオリの伝統文化体験だけでなく、約30mの高さまで熱湯を吹き出し、その湯量は世界一を誇るという世界最大のポフツガイザー(間欠泉)の見学も見逃せません。

勢いよく噴き上げるポフツ間欠泉は見逃せません(テ・プイア)。

この国を訪れたら、ぜひとも「ハカ」をはじめとしたマオリの伝統文化を間近に見て、体験し、ニュージーランドを感じてはいかがでしょう。

  • オプショナルツアー(現地発着)
    NZD123〜
    ※価格は予告なく変更になることがございます。
    期間: 2020-04-01~2021-09-30
    ロトルア最大級のマオリ一族の村、ミタイマオリビレッジにて、本場のマオリ文化を満喫して頂きます。伝統のハンギディナーとマオリ ハカダンスショーだけでなく、園内を散策するプチガイドツアーでは土ボタルがご覧いただける大満足のナイトツアーです。

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佐藤 愛弓

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