S-TRAINのお話

S-TRAINってご存じですか。
西武鉄道、東京地下鉄、東急電鉄、横浜高速鉄道が運行する座席指定列車です。土日には西武秩父や中華街へと直通運転するのでとっても便利。
先日も乗りたかったYOKOHAMA　AIR　CABINを乗りにS-TRAINでみなとみらいに行ってきました。（その話はまたの機会に）
今回はそんなS-TRAINのお話。

東急電鉄や横浜高速鉄道と西武鉄道、東武鉄道、東京メトロ（東急地下鉄）が直通運転を開始したのは2013年。
東急と西武の伊豆や箱根での争いは今でこそ歴史的な話になりつつありますが、旅行会社の社員として箱根や伊豆のご旅行をお勧めするうえで押さえておくべきポイントがあったりするので、直通運転が始まった際にはニュースにもなりましたが、私自身もびっくりしたことを覚えています。
そしてS-TRAINが運航したのは2017年。踏み込んだ提携にさらにびっくりしました。
（運航開始直後、何も用事がないのにすぐに妻と秩父や長瀞まで出かけたのはいい思い出です。）

通勤車両が転換して座席指定列車になる、TJライナーやTHライナー、Qシート、京王ライナーと一連のムーブメントを感じられる車両で、カップホルダーや電源も備えており、リクライニングこそないものの、座席も回転します。パートナーゾーンと呼ばれる多目的スペースやトイレもありファミリーでも便利です。
（実際先日飯能へ行った際には下の子がパートナーゾーンから動かず、ほとんどの時間をそこで過ごすことになりました）
私としてはもう少し乗車率が増えれば、いずれ前面貫通扉のあるラビューが東京メトロを経由して東急線内に入るといいな、と勝手ながら妄想しております。

西武秩父、中華街だけでなくムーミンパークのある飯能や渋谷や自由が丘といった街にも止まるので、皆様もぜひ一度お乗りになってみてはいかがでしょうか。