聖地は海を越えて!日本の鉄道魂が息づく街、ジャカルタへ
鉄道ファンへ朗報!南国の空の下、昭和の名車が第二の人生を謳歌中。
日本ではもうその姿を見ることができなくなった、あの205系や8000系といった日本の通勤電車たちが赤道近くの熱い国、インドネシアのジャカルタで今も大活躍しているのをご存知でしょうか?
彼らはインドネシア語で「KRLコミューターライン」と呼ばれ、日本の技術協力のもと、ジャカルタ都市圏の大動脈として日々人々の生活を支えています。
「あの頃」を支えた名車両たちが南国の太陽の下、眩しいヘッドライトを輝かせながら走る姿は、まさに時を超えたドラマ。
日本の鉄道愛と技術が国境を越え、異国の地でロマンを紡いでいるのです。
ジャカルタへは成田・羽田から直行便が運航(約8時間)しており、異国への鉄道旅が意外なほど身近に実現できます。
この高鳴る鼓動を抑えきれるでしょうか?
ジャカルタの中央駅的存在【ジャカルタ・コタ駅】
ジャカルタの北側に位置するターミナル、その名もジャカルタ・コタ駅。
地元で「コタ駅」と呼ばれるこの駅は、歴史的建造物でもあるクラシックな駅舎と近郊列車のターミナルである事が特徴です。オランダ植民地時代に建てられた建築様式も見どころの1つです。
通勤ラッシュ時にはボゴールやブカシ方面へ向かう乗客でごった返しますが、鉄ヲタにとってここはまさにVINTAGE列車の聖地。
クラシカルなレンガ造りの駅舎の下、日本で活躍したあの車両が南国の熱気と混ざり合った風を切りながらホームに滑り込んでくる瞬間、シャッターを切る指が震えることでしょう。
駅構内のアーチや柱は車両をよりノスタルジックに、より力強く見せるための最高の名脇役。
ホームの端から日本の鉄道魂が息づく車両を、異国情緒溢れる背景とともに切り取ってみてください。
立体交差に日本の面影を重ねる!鉄道の心臓部【マンガライ駅】
次に訪れたいのは、ジャカルタ南部にそびえる鉄道の要、マンガライ駅。
1918年に開業したこの駅はKRLコミューターライン、空港鉄道、そして長距離列車が立体的に交差する、まさに鉄道の心臓部です。
地上階に環状線と空港線、高架階にボゴール線と長距離列車が発着するこの構造は、どこか日本のターミナル駅を思わせる佇まい。
それもそのはず、この駅は日本の支援プロジェクトの一環で高架化された歴史を持っています。
駅に降り立ち、いくつもの線路、いくつもの列車が入り乱れるダイナミックな光景を見上げれば、日本が応援した交通インフラの「今」を肌で感じることができます。
日本の技術と鉄道愛が、この駅で確かに未来へ繋がっていることを実感できるはずです。
聖なる裏舞台!熱き“推し”に会える沼スポット【デポック電車区】
そして鉄道のロマンを極めたいならここ、デポック電車区は絶対に外せません。
ジャカルタの“鉄道の裏舞台”。だけど鉄ヲタにとっては主役級の沼スポットです。
KCI(PT Kereta Commuter Indonesia)の心臓部とも言えるこのインドネシア最大規模の車両基地には、日本からやってきた車両たちが集結しています。
JR東日本の205系や東急の8000系・8500系など、日本で一時代を築いた名車たちがずらりと並ぶ光景はまさに圧巻の一言。
検査・整備・清掃—そのすべてが日本の技術協力のもとで行われており、“日本の鉄道魂が息づく場所”を肌で感じることができます。
車庫の中に入るのは難しいですが、車庫周辺からのぞく巨大な車両群の様子は、彼らがジャカルタの街を駆け抜ける前の凛とした表情を捉える絶好のチャンス!特に朝・夕の車庫の出入り時間は、ベストショットを狙えるかもしれません。
さあ、ジャカルタへ!名車にもう一度「会いたい」
鉄ヲタよ、立ち上がれ!
日本の鉄道史を彩った昭和の名車両たちが、遠く離れた南国の地で今日も元気に第二の人生を走っています。
日本じゃもう乗れない、だけどジャカルタなら。
その鼓動に触れ、その姿を最高のコンディションで写真に収めることができる。
鉄道のロマンは国境を越える。
もう一度、あの愛すべきVINTAGE列車に会いに行こう。