
お酒の不思議 1合目
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旅の輪で広がる、人生の彩り
毎週水曜日更新添乗員や企画担当者が旅行に限らず
こんにちは。
酒びたりな私が愛してやまないお酒「日本酒」ですが、なんだか難しそう、大吟醸が良いのでしょ?となかなか敷居が高く感じていませんか。
日本酒って、一見すると難しそうに見えるかもしれませんが、実はとっても奥深くて面白い飲み物なんです。

まず、「特定名称」という言葉ですが、これは日本酒の品質や製造方法によって分類される、「味わいの基準」のようなものです。ワインでいう「A.O.C.」とか、ビールでいう「ラガー」や「エール」みたいなものと考えると、少しイメージしやすいかもしれません。
日本酒は、お米と水と麹というシンプルな材料で作られます。でも、その作り方や使うお米の種類、精米の度合い(お米をどれくらい削るか)によって、香りや味わいが大きく変わります。特定名称酒は、そういった「こだわり」が詰まった日本酒に与えられる名称で、大きく分けて8種類あるのですが、全部覚える必要は全くありません!まずは、代表的なものをいくつかご紹介します。
「吟醸」この名前を聞くと、「あ、なんか良いお酒っぽいな」って感じませんか?
その通り!吟醸系の日本酒は、小さなお米を半分近くまで削って(精米歩合60%以下)、低温でじっくりと時間をかけて発酵させる「吟醸造り」という特別な方法で作られます。
お米を多く削っている=雑味が少なく、香りが繊細になります。あの小さなお米をさらに小さく削っていく、すごい技術ですよね。吟醸系のお酒は、香りがとても良いので、ワイングラスで飲むとさらに香りが引き立ちます。

「純米」と聞くと、「純粋なお米?お米だけでできてるのかな?」って思いますよね。
その通り!純米系の日本酒は、醸造アルコールを一切添加せず、お米と米麹と水だけで作られています。
純米系のお酒は、冷やして飲むのはもちろん、常温や温めて燗にすると、また違った表情を見せてくれるものもあります。

日本酒が難しいと感じる一つに、同じ銘柄なのに様々な種類があることがあげられるのではないでしょうか。
例えば、「〇〇」という蔵元(酒造)が、同じ銘柄でこんな風に様々な種類のお酒を出していることがあります。

これは、同じ「〇〇」という銘柄なのに、特定名称が違ったり、特別な製法が加わったりすることで、香りも味も全く違うお酒になるんです。
まるで同じワイナリーが、カベルネ・ソーヴィニヨンを使った赤ワインと、シャルドネを使った白ワイン、さらにスパークリングワインも作っているようなイメージです。使うブドウの品種や醸造方法で、全く違うワインになりますよね。
日本酒もそれと同じで、使うお米の種類、精米歩合、酵母、そして造り方によって、同じ酒蔵から驚くほど多様な味わいのお酒が生まれます。
クリアで飲みやすい「吟醸系」、お米のコクをしっかりと感じる「純米系」
まずはさまざまな種類を試して、自分にぴったりの味わいを探してみてください。自分だけの「お気に入り」を見つける過程も日本酒の魅力の一つです。
ぜひ今日も素敵な晩酌を~

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