初めてバリ島に行くなら必見!定番の観光スポット6選
バリ島を初めて訪れるなら、外せない定番スポットは押さえておきたいところです。まずは、バリ島ならではの雰囲気を存分に感じられる6つのスポットをまとめました。
・ウルワツ寺院
・タナロット寺院
・ウブド王宮
・ティルタエンプル寺院
・ウブド・モンキーフォレスト
・タマンアユン寺院
ウルワツ寺院
バリ島南西端の断崖に建つ「ウルワツ寺院」は、インド洋を一望できる絶景スポット。夕暮れ時には、水平線に沈む夕日が寺院のシルエットを美しく照らし出し、大迫力のパノラマビューを楽しめます。
また、観光の目玉となる伝統舞踊の「ケチャックダンス」も見逃せません。火を使った演出や、上半身裸の男性たちが「ケチャ、ケチャ」という掛け声とともに踊る姿は、バリを訪れるなら一度は見てみたい光景です。
タナロット寺院
海に浮かぶように建てられた「タナロット寺院」。満潮時になると寺院へ続く道が海に隠れ、まるで孤島のような幻想的な風景が広がります。干潮時には道が現れるため、寺院の近くまで歩いていくことが可能です。
バリ島を象徴する景観として、多くのポストカードや写真に使われる人気のスポットです。
ウブド王宮
バリ島中部、芸術と文化の中心地であるウブドには「ウブド王宮」があります。特に目を引くのが、バリ島の著名な芸術家グスティ・ニョマン・レンパッドが手がけた門の見事な彫刻です。
王宮は現在も王族の居住地として使われているものの、宮殿の一部はホテルとして観光客にも一般公開されています。静かなウブドの街歩きとあわせて、バリの歴史と芸術にふれる時間を楽しめます。
ティルタエンプル寺院
ウブドにある「ティルタエンプル寺院」は、聖水で身を清める沐浴体験ができることで知られています。清らかな水が湧き出す泉は神聖な存在とされ、多くの人が祈りを込めて沐浴に訪れます。
観光で訪れる場合も、服をレンタルして現地の人と一緒に沐浴体験が可能。水の音や祈りの声が響くなかで、心が洗われるような感覚を味わえるスポットです。
ウブド・モンキーフォレスト
ウブドの森に囲まれた「モンキーフォレスト」は、自然と文化を同時に楽しめるユニークな観光スポットです。広大な敷地内にはヒンドゥー教の神殿や石像が点在し、野生のサルが自由に動き回る姿を間近で見ることができます。
サルに荷物を奪われないよう注意が必要ですが、心も体も癒される時間になるはずです。
タマンアユン寺院
「タマンアユン寺院」は、17世紀にメングウィ王国の鎮護寺として建てられました。王国の消滅とともに寺院も荒廃の道をたどりましたが、1937年に改修され、現在もバリ島の大切な祈りの場所のひとつです。
ヒンドゥー教の総本山である「ブサキ寺院」に次ぐ大きさで、「メル」という多重塔が見どころです。境内への立ち入りは制限されていますが、外からでもその壮麗さを十分に堪能できます。
大自然を体感できるバリ島のおすすめスポット4選
ここからは、大自然を体感できるバリ島のおすすめスポットをご紹介します。
・テガラランの棚田
・ブサキ寺院
・キンタマーニ高原
・ジャティルイ
テガラランの棚田
ウブドの北側、丘陵地に広がる「テガラランの棚田」は、曲線的に並ぶ稲の段が織りなす絶景スポットとして知られています。観光地としての知名度も高く、オプショナルツアーなどで訪れやすいスポットです。
高低差のある地形を活かした段々畑は遠くからでも美しく、周辺には観光用に整備された小道や展望カフェ、レストランなどが点在しています。棚田の絶景を眺めながらのランチやティータイムもおすすめです。
ブサキ寺院
バリ島東部に位置する「ブサキ寺院」は、バリ・ヒンドゥー教の総本山でもある神聖な場所です。約30もの寺院群からなる広大な敷地は標高約1,000メートルの場所にあり、アグン山を背景に絶景を楽しめます。
寺院群のひとつ「プナタラン・アグン寺院」には、ヒンドゥー教三大神の一柱であるシヴァ神が祀られています。ブラフマ神、ヴィシュヌ神を祀る寺院もそれぞれあり、地元の人々が参拝する姿を見られるかもしれません。「メル」とよばれる塔や彫刻が施された石像、色とりどりの奉納物なども見応えがあります。
キンタマーニ高原
バリ島北部の高地に広がる「キンタマーニ高原」は、避暑地として人気の観光スポット。バトゥール火山とカルデラ湖が生み出す雄大な地形が見どころです。バリの観光地ウブドからのアクセスがよく、ウブドとキンタマーニ高原がセットになっているツアーも多くあります。
周辺にはレストランやカフェが点在しており、晴れた日には火山と湖が織りなす絶景を眺めながら食事やティータイムを楽しめます。
