旅なかま。 旅の輪で広がる、人生の彩り 毎週曜日更新添乗員や企画担当者が旅行に限らず
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チュニジアの南、砂漠の入り口 トズール

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オングエルジャメルの奇岩
トズールの町から約40分のところにある奇岩
オアシスの町の周辺散策
SF映画の舞台へ
まとめ

オアシスの町の周辺散策

オアシスと砂漠の両方を楽しめる場所

トズールは、チュニジアの南部の都市で、サハラ砂漠の北に位置をしています。今回は、そんなトズールから出発して周辺の散策をご紹介いたします。まずは、トズールの街をご案内しましょう。

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上からみたトズールの町
トズールの街は、レンガとナツメヤシの木を使った建物が多く、独特な景色を見ることができます。

トズールは街からすぐそばにオアシスがあります。街中から馬車に乗りオアシスの散策へと出かけました。

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馬車は4人用です。(イメージ)
日により乾燥していると少し土埃が気になるかもしれません。そんな方には、薄いショールやマスクがおすすめです。

オアシスの楽しみ方!

トズール近郊のオアシスは、町からも近く1万本あるといわれるナツメヤシの木が植えられています。オアシスは3段構造となっています。1番高いところに、ナツメヤシ。その下の開いた空間に、オリーブの木やザクロ等の果物の木、さらに開いた地面のスペースは、野菜畑に利用されています。少ない雨水や地下水をくみ上げて水路を上手に利用しています。
ナツメヤシの実は、チュニジアの特産品の一つです。私たちの訪れた11月はちょうど収穫の時期でした。収獲は、早朝から始まるということで、私たちが訪れた午後には、収獲したナツメヤシの実がトラックに積まれていました。登っているところをみたかった私たちでしたが、見ることができず残念がっていますと、一人の方が木登りを見せてくれました。

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オアシスのナツメヤシの木々
ナツメヤシの木は、5年目ぐらいから収獲が始まり、150年ぐらいまで収獲ができ、長いものは、樹齢200年になる木もあるそうです。
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御年63歳。ものの2分ぐらいで。。
後で腕の筋肉をチェックしましたが、意外にも柔らかい。小さい頃から登っていたので、コツがあるようです。

4WDに乗り換えて、砂漠への冒険へ

馬車から戻り、今度は、4WDに乗り換え、砂漠にでます。道なき道を行くーーー!という感じで、ドライバーさんが「少し揺らしても良い?」と聞かれましたが、わざと傾斜のある砂場などを走行しました。皆様、楽しまれていたようです。
最初に、到着したところは、ラクダ岩ことオング エル ジャメルの奇岩です。

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オング エル ジャメル
ラクダに見えますか?よく見ると、人が登っています。人の大きさと比べると奇岩の大きさがよく分かりますね。
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フロントガラスからの砂漠道走行の景色
何もない景色ですが、次は何が見えるのか、ワクワク感を誘います。

SF映画の舞台へ

次に見えてきたのが、ひろーい砂漠の中にいきなり登場。1976年の映画の撮影の為に作られたセットが見えてきます。「エピソード1」に登場する主人公の家があった場所です。帰りの機内の過ごし方は、これで決まり!とおっしゃった方が多かったです。

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主人公の家のある景色
映画の中と違い、通りには露店が立ち並んでいます。思わず、主題歌が頭に浮かんでくるのは、私だけでしょうか?

まとめ

今回は、チュニジアの南部の町、トズールのご紹介でした。チュニジアは、日本とはビザなし交流ができる歴史的つながりの深い国です。
また、チュニジア自体にも、ベルベル~カルタゴ~ローマ~アラブ~オスマン~フランス~チュニジアと長い歴史があり、その場所にはたくさんの遺跡や見どころがあります。是非、一度訪れていただきたい場所です。おすすめです。

この記事を書いた人
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山極 恵美
得意エリア
地中海の国々
好きな言葉:山本有三さんの「路傍の石」より「たったひとりしかいない自分を、たった1度しかない人生を、ほんとうにいかさなかったら、人間、生まれてきたかいがないじゃないか」
一期一会を大切にし、明るく積極的に添乗するをモットーにしています。
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