世界有数の観光スポットを巡るときのポイント
©︎Paris Tourist Office - Photographe : Daniel Thierry
パリと聞いて、皆さんは何を真っ先に思い浮かべますか?
セーヌ川、シャンゼリゼ通り、エッフェル塔、凱旋門…。訪れたことがなくても、一度は耳にしたことのある地名や建造物を連想するのではないでしょうか。
実際、パリの街には各所に歴史的建造物が点在しており、その一つひとつが世界有数の規模を誇ります。
ただ、外観を写真に収め、内部の見どころを巡るのも楽しみ方のひとつですが、少し違った目線を持ちながら訪れることで、新しい気づきや発見を感じ取ることができます。
たとえば、歴史的な芸術作品の宝庫「ルーヴル美術館」を訪れるなら、レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」、古代ギリシャの「ミロのヴィーナス」と「サモトラケのニケ」の三大傑作は見逃せませんが、かつて宮殿であったという歴史的価値のある建物も要チェック!
かつてはパリを外敵から守る要塞として建設がはじまり、その後に王宮として改築。フランス革命後に美術館となり、ナポレオン時代に更なる拡張が行われたことを踏まえて建物を眺めると、クール・カレ(方形中庭)の優雅なアーチやバロック様式の時計塔などが、長い歴史の名残であることに気づき、異なる魅力を体感できます。
また、併設のミュージアムショップでは有名作品のレプリカから日常使いができる雑貨まで多彩なアイテムが取り揃えられているので、自然と心躍ること間違いなし!
なかでもおすすめは、ここでしか手に入れることのできないルーヴル美術館オリジナルグッズ。一目惚れで購入したマグカップは現在絶賛愛用中です。足を運んだ際は、あなただけのお気に入りを見つけて、是非旅の記念にしてみてください。
パリの日常に寄り添ってマルシェで生活体験
活気溢れるマルシェでは、試食しながらおみやげを探すのも楽しみのひとつ
パリには数十カ所ものマルシェ(市場)があり、パリジャンにとっては生活の中心的な存在です。そこで、パリの日常に寄り添うようにマルシェを訪れ、地元ライフを疑似体験してみましょう。
1615年に創業したパリ最古の屋内マルシェ「ザンファン・ルージュ」は、アクセスが便利なマレ地区にあり、青果や果実、チーズなど多彩な食材が並びます。バスティーユ近くの「ダリグル」は庶民派スポットで、価格がリーズナブルなのだとか。
威勢のよい声が飛び交う賑やかな雰囲気のなかで、店主が食材を使ったレシピを教えたり、値切り交渉をしたり、食材を吟味したり、さまざまな買い物風景を間近で味わえるはずです。
訪れるなら、正午までがおすすめ。エコバッグと現金を持参してオープン直後に行けば、品揃えが豊富で混雑知らず。ゆっくりと品定めをしながらお買い物を楽しめます。覚えたてのフランス語でオーダーすれば会話も弾み、素敵な旅の思い出がまたひとつ生まれます。
ほかにも、老舗デパート「ギャラリー・ラファイエット」でショッピングに興じたり、総合スーパーマーケット「モノプリ」でローカルなものにふれたり、ショッピングひとつとってもそれぞれに個性が感じられます。
ちょっとだけ足を延ばして、パリから日帰り旅を
Philippe Berthe / Centre des monuments nationaux
世界遺産に登録されている「モンサンミッシェル」。ブルターニュ半島に建つ修道院は、パリ中心部から離れてはいますが、実は、電車とバスを利用して日帰りで訪れることができます。
精悍な外観もさることながら、世界的にも珍しいとされるロマネスク様式とゴシック様式が織り成す美しい内観は見る者を圧倒。パリの華やかさから一変、厳かな雰囲気を感じることができます。
さらに時間に余裕のある方は、1泊するのがおすすめ。夕日に照らされるモンサンミッシェルや朝靄に包まれた景観を目にすることができるのは宿泊客だけの特権です。特に日没時間に見るモンサンミッシェルの佇まいはとても幻想的で、時間を忘れて非日常体験が味わえます。
そしてモンサンミッシェルへ訪れたなら、世界的にも有名なふわふわのオムレツや白カビのチーズを堪能してみてください。同じフランスでも食文化の違いに驚くことでしょう!
歴史と文化が息づくパリ
©︎Paris Tourist Office - Photographe : ©︎Sarah Sergent
以上が実体験に基づいたレポートでした。今回は原稿を書きながら「また行きたいな」と思わずにはいられない “魅惑のパリ”をご紹介いたしました。
とはいえ、パリの魅力はまだまだあります。「行きたいな」と思ったタイミングを大切に、実際に肌で感じてみませんか。
次の旅行は是非パリで歴史に、文化に、食に、心ゆくまで触れ合って、パリジェンヌの気分を体験してみてください!