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イタリア旅行で味わう至福のジェラート体験

〜現地で発見した、本場の絶品ジェラートの魅力〜
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目次

フィレンツェとベネチアで見つけたジェラート

CIAO! アイス好きの皆さん、こんにちは!
高校時代にアイスクリーム屋でアルバイトをしていたほどアイスが大好きな添乗員Ayakoです。
今回は、イタリア旅行で出会った、本場のジェラートの魅力をたっぷりお届けします。

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フィレンツェのドゥオーモ前で出会ったジェラート屋

ドゥオーモ近くで味わった赤ワインソルベは、驚きの美味しさ。さっぱりしつつも深みのある味わいで、まさに大人のジェラート。
さらに、店内で焼き上げる自家製コーン。普段はカップ派の私も思わず選んでしまったのですが、これが大正解でした!
サクサクとした食感と甘い香りが、ジェラートの美味しさを何倍にも引き立ててくれます。

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迷路のような運河の街、ベネチアで見つけたジェラート屋

水の都で迷子になりながら辿り着いたお店には、色とりどりのフレーバーがずらり。定番から創作系まで、選ぶ楽しさも魅力のひとつ。
クッキーのトッピングも嬉しいサプライズで、食感のアクセントが最高でした。

知って楽しい!ジェラートの豆知識

ジェラートの起源には諸説ありますが、有力なのは16世紀のフィレンツェ。
メディチ家の宮廷で料理人が果物と氷を使った冷たいデザートを創作したのが始まりとされています。
その後、フランスに嫁いだカトリーヌ・ド・メディチがこのレシピを持ち込み、ヨーロッパ中に広まったと言われています。
つまり、ジェラートは“貴族の味”だったんですね。

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  • アイスクリームとの違いは「空気」と「温度」
    ジェラートとアイスクリームの違いは、単なる味や食感だけではありません。製法に大きな違いがあります。
    【空気含有量(オーバーラン)】
    ジェラートはゆっくり撹拌されるため、空気の含有量が少なく、密度が高くて濃厚。アイスクリームは高速で撹拌されるため、ふわっと軽い食感になります。
    【提供温度】
    ジェラートは−10℃〜−12℃で提供されるため、舌にやさしく、素材の風味がより感じられます。
    アイスクリームは−18℃以下で提供されるため、口に入れた瞬間の冷たさが強く、味の立ち上がりが遅めです。
    【脂肪分】
    ジェラートは4〜8%と低脂肪。アイスクリームは10〜18%と高め。だからジェラートはヘルシーで、夜でも罪悪感なく楽しめるのです。
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  • ”Artigianale”=職人技の証
    イタリアのジェラテリアでよく見かける「Artigianale(アルティジャナーレ)」という言葉。これは“手作り”や“職人による製法”を意味します。
    毎日店内で仕込まれるジェラートは、保存料や着色料を使わず、素材本来の味を大切にしています。まさに“食べる芸術”です。
  • 夜ジェラートはイタリアのライフスタイル
    イタリアでは、夜遅くまでジェラテリアが営業しているのが普通。ディナー後にジェラートを片手に街を歩くのは、イタリア人にとって日常の楽しみ。
    ライトアップされた街並みとジェラートの組み合わせは、旅の締めくくりにぴったりです。
    夜出かける際は十分にお気をつけくださいね!
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旅行者の皆さんへ:ジェラートを安心して楽しむためのアドバイス

イタリアのジェラートは本当に魅力的ですが、観光地では注意すべきポイントもあります。
せっかくの美味しい体験を台無しにしないために、以下のアドバイスを参考にしてください。

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  • 価格トラブルを防ぐには?
    【注文前に価格を確認】
    ショーケースに値段が書かれていない場合は、必ず店員さんに聞きましょう。「Quanto costa?(いくらですか?)」でOK。
    【サイズの確認】
    ジェラートはサイズによって価格が変わります。S・M・Lの表記がない場合は、「Piccolo(小)」や「Medio(中)」などで伝えると安心。
    【勝手なトッピング追加に注意】
    頼んでいないのにクッキーやチョコソースが乗っていて、追加料金を請求されることも。「Solo questo(これだけ)」と伝えると防げます。
  • 信頼できるジェラテリアの見分け方
    【地元の人が並んでいるお店は狙い目】
    観光客向けよりも、地元民が通うお店の方が味も価格も良心的。
    【“Artigianale”の表示をチェック】
    これは「手作り」の証。素材にこだわった本格派ジェラートが楽しめます。
    【老舗店は安定のクオリティ】
    創業年が書かれているお店や、長年続いているジェラテリアは信頼度高め
  • 旅の持ち物にひと工夫
    【ウェットティッシュ】
    ジェラートは溶けやすいので、手がベタついたときに大変便利です。
    海外はおしぼり文化がないので、旅行中のお食事の時にも重宝します。
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最後に、、イタリア旅行では、ぜひジェラート巡りを楽しんでみてください。
お気に入りのフレーバーや素敵なお店との出会いが、きっと待っています。
帰国後は、日本のアイスも違った目線で楽しめるかもしれませんね♪
Buon viaggio e buon gelato!(良い旅と美味しいジェラートを!)

この記事を書いた人
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Ayako
最近の趣味・ひとこと
旅先で新しくおいしいジェラート屋を発見すること/グルメなお店巡り
ジェラートは、旅の中で出会える小さな幸せ。次はどんな味に出会えるか、今から楽しみです!
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