ジャティルイ
バリ島中西部のタバナン県に広がるジャティルイの棚田は、2012年にユネスコ世界文化遺産にも登録された広大な水田地帯。南部エリアからタバナンを経由し、車で2時間ほどの距離にあります。
標高700メートルの山間に位置しており、視界いっぱいに広がる棚田のスケールは迫力満点。テガラランと同様に棚田が見渡せる場所にカフェがあり、フォトスポットとして人気です。
バリ島の文化を体験できるおすすめスポット4選
バリ島をより深く知るなら、土地に根づいた文化や伝統工芸にふれられる場所を巡るのもおすすめです。ここでは、バリの生活や美術、ものづくりの現場を実際に見て体験できるスポットをピックアップしました。
・ウブド市場
・マス村
・チュルク村
・プリ・ルキサン美術館
ウブド市場
お土産散策やショッピングを楽しみたいなら、バリ島の文化の中心部・ウブドの「ウブド市場」がおすすめです。
2023年に大規模な改装を終えたウブド市場は、旧来の雑多な雰囲気から一転してモダンな建物へと生まれ変わりました。地下は駐車場と食品売り場、1〜2階は絵画や民芸品など観光客向けのフロアに区分され、雨でも快適に買い物ができる構造となっています。
マス村
バリ島中部に位置するマス村は、黒檀やチーク材を使った木彫り工芸が盛んな地域として知られています。伝統技術を継承した職人たちが今も多く暮らしており、通り沿いには仏像や装飾彫刻、家具などを扱うギャラリーがずらりと並んでいます。
その場で制作風景を見学できる工房もあり、指導を受けながら彫刻体験に参加できるツアーも開催されています。
チュルク村
バリ島南部のチュルク村は、銀細工の工房が集まるジュエリー製作の村として知られています。ツアーの工程に組み込まれていることも多い、人気のスポットです。
施設によっては、工房の見学に加えて銀細工を体験できるところもあります。リングやイヤリングなどを制作して、思い出として持ち帰ることができます。
プリ・ルキサン美術館
ウブド中心部にあるプリ・ルキサン美術館は、バリの伝統美術から現代アートまでを展示するバリ島最古の美術館です。1930年以降のバリ絵画を集めた常設展示に加え、彫刻なども幅広く紹介されています。
3つの展示館で構成されているので、パンフレットを見ながら散策するのがおすすめです。
マリンアクティビティ好きにおすすめのビーチリゾート4選
バリ島といえば、ビーチリゾートでのリフレッシュも欠かせません。ここでは、マリンアクティビティ好きにおすすめのビーチリゾートをピックアップして紹介します。
・クタビーチ
・ヌサドゥアビーチ
・サヌールビーチ
・スミニャック・クロボガン
クタビーチ
「クタビーチ」は、バリ島でもっとも有名なビーチのひとつ。デンパサール国際空港からのアクセスもよく、サーフィンや海水浴を楽しむ観光客で常ににぎわっています。波にパワーがあり、初心者でもサーフィンに挑戦しやすいスポットとしても人気です。
ビーチ沿いにはショップやカフェ、スパ、サロンなどが並び、サンセットタイムには多くの人が海岸に集まります。西側に面しているため、水平線に沈む夕日を眺めながらのんびり過ごすのにもぴったりです。
ヌサドゥアビーチ
南部リゾートエリアに位置する「ヌサドゥアビーチ」は、白砂の海岸と透明度の高い海が魅力の高級リゾートビーチ。沖合はサーファー向けの波が立つことで知られていますが、岸に近いエリアは波が穏やかなので、小さな子ども連れでも遊びやすいでしょう。
周辺には大型ホテルやショッピングモール、レストランが充実しており、快適な滞在が可能。バナナボートやシュノーケリングなどのマリンアクティビティも充実しています。
サヌールビーチ
バリ島南東部の「サヌールビーチ」は、落ち着いた雰囲気が漂うローカル感の強いエリアにあります。ビーチにはカヌーのような形をした船「ジュクン」が並び、カラフルな景色を楽しめます。
海は遠浅で波が静かなので、シュノーケリングやダイビングなどのマリンアクティビティを楽しめます。家族連れの方や、のんびりとビーチで過ごしたい方にもおすすめです。
スミニャック・クロボガン
クタの北側に広がる「スミニャック・クロボガン」は、大人向けの洗練された雰囲気が魅力のリゾートエリア。波が高めのため海水浴には不向きかもしれませんが、南国リゾートの雰囲気を存分に楽しみたい方におすすめです。
海沿いにはおしゃれなビーチクラブやカフェ、雑貨店が立ち並び、サンセットタイムには各スポットで音楽が流れ、開放的な雰囲気が広がります。
家族旅行で行きたい!アクティビティを満喫できるスポット3選
子どもから大人まで一緒に楽しめるスポットが多いのも、バリ島ならではの魅力です。ここでは、一日中たっぷり遊べるおすすめの3つのスポットをご紹介します。
・バリ・サファリ&マリンパーク
・バトゥール山のトレッキング
・アユン川でのラフティング体験
バリ・サファリ&マリンパーク
バリ島ギャニャール地区にある「バリ・サファリ&マリンパーク」は、アジアやアフリカの動物たちが自然に近い形で暮らす大型のサファリパーク。ジープ型のトラムでサファリ内をまわるツアー「サファリ・ジャーニー」が目玉で、ライオンやゾウを間近で観賞できます。
園内にはウォーターパークやミニ遊園地、サファリロッジなども併設されており、一日中楽しめるレジャーパークとして人気です。
バトゥール山のトレッキング
標高1,717メートルのバトゥール山はキンタマーニ高原にそびえる活火山で、早朝のサンライズトレッキングが人気。ガイド付きの登山ツアーが主流で、初心者でも参加しやすいことが特徴です。
約3時間のトレッキングを経て登頂すると、山頂からは朝焼けとともにカルデラ湖やアグン山、ロンボク島の山々などを一望できます。朝の澄んだ空気の中で見る日の出は格別で、親子で達成感を共有できる体験としておすすめです。
アユン川でのラフティング体験
ウブド郊外を流れるアユン川では、初心者でも本格的なラフティングが楽しめます。アユン川の流れは比較的穏やかで川幅も広いため、子ども連れのファミリーでも挑戦しやすい内容です。
ラフティング中は渓谷や田んぼ、近隣の村の風景など、変化に富んだ景観を望めます。途中の休憩ポイントでは川に飛び込んだり、写真を撮ったりと、アクティブな体験を楽しめます。
バリ島観光を満喫できるツアー
バリ島の魅力を効率よく味わうなら、JTBのフリープランやオプショナルツアーがおすすめです。人気の寺院巡りから棚田の訪問、王宮ディナーなど、多彩な内容が揃っています。
ホテルや航空便の自由な組み合わせに加え、空港からの送迎やスパ付きプランなど、自分だけの旅をカスタマイズすることも可能です。
バリ島観光のポイント
ここからは、出発前に押さえておきたいバリ島観光の実用的な情報をご紹介します。観光税やビザ、ベストシーズンに関する情報など、旅行前に確認すべきポイントをまとめました。
バリ島旅行の観光税とは?
2024年より、外国人観光客を対象とした観光税(ツーリスト・レヴィ)が導入され、1人あたり150,000ルピアが課されるようになりました。
安心してバリ島へ出かけられるように、旅行前に手続きを済ませておくことを推奨します。
支払い方法
・事前に「Love Bali(ラブ・バリ)」システムから支払う
・バリ島を旅行中に「Love Bali(ラブ・バリ)」システムを利用する
・ングラライ空港国際線到着ロビーの出口付近のカウンターで支払う
バリ島観光にビザは必要?
日本国籍の旅行者が観光目的でバリ島を訪れる場合、30日以内の滞在では「到着ビザ(Visa on Arrival)」の取得が必要です。費用は500,000ルピアで、入国時に主要空港・港で支払うか、オンラインで事前に申請することが可能です。
31日以上の渡航には別途ビザが必要となるため、事前に滞在目的や日数を明確にしておきましょう。なお、パスポートの残存期間は6か月以上が求められるため、出発前の確認も忘れないようにしてください。
バリ島観光のベストシーズン
バリ島は一年を通じて温暖な気候ですが、観光におすすめなのは乾季にあたる4月〜10月です。この時期は雨が少なく、カラッと晴れた天気が続くため、ビーチや屋外アクティビティを快適に楽しめます。
一方、11月〜3月の雨季はスコールのような短時間の雨が多く、屋外の移動や観光に影響が出ることもあります。ただし、この時期は航空券や宿泊費が比較的安くなりやすいので、費用を抑えたい方にはおすすめです。
バリ島観光におすすめの日数
バリ島の主要スポットをゆったり巡るなら、4泊6日程度の滞在がよいでしょう。時差や移動の疲れを考慮して、初日は軽めの観光に留めることをおすすめします。2〜4日目にビーチ・寺院・自然・文化体験などのアクティビティを組み込み、最終日はショッピングやスパで締めくくる流れが一押しです。
バリ島はおすすめの観光スポットが豊富!素敵な旅を楽しもう
バリ島は、自然や文化、アクティビティがそろうバランスのよい観光地。世界遺産の棚田や神秘的な寺院、美しい海岸線まで、訪れるたびに違う景色と出会えるのが魅力です。
ぜひこの記事を参考に、自分らしいバリ島の旅を計画してみてください。